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てのしごと~ながくて風土~

2023年もよろしくお願いいたします✨

子どもたちが食べる味噌を、安心安全な手づくりの味噌に。

2013年02月27日 | 保存食

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2012年秋。

子どもたちが幼稚園の給食などで食べるお味噌を、手づくりの味噌にできたら・・・という動きが生まれました。

この動きと連動して、子どもたちがお世話になっている幼稚園の古民家≪たいようの家≫で、手づくり市をさせていただく話も出て、この市で募金を集めさせていただいたり、出店者さんからの出店料をお味噌づくりの資金にあてさせてもらうことになったりしました。

そして、2013年2月27日、幼稚園の多大なご協力のもと、大勢のお母さんたちに参加してもらって、この手づくり味噌仕込みが行われました。

思い立っても、なかなか実現できることではないことだと思いますが、このような母親たちの思いや活動を、全面的に応援してくれる先生方、そして幼稚園なのでした・・・。

大切な古民家でさせていただいて、当日までさまざまなことに相談に乗ってくださった先生方や幼稚園に感謝感謝です!

今日は、野外で火をおこし、≪おくど≫を使って大豆を茹でる予定でしたが、朝になっても小雨がやまず、やむを得ず給食室のガス台で、大鍋4つを使い、10kgの大豆を茹ではじめました。

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10時くらいになると、小雨がやんだので今からでも≪おくど≫で豆を茹でよう!と、母たちは火をおこし、途中まで給食室で茹でた豆を屋外に移し、豆を茹で始めました。

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・・・せっかくだから、お家ではできない、≪おくど≫を使って豆を茹でる風景が見たいですよね!

パチパチ燃える火を見ながら豆のアクをすくい、みんなでザワザワと作業するのはとっても楽しい。

午前中は大豆をやわらかくなるまで茹でて、作業する場づくりをしながらザワザワ過ごしました。

昼過ぎに豆がやわらかく茹であがる予定です。

早めにお昼を済ませて・・・さあ、仕込み作業はいよいよここからが本番です!

塩きり麹を作っておいて、茹であがった大豆をみんなで一斉につぶします。初めての方がほとんどでしたが、みんなとっても上手に粒が全然残らないくらいきれいにつぶしてくれました。

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多分、茹であがりは全部で22kgくらいあったと思います・・・!

つぶした豆が人肌くらいの温度に下がったら、塩きり麹とつぶした豆を混ぜ合わせます。

ここで、本日の先生、平瀬さんがそれぞれの作業台をまわってくださって、煮汁をちょうどいい塩梅に加え、仕上がりまで丁寧見てくださいました。

参加されたお母さんたちも、お味噌に関心持たれている方がたくさんみえたので、平瀬さんがいらっしゃるうちに、たくさん質問させていただきました?

八丁味噌の仕込み方や、たくあんの仕込み方など・・・、平瀬さんのお話を聞きつつ、みんなでワイワイと混ぜる作業。

しっかり混ぜ合わせたら、いよいよ味噌玉づくりです。

たくさんの味噌玉が、各作業台に積まれて・・・いよいよ味噌玉投げ大会ですかね!

10号のカメ2つを並べて、それぞれ大豆5kgで仕込んだ味噌(計10kg)を投げ込みます!

みんなバシっと入れて楽しんで、なんとか無事に味噌仕込みが終了です。

お疲れさまでした~~~。

この時期になってインフルエンザが流行し、学級閉鎖になったクラスもあったり、子どもの体調不良で残念ながら欠席された方も数名みえましたが、当日参加できなかった方も、この味噌づくりを気にかけてくださったすべての方の心がこの会に集まって実現できたのだと思います。

小さい子どもさんをおんぶしたりあやしたりしながら、朝から1日お手伝いいただいた方もたくさんみえました。

初めての試みで、たくさん不器用なところもあったと思いますが、まずは無事にお味噌を仕込むことができました。かかわってくださったみなさん、ありがとうございました!

