サザン・ソウル・ブームは、(昨日はちょっと寄り道したものの)マッスル・ショールズあたりから俄然スワンプ・ロック方面へホコ先が向きつつある。
とにかくここのスタジオとハウス・バンドを使った作品には傑作が多い。ちょっと我が家のレコード棚を探しただけでも、昨日のドニー・フリッツやシェールを除いたとしても①バリー・ゴールドバーグ、②ゲリー・ゴフィン、③マイク・フィニガン、④ボズ・スキャッグス、⑤ロッド・スチュアート、⑥レヴォン・ヘルム、などのアルバムがすぐ出てくる。
おまけにこのスタジオで豪快なスライド・ギターを披露していたのは、かのデュアン・オールマンなわけで、ここからオールマン・ブラザーズ・バンドをはじめとするサザン・ロック方面や、さらにはハウス・バンドの面々までは使わなかったものの、ここのスタジオで名曲『Brown Sugar』をものにしたローリング・ストーンズや、このスタジオのリズム・セクションを伴ってツアーにまで出てしまった、スティーブ・ウィンウッドが在籍したトラフィックといったイギリス勢までもアプローチが可能となるほどだ。
例えばマイク・フィニガンなどは1970年代中期のデイヴ・メイスン・バンドを支えたキーボーディストなので、そこからマイク・フィニガン→デイヴ・メイスン→エリック・クラプトン→デラニー・ブラムレット→ボニー・ブラムレット→リトル・フィート→ロバート・パーマー→ミーターズ→アラン・トゥーサン→ザ・バンド→ボブ・ディラン・・・などと辿って行くことも可能なのだ。どうよ、このつらなり!!去年番組で特集したスワンプ・ロックにはこういう流れもあるのだよ。
このことからも、サザン・ソウル・サウンドが、いわゆるスワンプ・ロックと呼ばれたアメリカ南部のフィーリング溢れるロック・サウンドのお手本の一つとして機能したことに疑う余地はない。もちろんどのアルバムも名演揃い♪結局、ソウル、ロック、カントリーなどと便宜上ジャンル分けされたりしていても、アメリカ南部という豊潤な音楽的土壌の上では、お互いに影響し合い、色々なものを吸収し合って進化して来たということなのだ。
そもそも現在の番組の特集テーマである「ロックン・ロールの誕生」が同じようなことなのだ。アメリカ南部という豊潤な音楽的土壌の上で様々な音楽が、お互いに影響し合い、色々なものを吸収し合って誕生したポップ・ムーブメントがロックン・ロール。つまりは合言葉の「バック・トゥー・ルーツ」とは、アメリカ南部の音楽世界を解きほぐすことに他ならないということなんだなぁ。
とにかくここのスタジオとハウス・バンドを使った作品には傑作が多い。ちょっと我が家のレコード棚を探しただけでも、昨日のドニー・フリッツやシェールを除いたとしても①バリー・ゴールドバーグ、②ゲリー・ゴフィン、③マイク・フィニガン、④ボズ・スキャッグス、⑤ロッド・スチュアート、⑥レヴォン・ヘルム、などのアルバムがすぐ出てくる。
おまけにこのスタジオで豪快なスライド・ギターを披露していたのは、かのデュアン・オールマンなわけで、ここからオールマン・ブラザーズ・バンドをはじめとするサザン・ロック方面や、さらにはハウス・バンドの面々までは使わなかったものの、ここのスタジオで名曲『Brown Sugar』をものにしたローリング・ストーンズや、このスタジオのリズム・セクションを伴ってツアーにまで出てしまった、スティーブ・ウィンウッドが在籍したトラフィックといったイギリス勢までもアプローチが可能となるほどだ。
例えばマイク・フィニガンなどは1970年代中期のデイヴ・メイスン・バンドを支えたキーボーディストなので、そこからマイク・フィニガン→デイヴ・メイスン→エリック・クラプトン→デラニー・ブラムレット→ボニー・ブラムレット→リトル・フィート→ロバート・パーマー→ミーターズ→アラン・トゥーサン→ザ・バンド→ボブ・ディラン・・・などと辿って行くことも可能なのだ。どうよ、このつらなり!!去年番組で特集したスワンプ・ロックにはこういう流れもあるのだよ。
このことからも、サザン・ソウル・サウンドが、いわゆるスワンプ・ロックと呼ばれたアメリカ南部のフィーリング溢れるロック・サウンドのお手本の一つとして機能したことに疑う余地はない。もちろんどのアルバムも名演揃い♪結局、ソウル、ロック、カントリーなどと便宜上ジャンル分けされたりしていても、アメリカ南部という豊潤な音楽的土壌の上では、お互いに影響し合い、色々なものを吸収し合って進化して来たということなのだ。
そもそも現在の番組の特集テーマである「ロックン・ロールの誕生」が同じようなことなのだ。アメリカ南部という豊潤な音楽的土壌の上で様々な音楽が、お互いに影響し合い、色々なものを吸収し合って誕生したポップ・ムーブメントがロックン・ロール。つまりは合言葉の「バック・トゥー・ルーツ」とは、アメリカ南部の音楽世界を解きほぐすことに他ならないということなんだなぁ。