二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

御朱印

2015年05月29日 | 日記

二鶴工芸です。
昨日の地元の新聞記事です。
御朱印が空前のブームのようです。
特に若者たちに。
歴女を生み出した戦国ブームやパワースポット人気の延長線上と考えらるようです。
また1点ずつが手書きなのも魅力なようです。
各社寺の営業努力もあるようです。
前回の刀女子も含め、若い年代層が自国の文化や伝統に興味を持つことは良い傾向だと思います。
また今回の件とは関係ありませんが、あるセミナーでの話で首都圏でのざっくりとした集計では団塊の世代の約25%の方が伝統工芸品や着物・伝統文化に興味があるとの回答でした。
何人のうちの25%とかはわかりませんが。
ざっくりした数字とはいえ、4人に1人というわけです。
退職して何もする事がなくなると自国の文化や伝統といったものにもっと知りたい・楽しみたいとか工芸品を買いたいという意欲が湧いてくる方が25%です。
が!です。
その次の世代以降はヤンキー化しているそうです。
ヤンキー化!?
何か違う表現はないのか?と聴きながら思っていましたが。
でも何となくわかるような気がする。
「ワルい」がかっこいい
友人などの限られた人間関係重視
地元志向が強い
ものごとを深く考えない
などだそうです。
このヤンキー化は今後避けられないそうです。
その世代が退職した後、そんな心境になるのかどうか!?
そういう意味では今回の若者たちがそのまま日本の文化・伝統に興味を持ち続けて欲しいと願うところです。