映画「クラウドアトラス」

こんばんは

今日は暑いくらいの一日でしたね

それでも明日から

気温が下がるようです

気温変化が大きいときは

体力も気力も使い疲れやすくなります

無理をしないで行きましょう


たましいの輪廻転生をテーマにした

小説を映画化した

「クラウトアトラス」

観に行ってきました



172分という長丁場の映画ですが

その時間を感じさせないほど

映画の中に入り込んで観ました

6つの違う設定のストーリーが

展開される中で

登場する人物たちのたましいのつながりが

なんとなく見えてきて

時空を超えた、たましいの学びの冒険を

飽きることなく堪能しました


感じたことはたくさんありますが

的確な言葉が今、見つからないので

あれこれ書くのをやめておきます


輪廻転生をテーマにしていますが

前世の記憶やカルマについては

深入りしていません

たましいのつながりを時空を超えた旅として

描いていると思いますから


観たあとで原作を読まれたほうが

死生観や人間の感情について

深く感じられるのではとも思います


実は、観る前に原作を読み始めていたのですが

とても長い物語で描写も細かく

文字だけを追うよりも

先に映画を観るほうが

わかりやすいかなと思い直し、観に行きました

でも、そのほうがよかったです

ストーリーのつながりが

わかりやすくなったし


ある時代に生きた人物が

違う時代に転生して違う人物になりますが

同じ役者さんが演じているので

性質の連鎖がよくわかります

キャスティングも役柄にあった印象を持てましたし

演技も素晴らしいと感じました


活字で読み解くのは面白いですが

この作品は映像で観ると

たましいの学びから気づきへと

変化していく様子を

受け取りやすいなあとも感じました

欲望を抑えきれない登場人物から

たましいの学びについての示唆を

わかりやすく与えてくれるようにも思います

まだ原作を読まれていない方は

先に映画を観てから読むと

ストーリーの中にある深い部分や

行間にある作者の訴えたいことに

洞察力が働くのではないでしょうか


ところで、「クラウド・アトラス」というタイトル

直訳すると曇ったアトラス
（ギリシャ神話に出てくるオリンポスの神々に敗れ罰を与えられた神）

どんな意味かしら、と思っていたのですが

ストーリーが進んでいったら

わかりました




観てこられた方はぜひ

感想コメントを教えてください