二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

螺鈿の切り端その後

2017年03月27日 | 日記

二鶴工芸です。
過日に記載した螺鈿の切り端のガラス皿が仕上がってきました。
思っていたよりも難なく仕上がったので、逆にびっくりです。
ホログラムもやられることなくキラキラしています。
この前の投稿のあと、もう少し加工を足してみました。
全体に金砂子を振って、上から真綿を貼りつけました。
ちょっと個性が出たかと思います。
背景が白地と黒地で撮っています。
黒地だと裏面の樹脂加工の模様と加工前のガラス裏面の樹脂の刷毛目が若干出てます。
それがちょっと難点です。
それ以外はほぼ大丈夫でした。
ただこの螺鈿は加工でほぼ使ってしまったので、この一点のみの制作になりました。
約20cm角の角皿です。
一応、今後の展示会の発表予定の作品のひとつにします。

この方法は他の加工でまたやるかもしれないです(^o^)
※画像ではわかりにくいですが、金砂子は全体に振っています。