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てのしごと~ながくて風土~

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手持ちの型に対する山型食パンの生地の適正量を考えてみた。

2020年06月14日 | 素朴なおやつ、素朴なパン

食パンは、子どもたちが小さいころ、十数年前はたまに焼いていましたが、子どもの数も増え大きくなってきてからは、時間の余裕もなくなってきて、食パンではなく個数をたくさん焼いて、焼いたそばからすぐ食べられるようにし、冷ましたり切ったりする手間を減らすようになってきました。

もうひとつ、あまり食パンを焼かなくなった理由は、我が家は転勤族で狭い賃貸住宅暮らしで台所ももちろん小さくて、小さなオーブンは庫内の高さがなく、パン生地のてっぺんが電熱線に近づきすぎて、毎回焦がしそうになりハラハラするということです。

…というわけで、食パンづくりからなんとなく遠ざかってしまっていましたが、型を目にすると、食パンたまには作りたいな~って思うこともありました。

今回、思いたっていざ食パン焼こうと思いましたが、そう思った時、生地の量などもすっかりわからなくなっている自分に気がつきました。

なので、まず適正量を考えるところから再スタートです✨

めんどくさいな~と思いつつも、どこかワクワクしている自分もいるっていう…😂

…食パンの1斤て、大きさがまちまちなんですよね。

量もそうだし、形も違うから、手持ちの型が1斤でも、適切な生地の量はそれぞれ違ってきます。手持ちの型と、この小さなオーブンにギリギリぴったりな量は、一般的なレシピでは難しいなということで、オリジナルの適正量を考えていきます💦

わたしの一斤の型が一体どれだけの大きさかもわからなくなっていたので、スケールに型を乗せて、水を注いで目方を計りました。

そうしたら、1500㏄弱でした。1480㏄くらい…?

でも1500㏄で考えて差支えない程度だったので、その量を基本にして、パン生地の量を決めていきました。

食パンの型に対しての生地の適正量は、焼く食パンが角食なのか山型なのかでも微妙に変わってきます。

わたしはふんわりサクッと焼きあがる山型が好きなので、まずこちらから考えることにしました。

簡単には、角食は型に対する生地の適正量は3.8~4.0、山型食パンは型に対する生地の適正量は3.5~3.7程度です。

わたしの手持ちの型が1500㏄という容量なので、山型食パンの生地の合計が525gになるようにレシピを考えれば、適正量の3.5という数字になってくることになります。

ちょっとこの説明ではわかりにくいかもしれないので、記事を探していたところ、こんなによい記事に巡り合えました。

もしご興味おありでしたら、ぜひみなさまもご一読ください✨


生地の総量が決まってきたら、後は自分のベーカーズパーセントを当てはめればオッケー👌

自分の配合で、生地の総量が525gにするためにはこんな感じになりました。

・強力粉205g
・薄力粉80g
・粗糖18g
・塩4g
・白神こだま酵母5g
・水193㏄
・バター20g

☝をニーダーやHBなどで一次発酵まで済ませ、2分割してベンチタイム20分とり、普通に形成して2次発酵を60分程度とり型から少しふくらんだ生地が出てきたくらいでデロンギのコンベクションオーブンで焼成(200度で10分、180度で15分)する…というのが、我が家にいい量だということがわかりました✨

よく考えて焼いたけれど、一度目はなんとなく生地が少なく少し長めに発酵させて膨らませ、まあまあではありましたが、ちょっとしっくりこない部分が残りました。

手についてしまったり、蒸発してしまった量も考え、2回目は少しだけ生地の量を増やしてみたところ、いい感じになりました🙌

生地を増やしすぎることができないのは、庫内の高さがないためです。膨らみ過ぎて天井まで膨らんでしまうんじゃないかとヒヤヒヤです💦


でもなんとか型から庫内の天井までの少ないスペースで山型をふんわり焼くことができ、ホッとしました。本当に電熱線ギリギリなんですよ💦

わたしは今40代ですが、大きな台所でゆったり作れるのは50代後半の、相棒くんが定年になって実家に帰って、ちゃんと住まいが落ち着いてからかな~💦結婚した時から大きなガスオーブン欲しいなって思うんですが、もう当分無理なので、小さいオーブンと小さな台所でがんばることに決めました(笑)!

結果的に転勤も、なぜか20数年我が家はなくて、ありがたいんですが、それだったら少し大きい住まいを構えられたな~とか、結果論ですがいろいろ思います😿でも、転勤前提の身としては、住居構えた瞬間転勤になるところをたくさん目にしてきたので、恐ろしくてできませんでした❢❢

そして、なんだかんだ、この小さい小さい住まいで工夫しながら暮らす日々も悪くなかったですしね✨

焼けた食パンは数時間冷まして、ケースにいれて保管します。


翌日カットして朝食でいただきました。細長い1斤なので、10枚にスライスし、とりあえず5枚食べて5枚冷凍して、結果的に5人家族の2回分の朝食にしました。


マスカルポーネチーズとグラノーラ、シロップを乗せて贅沢トーストにしてみました。

この型、一度に2個入りそうなので、今度同じくらいの型をまた用意して、2本焼こうかなと思いました。

そうしたら、4回分の朝食に使えるね🎶

…食パンは型からの外れやすさや口当たりを考えて、バターを少しだけ配合しましたが、バターが入っていない生地でパンをつくることが多い我が家です。


こちらはフォカッチャ!

表面にオリーブオイルを塗って、指で生地に穴を開けてから、穴に生のグリーンピースを落として塩をふってから普通に焼成(190度10分程度)焼きました。


焼く前の姿も…。


焼いてる時の姿も…たまりません💕

本当にグリーンピースが可愛くて、毎年このパンをつくらず初夏を通り過ぎることができません😂❢❢

…ここ数週間ですっかり暑くなりましたが、こうなると毎年のことですがオーブンから遠ざかってしまいます。

これらの写真はつい2週間程度前のものですが、ちょっともう懐かしいです(笑)

今日もパン焼きたいなと思いつつ、ヨガをしたりほかの気になっていた用事をして、休日が終わっていきそうです✋

ちょっと文章ばかりで食パンの生地の量のことばかりの記事になってしまいましたが、結構このベーカーズパーセントや型比容積などは考えてドンピシャにキマルとすごい楽しいので、ご興味ある方はぜひご自身の型に対してお考えになられてみてください🎶

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