僕の昼飯はいつも持参する弁当なのだけど、事情により昨日は外食することになっていたので、ここのところ支出も嵩んでいるから立ち食いの蕎麦などで簡単に慎ましやかに済まそうと昼にいそいそと出かけた。会社から札幌駅前のデパート群へ向かった方に割りと美味しい蕎麦を出す立ち食い蕎麦屋があるので、そこにしようと思ったのだ。
テクテク歩いて蕎麦を食べ、さて戻ろうかと思った矢先にここまで来たのならたまにロ○トでも覗いて行こうかと、蕎麦屋から出向いたが・・・これが間違いだった!
ロ○トの地下入り口から入ると、売り場案内には何と隣接する西武デパートの地下2階で『中古レコード・CDバーゲン』の文字が!おーっ、何でこんなところでそんな催しを、あっそうか山○楽器か、と1人納得しつつ、まぁどうせ大したものはないだろうと、先日もこのパターンだったことなどまったく忘れたまま売り場へ向う。地下2階の半分ぐらいを占めているバーゲン会場を良く見ると、時々冷やかしに出向く駅前のファ○ブ・レコードの店主がこっちを見て『ニカッ』と笑ってやがる・・・。「あっ、あんたの店の在庫処分だったか。」とちょっとは警戒モードに入りつつ、3枚で500円の特売コーナーだけ冷やかして立ち去ろうと思い手早くてエサ箱をチェックし始める。
ところがこの特売コーナー時々「アッ!」「エッ!」「うーむ・・・」というブツがポロッと出てくるのだ。昔のキャニオン・レコードのオムニバスでSwinging Blue Jeans、Troggs、Lonnie Macなどがごっちゃに入っている「Oldies Super Hits」やThe Every BrothersやJohnny Tillotsonなどが所属していたCadence Recordsのオムニバスである「Cadence Classics Vol.3」などは「そういえば以前オールディーズのオムニバス盤のデッド・ストック大量に仕入れたと言ってたなぁ、ジャケの美しさから見てもこれは絶対にそうだ。」と思い出し、素早くレコードをチェックしてもピカピカのミント!そうこうしているうちにDave Masonの1973年の5枚目のソロ・アルバム「It's Like You Never Left(邦題:忘れえぬ人)」なんかも見つけたりして、これも盤質は悪くなく、結局これで500円なら良いかとレジへ向かおうと振り向いた先には・・・。
そこは『Soul Singer Male』と書かれたコーナーで、何気なく数枚めくるとBobby Charlesのチェス時代の音源を集めてP-Vineから出ていた八木さんのピンクのフラミンゴのイラストの「Hark Back To The 60's」がっ!値札は2,800円。むーちょっと高いと思い、手にした盤を即戻す・・・ところが店主、この一連の動きをしっかり見ていやがった。すかさず「今これ見てたでしょ!美品だよ、買ってよ!」とブッ飛んで来て隣にすり寄って来やがる。「しまった、見張られてた!」と思ったもののここは冷静に対処しなくてはと思い、「高いよ、その値段じゃ買えナーイ。」と切り返す。店主すかさずにやりと笑い「値引くからさぁ♪2,500円でどう?」とさらに詰め寄る。「いや、今日は止めとくわ。」と応酬してレジへ向かおうとすると、「えーっ・・・じゃ2,000円にするからさぁ♪ホラ、赤ペンで値段書き直すから。」と勝負をつけに出てきやがった。こっちとらあんたがこれはというブツの値段は2,000円より絶対下げないことなんざ、とっくにお見通しでぃっ!わざと逡巡してるフリしてゆっくり振り向いて「・・・2,000円?うーん、しっかたねぇなぁ・・・。」と精一杯強がっては見るものの「早く値段書き換えてよ。」としっかり握り締める。結局4枚しめて2,500円、1枚あたり600円弱だ。悪くはない。
さらに後ろからトドメの一撃とばかりに「このフーのEPコレクションのLP新品のデッド・ストックなんだけどこれも2,000円で良いよ。」と食い下がる店主に、「フーはボックスがあるから要らねーよ。」冷たく言い放ち、「もう付き合ってたら金が幾らあっても足らんわ。」と金を支払って歩き出す。その後ろからさらに「フリーのセカンドの帯つきのデッド・ストックもあるよー。」と叫ぶ声が・・・フリーもボックスあるんだよっ、と心の中で叫び返してもう振り向かない・・・。
何で冬の真昼間っから汗だくになって買い物してんだ、俺・・・と、あっといけね、もう昼休み時間過ぎてんじゃん!と駆け足でさらに汗だくとなり・・・まったく煩悩は向こうからぶつかって来るのだよ。慎ましやかな昼飯にしようと思った挙句がこの始末だ。ところで店主あんたよぉ、3枚500円の特売コーナー以外は全然バーゲン価格になんかなってなかったジャンかよぉ~。とほほ・・・。
テクテク歩いて蕎麦を食べ、さて戻ろうかと思った矢先にここまで来たのならたまにロ○トでも覗いて行こうかと、蕎麦屋から出向いたが・・・これが間違いだった!