参加するために、ご家族のご理解やご協力もたくさんいただいていると思います。ご家族や、忙しい母を見守ってくれた子どもたちにもありがとうですね!

母がバタバタしていると、家族全員がちょっとバタバタしちゃいますよね。

我が家も今朝からわたしがバタバタしていたので、明日あさっては、のんびりすごしてゆったり子どもたちと接していけたらいいなと思っています。

いろいろと課題もあるので、金曜日にまずm.joyちゃんとふたりで反省会をして、またみなさんにも改めてご報告させていただければと思います。

まずは、「てのしごと」にて、取り急ぎご報告でした♪


味噌、こぼれ話。

2013年02月14日 | 保存食

Dsc05222_2 表面のカビを取り除いたら・・・発酵したお味噌が顔を出します。

先日我が家の味噌仕込みが終わり、大仕事を終えた清々しさと、今年の味噌もこれで大丈夫、という豊かな気持ちでいっぱいです。

父は、わたしたちが小さいころから、お金がなくなったときのたとえを、「味噌舐めて暮らさなかん」と、しょっちゅう言っていました。

だからわたしは、お金がなくなっても味噌なめていたら生きていける、みたいに、なんとなく思って生きてきました。

しかも、わたしは醤油やお味噌が大好き。小さいころから甘いものが苦手で、こういうものを舐めて、野菜をかじるのが大好きでした。

自分で味噌をつけるようになってから、味噌が自分にとっての宝物となりました。引っ越しの時に、一番に考えたのは味噌のことでした。

・・・昨年、わたしの曽祖母が生まれた石川県の『杉水町(すぎのみずまち)』を訪れました。

そこは山奥で、それぞれの家に蔵があり、記述によると「味噌や、きれいな衣類などその家の宝を保管してあった」とあります。

やっぱり味噌や梅干などは、昔から日本人の宝だったんだなと思い、おばあちゃんの生まれ育った村の昔の人たちと、心を重ねました。

・・・味噌を自分でつけられた方は、仕上がった味噌が、すばらしく美味しくて、自分が魔法でも使えるんじゃないかと思うほど、味噌の芳醇な仕上がりに感動されると思います。

カビだらけでも大丈夫、小池糀店のご主人は、「このカビはそんな悪さするカビじゃない」とおっしゃっていました。

だから、カビのある部分をきれいにはぎとって、残った味噌を大きく全体に混ぜ合わせて食べればいいんです。

あと、味噌が本当におもしろいなと思うところは、同じ大豆で同じ麹を使ったとしても、その家、その家の味にしあがり、しかも、その味がそれぞれ本当に美味しいんです!

これはその家やその人にすみついた微生物の影響だと思いますが、こういうことを解き明かさないほうが、わたしはとっても面白いなぁと思うんです。

味噌づくりのウンチクもいろいろあるかもしれませんが、とりあえず豆をやわかく蒸すか茹でるかして、潰して、塩と麹を混ぜたものに、よく混ぜ込んいき、半年寝かせておけば、微生物たちが勝手においしくしてくれるのです。

我が家もそうですが、今は住宅事情でカメや大きなお鍋を持てない人も多いと思います。

カメにこだわらず小さな琺瑯などでもいいし、お鍋で茹でられる範囲の分量でもいいし、できる範囲で十分だと思います。

味噌仕込みは1年中いつでもできます。だから、時期を逃したということもなくいつでもその気になればやれるところがいいです。

発酵については、仕込んでから気温が高く、発酵が急速に始まるよりは、冬場に仕込んで最初はスローペースで発酵させたほうが多少おいしく仕上がるらしいです(温度が高いと発酵が進み、低いと発酵の速度がゆっくりになります)。

ただ、やっぱりわたしは百姓なので、冬に味噌を仕込むのが楽です。

力仕事だし、大豆を蒸す湯気などもあって、冬場はとってもこの労働で身体が温かくなるし、1,2月は百姓が一番落ち着いて家にいることができる数少ない時期なのです。

・・・3月くらいから、畑がまた忙しくなって、自宅を空けることが多くなります。残り少なくなってきた冬。

編み物や焼き菓子作りなども、わたしにとって冬場の楽しみのひとつですが、寒くて外にでるのがままならぬ日こそ、お家しごとenjoyしたいですね?


