Humoreske(小噺ひとつ)

ここでおひとつ、小噺をひとつ。
フモレスケはユーモアからきたことば。

原谷苑のおくりもの

2008-04-17 | すきなもの
前日の吉野歩きで、びっきびきの筋肉痛に襲われ、
ホテルでマッサージをお願いしました。

マッサージのおばちゃんとのトークで、
吉野に行ってきたって話をして、京都の
桜はもう終わっちゃいましたか?って聞いたら、
「原谷がいいわよ。でも場所は教えてあげない」と(笑)。。。

桜がスゴイと聞いて行かないわけにはいかないでしょう。
でも場所がさっぱりわからん(笑)。

朝食をとったあと、タクシーに乗り込み、
「原谷というところに連れてってください」とお願い。(笑)
京都の良いところは街の端から端まで走っても5,000円しない
ところ。それに運転手さんはよくよく場所を知っている。
走ること15分くらいかな。ひとつ山を登ったくらいの
ところに、原谷苑はありました。

こちらは私有地だそうで、普段は無料でお庭を開放。
ただ桜の季節には1,000円。満開の数日間は1,500円なんだ
そうで、「京都のモンは、カネはろうてまで見にはいかんわ」
という運転手さんの話でしたが、、、
いやーーーーーーびっくり。

1,500円の価値は充分にありました。

あとは、もう写真をご覧あれ。
360度ぐるりとまわってもどこもかしこも
桜やゆきやなぎ。レンギョウに椿が咲き乱れてるの!!

  


枝垂れ桜にゆきやなぎ。
なんだかあまりにもありすぎて、
桜の精霊でもひょろろろろろろろと出てきそうで。


  


枝垂桜の枝に包まれて、庭の中は花の甘い香りと土の香りで
いっぱいなのです。



 

うわぁ。。。。


 


すごい。。。


 



それしかコトバが見つからないんです。

 

吉野桜よりも色が濃いため、写真にも撮りやすいのです。
それに他の植物の色とのコントラストもきいてるしね。


 

あうぅ。。


 


色々桜を求めてきたけれど、
これだけの分量(ほんと「量」ってかんじ)の
さくらをみるのは初めてかもしれません。

数は吉野のほうがおおいんだと思うんですが
なんだろうなぁ。ヨシノザクラがあでやかな
振袖ならば、ここの桜は十二単みたいなもの。


 


人間、一気に美しい光景見ちゃったら死んじゃうかも。

 


ほわぁああと心も桃色に染められて、
引き続き向かいしは、、、仁和寺。。。


そこには、ふたたび、われわれを
桜がまっていたのでした。。。(つづく)

























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