青年が先生にある日問うた。
「すべてはきまっているのだ、努力することもきまっているのだ、という教えがありますが、そうだとしますと、私、大変さびしくなってしまうんです。
天命を信じて人事を尽せ、という教えのほうがいいんですが」
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問:昔の講談に柳生十兵衛が気がおかしくなった時に、沢庵禅師が歌を書いて渡したという。“闇の夜になかぬ烏の声きけば生まれぬ先の父母ぞ恋しき”という歌を書いて渡した所が、それを考えているうちに頭の狂ったのが直ったという話ですが、
何か深い意味があるんでしょうか? . . . 本文を読む
(昨日のつづき)空というのは実にすごい言葉です。
私が修行中にいろんなことをしましたが、私が悟ってしまうとカルマが働けない、魔が働けないというので業想念が邪魔するわけです。
それでいろんなものが来て私を邪魔しようとしました。 . . . 本文を読む
倒れても倒れても、起ち上がり得る気力をもっている人は、
何事にも必ず大成する。
ところが生来の弱気の人もある。
何か事が起るたびに心が萎(しな)びてしまって、だんだん衰えてしまう。
そうした気力の弱い人でも、勇気のある人と同じように、
強く生きられる方法が一つある。
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(前略)唯物論の人にはわからないけれど、目に見えない世界の生物というのはたくさんいまして、それが味方になったり、仇をしてきたりするんです。
そこでそれを防ぐためには、守護霊さん守護神さん、どうぞみなさんによろしく云って下さいとお願いすることなのです。 . . . 本文を読む
問:先生の御本を三冊ほど拝見して、今日お伺いしましたが、
今まで想いに把われていましたが、御本を読みまして、
非常に気持ちが楽になりまして、今までと全く違った自分になってしまいました。
こういしたい、という気持ちも、先生のおっしゃる祈りで短かく簡単に出来ますので、
一日に何回かしていますと、こうしたいあゝしたいという気持ちが全然なくなってしまって、気持ちは楽なんですけれど、これで進歩しているのかしら、私はこれでいいのかしら、と想っておりますが? . . . 本文を読む
(前略)消えてゆく姿というものは赦しの言葉です。
しかし、そのまま放っておけば形の世界に100%出るものを、
形の世界に出ない前に10%で済ませる。
あるいは1%で済ませる、という方法が消えてゆく姿で
世界平和の祈りなのです。 . . . 本文を読む
(前略)私がここへ来ていることは、皆さんに完全円満という理想論をそのまますぐに
あらわさせようと思っているわけではないのです。
すぐ空になれ、とか、無為にしてなせ、とかいうことを云いに来ているのではないんです。 . . . 本文を読む
(前略)素直ということと反省ということは一つのことなのです。
素直であるから反省が出来るのです。
素直でない人は反省がないのです。
「これはいいんだ、おれは特別なんだからいいんだ」
「おれはこれだけの仕事をしているんだからいいんだ」
「こういう生まれつきだからいいんだ」とやる。
生まれつきなんていう業はあるわけがないのです。 . . . 本文を読む
真理に即した生き方とは、自分の心が宇宙全体と調和しているということです。
宇宙全体と調和しているとは、大自然と調和していることであり、
生きとし生けるものすべて一切のものと調和していることであり、
かつまた、自らの心そのものと調和しているということです。 . . . 本文を読む
(昨日の続き)富士聖地もまさにその働きを為さんとする場である。
富士聖地には、神秘力や霊性の開発だけを求める段階を超えた究極の真理に見せられた者だけが集まってくる。霊峰エベレスト以上の働きを為す場である。 . . . 本文を読む