2013年、我が家の手づくり味噌大会

2013年02月10日 | 保存食

Dsc05274子どもたちも味噌玉投げの時には寄ってきます。

1月末に6kg届いていた小池糀店さんの生麹。

麹が元気なうちに仕込むのが大事ですが、市が終わったら・・・と、麹さんたちを横目に見つつ、今日やっと、2013年の味噌仕込みが完了しました?

我が家の1~2人サイズの冷蔵庫に、6kgの麹がずっとキュンキュンに入っていて、ようやく冷蔵庫がすっきりしました~ホッ。

今日、味噌仕込みをすることに決めていたので、昨日はカメの中に保存してあったお味噌を出して容器に移し替え、カメを全部洗って大豆を水に浸すことだけは済ませておきました♪

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まだ、デジカメの調子が悪くてピントがあってません・・・

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5号のカメが3つ。

まん中のタイプのカメが、味噌づくりに適しています。

両サイドは梅干をつくりときの兼用で、この形にしています♪

さて、このお味噌・・・↓

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どちらも2012年1月に、我が家で仕込んだお味噌です。

右の薄い色の味噌が、8月の天地返しで出して食べていた早めの甘いお味噌。

左の、昨日出したお味噌は発酵がさらにすすんで、甘みは目立たなくなり、コクのある芳醇な味わいに変わっています。

冬場は、やっぱり発酵の進んだコクのあるお味噌が美味しく感じます。

・・・さあ、味噌づくりに相棒くんが入ってくれるようになって、今年で早3年目です!

それまではひとりで、下二人のオムツを替えつつ、食事を3人に食べさせて、授乳で中断したり、子どもたちがなにかやらかして中断したり、わたしは今なにをやっているんだろう?と分からなくなる状況で味噌を仕込んでいたんですよね。

きっかけは小池麹店の店主さんが、「ぜひ男手をかりてくださいね!」と言われたことでした。なんとかやっていたけれど、結構な力仕事ですもんね!豆をつぶすのも量が多いと大変だし、カメも重いし・・・ね。

豆をつぶしたり、塩きり麹とつぶした豆を混ぜる最後の工程は、やっぱり男の人は上手です!

わたしは、大豆を延々と蒸して、塩や煮汁を計量し、あっちへバタバタこっちへバタバタと細かい仕事をやっていました。

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そして今朝。水をたっぷり吸いこんで、大豆がぷっくり?

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これが1kg分の大豆。たくさんになっています。

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これを500gずつに分けて蒸します。全部で6kgの大豆なので、2台で6回戦です!

本当は大きな蒸し器で、できればおくどを使って蒸した大豆で、味噌を仕込みたいなぁとあこがれつつも、転勤族で、11畳のLDKにせせこましく暮らすわたしには今がこれが精いっぱい。

できる範囲で・・・。こんな狭い家の人でも20数㎏のお味噌が自宅で仕込めますよ♪♪

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2台のお鍋の大豆が蒸しあがったら、マッシャーとすりこ木を使って相棒くん中心に大豆を潰します。

塩きり麹をつくります。タライなどに麹を出して、固まったところをほぐし、塩を加えて混ぜ合わせます。

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麹は小池糀店さんの生麹。ずっとほったからして、元気なくしてたかな?ごめんよ!元気を取り戻して今年もいっちょよろしく!