ロ○トの地下入り口から入ると、売り場案内には何と隣接する西武デパートの地下2階で『中古レコード・CDバーゲン』の文字が!おーっ、何でこんなところでそんな催しを、あっそうか山○楽器か、と1人納得しつつ、まぁどうせ大したものはないだろうと、先日もこのパターンだったことなどまったく忘れたまま売り場へ向う。地下2階の半分ぐらいを占めているバーゲン会場を良く見ると、時々冷やかしに出向く駅前のファ○ブ・レコードの店主がこっちを見て『ニカッ』と笑ってやがる・・・。「あっ、あんたの店の在庫処分だったか。」とちょっとは警戒モードに入りつつ、3枚で500円の特売コーナーだけ冷やかして立ち去ろうと思い手早くてエサ箱をチェックし始める。
ところがこの特売コーナー時々「アッ!」「エッ!」「うーむ・・・」というブツがポロッと出てくるのだ。昔のキャニオン・レコードのオムニバスでSwinging Blue Jeans、Troggs、Lonnie Macなどがごっちゃに入っている「Oldies Super Hits」やThe Every BrothersやJohnny Tillotsonなどが所属していたCadence Recordsのオムニバスである「Cadence Classics Vol.3」などは「そういえば以前オールディーズのオムニバス盤のデッド・ストック大量に仕入れたと言ってたなぁ、ジャケの美しさから見てもこれは絶対にそうだ。」と思い出し、素早くレコードをチェックしてもピカピカのミント!そうこうしているうちにDave Masonの1973年の5枚目のソロ・アルバム「It's Like You Never Left(邦題:忘れえぬ人)」なんかも見つけたりして、これも盤質は悪くなく、結局これで500円なら良いかとレジへ向かおうと振り向いた先には・・・。
そこは『Soul Singer Male』と書かれたコーナーで、何気なく数枚めくるとBobby Charlesのチェス時代の音源を集めてP-Vineから出ていた八木さんのピンクのフラミンゴのイラストの「Hark Back To The 60's」がっ!値札は2,800円。むーちょっと高いと思い、手にした盤を即戻す・・・ところが店主、この一連の動きをしっかり見ていやがった。すかさず「今これ見てたでしょ!美品だよ、買ってよ!」とブッ飛んで来て隣にすり寄って来やがる。「しまった、見張られてた!」と思ったもののここは冷静に対処しなくてはと思い、「高いよ、その値段じゃ買えナーイ。」と切り返す。店主すかさずにやりと笑い「値引くからさぁ♪2,500円でどう?」とさらに詰め寄る。「いや、今日は止めとくわ。」と応酬してレジへ向かおうとすると、「えーっ・・・じゃ2,000円にするからさぁ♪ホラ、赤ペンで値段書き直すから。」と勝負をつけに出てきやがった。こっちとらあんたがこれはというブツの値段は2,000円より絶対下げないことなんざ、とっくにお見通しでぃっ!わざと逡巡してるフリしてゆっくり振り向いて「・・・2,000円?うーん、しっかたねぇなぁ・・・。」と精一杯強がっては見るものの「早く値段書き換えてよ。」としっかり握り締める。結局4枚しめて2,500円、1枚あたり600円弱だ。悪くはない。
さらに後ろからトドメの一撃とばかりに「このフーのEPコレクションのLP新品のデッド・ストックなんだけどこれも2,000円で良いよ。」と食い下がる店主に、「フーはボックスがあるから要らねーよ。」冷たく言い放ち、「もう付き合ってたら金が幾らあっても足らんわ。」と金を支払って歩き出す。その後ろからさらに「フリーのセカンドの帯つきのデッド・ストックもあるよー。」と叫ぶ声が・・・フリーもボックスあるんだよっ、と心の中で叫び返してもう振り向かない・・・。
何で冬の真昼間っから汗だくになって買い物してんだ、俺・・・と、あっといけね、もう昼休み時間過ぎてんじゃん!と駆け足でさらに汗だくとなり・・・まったく煩悩は向こうからぶつかって来るのだよ。慎ましやかな昼飯にしようと思った挙句がこの始末だ。ところで店主あんたよぉ、3枚500円の特売コーナー以外は全然バーゲン価格になんかなってなかったジャンかよぉ~。とほほ・・・。