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山下達郎私設ファンクラブがお送りする音楽番組です。

暮しのサイケ日記「夏の後悔、秋の楽しみの巻」(サイケ)

2007-08-25 06:40:47 | Weblog
それにしても、昨日会社から自転車で帰ってきたら、もう陽が翳るとだいぶ涼しくなっていることに改めて気付かされる。昨日は途中でMP-3プレーヤーがバッテリー切れで止まってしまったのだけど、音のない状態で走っていると、虫が鳴いているのがあちこちから聞こえてきてきた。自然は本当に正直だ。もう完全に秋の気配が忍び寄っている。

今年の夏は忙しかった上にやたらと暑く、何だかちゃんと音楽も聴けなかったのだけど、こうしてやや落ち着いた状態で考えてみると、スカのコンピの「Dance Crusher」だとか、キング・サニー・アデのナイジェリア盤アルバムだとか、トリニダード・スティール・バンドのアルバム(何処にあるのか見つからない!!)といった、我が家の夏の定番を聴くことすら忘れていた。こういうアルバムは暑い時期こそ、という思いも強いので何だか後悔しているのだ。

これからは音楽もじっくり聴ける良い時期なので、ちょっとしっとり落ちついて感じのアルバムでも・・・と思っていた矢先に、良いものを見つけたので即買いしてしまった。ブリティッシュ・トラッド/フォーク界の歌姫、アン・プリッグスの1971年のアルバム「The Time Has Come」である。何と紙ジャケットによる再発である。快挙♪このアルバム確かなかなかのレア・アイテムなはずで、以前からコレクターの間では非常に人気の高いアルバムだ。うーむ、なんと言ってもジャケットが良いねぇ。雑木林を背景にポーズを決めて立つアン・プリッグス嬢のポートレイト。皆さん、お手に取って彼女の胸元に注目!人気の半分はこのジャケのノーブラの胸元にあるに違いないぞ(笑)。

もちろん、あのバート・ヤンシュにトラッド・ナンバーの手ほどきをし、ブリティッシュ・トラッド界の大御所A.L.ロイド師に師事したという本格派だ。その内容も素晴らしい。ほぼ全編彼女のギターかブズーキによる弾き語りで、トラッド・シンガー的な堅苦しさを感じさせない、凛として涼しげで、背筋が伸びるような力強さも感じる素敵な歌声を聴かせてくれる。おお、失礼した。人気の大半はやはり素晴らしい音楽的な内容にあったのね。夏の暑い時期に聴いても清涼剤的に良かったかもしれないが、やはりこういう歌声はこれからの夜長にじっくりと向き合うべきだろう。今年はヴァシュティ・バニアンとかキャサリーン・ハウとか、この手のブリティッシュ・フォーク界の幻の歌姫達のアルバムや、アメリカ南部の女性シンガー達のアルバムが結構手に入っているので、これからの時期は彼女達のアルバムをもう一度じっくりと聴いてみようかなと思っているところだ。

と、尼損チェックしたら、何と何とあのリビー・タイタスのアルバムも紙ジャケ再発

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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
紙ジャケ派の (テキサス)
2007-08-25 13:38:24
アニキは狙えるものが沢山あって羨ましいです。リビータイタスも紙ジャケじゃなければ今すぐ買うんですけど(笑



アンブリッグスいいですねぇ。左胸もさることながら(笑)、アニキのおっしゃる通り歌がいいです。
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秋の女性ヴォーカル (LONER)
2007-08-25 19:33:01
ジュディ・シルの『ライヴ・イン・ロンドン~BBCレコーディングス72~73』もいいですよ。

アン・ブリックス、すぐ発注しました(笑)。
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まあまあ (サイケ)
2007-08-25 22:18:04
>テキサス様
そう、紙ジャケを嫌うでない。
日本の紙ジャケは世界に誇れるぞ。
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もうすぐ秋ですね (クロム)
2007-08-25 22:18:35
確かに秋には女性ボーカルが似合うかもしれませんね~。
カレン・ダルトンの62年ライヴってのが、かな~り気になってるんですが、まだ未入手・・・。
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そら賢明ですわ (サイケ)
2007-08-25 22:19:32
>Loner様
限定っぽいですからね。
すぐ発注は賢明です。内容は文句なしですから。
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女性ボーカル (サイケ)
2007-08-25 22:31:54
>クロム様
何となく秋の気分ですよね。
カレン・ダルトンも良いですねえ。
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