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今年は≪うまみ≫を使います。塩はいい塩を使う時と、手頃な塩を使う時と、いろいろです。

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大粒の天日塩。

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さて。つぶした大豆が人肌以下の温度に下がったら(高温だと麹が死んでしまうんですって)、さっきの塩きり麹と20~30回、混ぜ合わせます。

さらに煮汁を(今年わたしは410ccにしました)まわし入れ、60回程度しっかり混ぜ合わせます。ここでしっかり混ぜないとしょっぱい味噌になるそうなので、ここだけしっかりやるように気をつけています。

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よく混ざったら、いよいよカメに味噌玉投げ大会ね!バシッ!とキメるとスカっとするよね。

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全部味噌が入ったら表面を平らにして、フチ(味噌とカメの境)に塩をして(ここからカビがきやすいため)、さらに表面にラップをします。

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わたしは今までずっと、ラップやビニールをかけて塩分の入ったものを長期保存することがなんとなく気になって、そのままねかして、天地返しの時に表面のカビをきれいに取ってから食べていました。

でも、小池糀店さんも、河田昌東先生も、落合先生も、みんなラップやビニールを使ってカビを止めているんですよね。みっちょんも、やっぱりビニールかけるの嫌でいつもそのままねかせていたけれど昨年初めてビニールで覆ったところ、一切捨てずに食べられて良かったからやってみてと教えてくれました。

そこで、名古屋生活クラブの伊澤さんや外山さんに念押しして大丈夫だという回答をもらったので、生クで無添加のラップを注文して、今年初めてラップでカビ止めしてみます?

うちは、ラップのない家なのでこれ以外使う所なく困っていたら、幼稚園の味噌仕込みで買う予定だったので、家のラップを使ってもらうことにしました♪

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こちらが無添加ラップです、多分100数十円だったと思います。

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さあ、新聞紙でカメを包んで、ひもをかけて・・・

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わたしは厚めのビニール袋で覆い、ゴムをしっかりとめておきます。

おいしくなれ~と最後カメをそっと抱きしめて(大事です)、このまま夏場まで置いておきます。狭いので、階段下の掃除機を入れるような小さな納戸に、無理やり押し込めてあります。

相棒くんも3年目、なにもいわなくてもお互いあうんの呼吸で動いていました。畑の時と同じ感じ。普段の生活ではなんとなくちくはぐな二人ですが、畑や味噌の時は男女のリズムがとても調和していることに気付いて妙に感心しています。

はぁ~。もう授乳する人もいないし、末っ子のオムツは先日やっととれたし、今年は初めてなんとかグチャグチャな感じでなく味噌仕込み終了したかもしれません。

あと、味噌仕込みをスムーズにする秘訣は、昼食の準備ができていることですかね!昨夜おでんだったので、その汁で朝はすいとんをすると決めていて、昼はみんなが好きなぜんざいにしようと、昨日ぜんざいをつくっておいたのです。餅を焼くだけでOK~

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金沢(白山)の六星(ロクセイ)さんのお餅。大好きで、いつも実家から送ってもらっています。

それに昨日作り置いていたぜんざいをかけて・・・

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お昼はこれで済ませました♪

昨年は簡潔にレシピをの記事を載せさせていただきましたが、今年は写真いっぱいになんとなく順を追ってみました。

いまさらですが、材料です。

【材料】できあがり3~4キロ分

・大豆・・・1kg

・麹・・・1kg

・塩・・・465g(混ぜる段階で400g、最後の表面のフチにかける段階で65g使用しました)

・豆の蒸し汁・・・410cc

レシピ・手順はコチラです

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120227


三升漬けと、麹をご飯で増やす方法

2013年01月25日 | 保存食

先日、渡部先生に教えていただいた三升漬け。

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とっても辛い調味料で、炒め物やなべ物、冷奴など、中国の豆板醤のように使えると思います。これからは、豆板醤使いたいなという時に、これを使えばいいですね?

