押忍
４月２日（土）
日立産機システム体育館で行われた千葉県本部臨時審査会にて
新しく初段に合格した生徒を紹介しよう。
小学６年生 栗原大季
苦労してやっと取った黒帯、大事にしてくれよ
これからは後輩の面倒も見て、立派な先輩になってくれよな
おめでとう
一般の部 山崎真之さん
消防士のザキヤマさん、激務の合間をぬって稽古にはげみ
念願の黒帯取得
最高にカッコイイっす
おめでとうございます
もうすぐ６月の審査会です。
しっかり稽古して、先輩達に続いて下さい
そう、あれは６年前の２００５年、第４８回全国空手道選手権大会の事である。
私はこの全国大会で初めて都道府県対抗団体形の千葉県代表メンバーに選ばれた。
これまで千葉県チームは４連覇を達成しており、５連覇の懸かる大事な試合の代表に選ばれたのである。
他のメンバーは全国大会常連のＯ石選手とＮ本選手
形は千葉県のお家芸である「雲手」
当初は千葉県代表のスピードについて行けず、合同稽古では当時の根本本部長に
集中的に指導いただき、足がガクガクになるまで稽古をした。
全国大会当日は、頭が真っ白になるほどド緊張したが、
必死の練習の甲斐があって、見事優勝し５連覇を達成する事ができた。
２日目は日本武道館で、個人戦が全て終了した最後に表彰式があった。
用事があって来れない他の２人のメンバーに表彰式を託され
一人で表彰台の一番高い所に立ち、中原協会会長から伝統ある協会全国のメダルと
ズッシリと重い優勝カップを手にしたのであった。
初めて貰う全国大会のメダルとカップ。
本当はしみじみ眺めたいのだけれど、他の人もいる手前、ポーカーフェイスでチラッと見ただけで
「家に帰ってゆっくり堪能しよう...」
と心の中で思い、メダルとカップを箱の中にしまった。
日本武道館のある九段下まで電車で来ていたが、そのでかくて重い箱を持って帰るつもりでいた。
しかし、事の流れで車で来ていた団体にそのカップとメダルを持って帰ってもらう運びとなった。
「ゆっくり堪能するのはちょっとおあずけか...」
と少し残念に思ったが、あれを電車で持ってかえるのも大変だとも思い家路についた。
しばらく経って預けた先にカップとメダルの事を尋ねると、なんと
「ない！」
との回答
「えーーーーーーーー！！！！っ」
苦労して手に入れたメダルとカップが、何処に行ったか分からなくなってしまったと言うのだ。
一度はこの手にしたものの、まだ良く見ていなかったのに...
こんな事なら人目もはばからずカップをジロジロ見、メダルに頬ずりしておけば良かった...
何より自分で抱えて電車で帰ればよかった...
せめてメダルだけでも持って帰ればよかったetc...
と後悔ばかり出てくる。
共に戦った２人のメンバーにも悪い事をしてしまったと、その事を伝え謝罪した。
その後、事ある毎に
「ないかなぁ～？」
と尋ねたが、いずれも回答は同じだった。
もうあきらめていた...
昨年の５３回全国大会で花見川支部、千葉県共に銀メダルを獲得した。
銀メダルを２枚首からぶら下げ、今度はしみじみ眺めた。
でも心の中で金色に輝くメダルの事を思い出していた。
今年の２月、私の携帯に一本の電話が入った
６年前に預けた団体に所属するＧからだ
「先輩、メダルとカップが見つかりました」と
「えっ、マジかそれは！！」
「はい、３月１２日の審査会の時に持って行きます。」
「おお、そうか、頼むぞ」
とある倉庫を整理していたら偶然出てきたそうだ。
今まで忘れていた事だが、その一言で
「またアイツらに会いたい...」
という気持ちがよみがえり、３月１２日の審査が待ち遠しくて仕方がなかった。
審査会の前日３月１１日、東日本大震災が発生
東日本が悲惨な状態になり、１２日は審査会どころではなくなり中止になった。
当然おあずけをくらってしまった。
しばらくして、臨時審査会が４月２日に行われる事になった。
「今度こそ、Ｘデーは４月２日だ...」
この日の審査会が待ち遠しくて仕方がなかった。
審査会当日、会場に向かう車の中で一本の電話が入った。
電話の相手は資格部のＯ石君だった。
「先輩、今日Ｇは発熱の為休むそうなんで、組手の補助員お願いします！」
「オッ...オス.....」
ただただ絶句
「一体、いつになったら...」
再三再四の期待が全て無になっている...なんて遠いんだ...
空手でも常に子供達に
「待っててはダメだ、攻めろ！」
と言ってきた自分が今「待ち」になっている事にふと気付いた。
「そうだ、自分から取りに行こう」
Ｇが土曜日の朝、我が家の近くで稽古している事は知っていた。
ただなかなか都合が付かない。
「４月３０日の土曜、この日がちょうど空いている...」
Ｇに電話しこの日に行く事を伝えた。
当日、好天に恵まれＧの道場まで車で向かった。
途中道に迷い、またイヤな予感がしたがなんとか到着。
Ｇの車のトランクにそれはあった。
「やっと会えた...」
箱の蓋を開けると、光輝く優勝カップと金メダル。
６年ぶりにカップを手に取ると
「こんなに大きく重たかったか？」
もうその感触すらも忘れていた。
遠く遠く、やっとたどり着いた涙の再会であった。
おわり
押忍
やって来ました
毎年５月は恒例のHanamigawa Outdoor Party(HOP 愛称・ホップ)です
今年は１５日（日）の開催です
この日の朝6：58、まだ爆睡していた私の携帯にメールが入った
メールの発信元は枌ママ
「今、淳一郎と克志二人で場所取りに出掛けました。」と...
毎年一番乗りだった私が完全に遅れを取ってしまった
慌てて飛び起き支度をすませ出発
前日に荷物を車に詰め込んでいたのでスピーディーに出掛ける事が出来た
花島公園に着いたら淳一郎さんと克志がお待ちかねで、
そのあとコダマッチとマサユキッチが登場し
１００人近くの参加者を向かい入れる為の準備を始めた
一番乗りの子供達 ぞくぞく集まって来ます
会場完成
一足お先に
長縄跳びでお腹を空かせて
古宇田先生の挨拶でＨＯＰのスタートです 健竜わかるかな？
ごちそう美味しいけど、早く遊びたい～
私達キャワユイ？
気持ち良くて飲み過ぎないように
お酒もあるよ
子供達は今年もすばやく食事を済ませ、ザリガニ釣りに夢中
パンツマン
まだまだ呑むわよ
ゴリラーマン発見
自然な感じでって言ったのに... も～、ぐでんぐでんよ
今年も豪華景品が当たるビンゴ大会！ 和馬と千夏は引きが強いね～
八木田さん、いつも差し入れありがと～
那巴の手作りクッキーの差し入れ美味しかったよ
そろそろ宴も終盤 光矢、見えてるよ...
気持ち良さそうな古宇田先生の挨拶です。 最近、女の子達に人気
の竹内先生の三本締め
楽しい時間はあっという間
朝から夕方の６時まで遊んだ子供達は、まだ遊び足らない様子...恐るべし...
また来年楽しみにしててね～
協力してくれた皆さん御苦労さまでした。
お陰さまで大成功でしたね
押忍
寒暖の差が激しいですが、いかがお過ごしでしょうか？
４月に新しく花見川支部の一員になった生徒を紹介しよう
上野 航平君
愛知県名古屋市から引っ越して来た、畑小学校５年生。
空手は「名古屋中川支部 松濤塾」で、坂倉師範に師事する。
現在初段
趣味は釣り
今後の目標は大会で優勝する事だそうだ。
名古屋中川支部は毎年の全国大会や、松濤杯（協会世界大会）に
多くの選手を出している強豪道場です。
これからは花見川支部の一員として、全国大会を目指して頑張るそうです。
よろしくね～
押忍
千葉県大会の結果発表で～す
今回の試合では、花見川道場から２２名、畑道場から１３名
合計３５名の選手と、団体戦２チームを送り込みました
１３名もの選手を送り込めるように成長した畑道場はこの日が４周年というメモリアルデー
その記念すべき日の大会で、選手達は大変良い成績を修めてくれましたので発表します
小学１・２年「形」優勝 小学１．２年「形」敢闘賞
渡辺未来 伊藤晋太郎
小学１・２年「組手」敢闘賞 小学３年生男子「形」準優勝、「組手」優勝
渡辺萌 山崎夏果
小学３年生男子「組手」第３位 小学３年生男子「形」敢闘賞
藤江英嗣 竹内匠
小学３年生女子「形」敢闘賞 小学３年生女子「形・組手」敢闘賞
三枝美月 古宇田朱珠
小学４年生男子「組手」敢闘賞 小学４年生女子「形」敢闘賞「組手」準優勝
中村快 天野千帆
小学５年生女子「組手」第３位 小学６年生男子「形」準優勝「組手」敢闘賞
藤江香那 枌克志
小学６年生男子「組手」敢闘賞 小学６年生男子「組手」敢闘賞
栗原大季 岡島圭佑
小学６年生女子「形」優勝「組手」第３位 中学１年生女子「形」準優勝「組手」敢闘賞
天野優海 阿部玲巳
中学１年生女子「組手」敢闘賞 中学３年生男子「組手」敢闘賞
富塚美帆 富塚史哉
中学３年生男子「組手」敢闘賞 中学３年女子「形」第３位「組手」敢闘賞
北山啓太郎 枌唯香
一般男子「形」第３位 天野指導員
一般団体「形」優勝 花見川支部Ａ（矢部、天野、上山）
金メダル４個、 銀メダル４個、 銅メダル5個 メダル合計１３個
敢闘賞１６個という好成績に終わりました。
入賞した選手の皆さん、おめでとう
新羽田国際空港
花見川支部の「美少女時代」 
選手の皆さんお疲れ様でした。
今回入賞出来なかった生徒も、この経験は決して無駄にならないから肩を落とさないでね
入賞した先輩達も、最初はそんなもんだったんだ。
そして「次こそは...」と言う熱い闘志を胸に稽古に励んで強くなっていったんだよ
だから次の試合は今回よりも上を目指す目標を持って頑張っていこう
朝早くから会場の設営、コート係、応援を頑張ってくれた父母の皆さんも
大変お疲れ様でした。
また御協力をお願いします
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