うかがうと、東北地方(先生は福島県会津のご出身です)で伝承されている調味料だそうです。わたしはこんな味を知らなかったので、その味わいはとても新鮮な驚きでした。

お忙しい先生に、レシピをうかがわせていただきました!

【材料】(1:1:1 ならどんな分量でもよいそうです)

・青唐辛子・・・30g

・麹・・・30g

・醤油・・・30g

【つくりかた】
①青トウガラシを洗い、5ミリ以内に切る(手袋が必要)。またはフードプロセッサーで細かくする。

②青トウガラシ、麹、醤油を混ぜ、ガラスまたは陶器の容器に入れ、1ヶ月以上おく(トウガラシが柔らかくなると良好だそうです)。

・・・そして、また知らなかった技を伝承していただきました。

先生は、麹が高価なので、ややかためのご飯2に麹1を混ぜて、2~3日おいて甘酒状になったら、麹の代用に使用されるそうです!

また塩麹が、塩1+麹2+ご飯4の割合で1週間程おいておくとできるそうです!

先生のお知り合いの方のお話では、塩麹よりおいしいとか。

ちょっとためしてみたくなりますね♪ そしたら、もっと経費をかけず調味料をたくさん作り置きできますもんね!

長男が熱を出しました。インフルエンザではなくちょっと安心しましたが、冬場は時々体調崩しますね。こんな時はやっぱり≪すりおろしりんご≫ですかね。

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わたしも体調を崩した時、母によくつくってもらっていました。

≪すりおろす≫ことで、≪切る≫のとはまったく違う酵素?などが出るそうです!

※渡部和男先生は月に一度、各務原にてカンファレンスを主催開催されています。先生のご厚意で無料の会となっており、ご興味のある方はこちらのURLで先生のご活動をご覧になってみてください。

http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/

参加してみられたい方は、↑ 上記URLにて先生にご連絡がお取りできます♪


青菜(大根葉)ふりかけ・・・茹でずに干して。

2013年01月14日 | 保存食

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いつも大根葉はさっと湯がいてザルで天日に干して、カリカリになったところを、すり鉢でゴリゴリして青菜ふりかけを作っていますが、今回は生の葉を天日干ししてつくりました。

実は先日お邪魔した、渡部先生宅で、生の葉をそのまま干されていて、アミエビや白ゴマとふりかけにされていたのが美味しかったので、わたしもやってみたくなったのです!

【材料】

・大根葉・・・あるだけ

・天日塩・・・適宜

【つくりかた】

①大根葉はよく洗って、物干しなどで1週間~10日程度干す(雨ふりや夜間は家の中に入れていました)。

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②よく干せたらミルで挽く。挽いたものをざっと普通のザルでふるうと、粉末の大きさが整います。

③天日塩を厚手の鍋で軽く炒り、サラサラにする。②と混ぜ合わせてできあがり。

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400ccの瓶にたっぷりできました。このふりかけをベースに、アミエビや白ゴマをブレンドしたいと思います♪

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残りご飯でおにぎりをつくりました。

今回は大根葉4本分を作ってみました。すり鉢ですってみましたがすれなかったので、ミルでガガガと挽きました。

いつもの茹でてつくるふりかけはコチラ♪ 茹でる方は、青菜の香りがとってもよいです。↓

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120323


手づくり味噌

2013年01月09日 | 保存食

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今日は名古屋生活クラブから食材が届く水曜。

来週の注文書≪たねまき≫を見て、味噌作り用の大豆や麹の注文が始まることを知って2013年もそろそろ味噌作りの時期になってきたんだなーと思いました。

・・・1年て早いね。

そういえば、昨年漬けた味噌はできあがり21~23㎏くらいだと思うのだけど、今度の夏までになんとかもちこたえそうです。

我が家は毎年大豆6キロ、麹6キロで味噌を仕込みます。これで20kg以上できると思います。

昨年のレシピはコチラ。あ、今年もこのレシピでつくると思いまーす。

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120227

仕込んだ味噌のできあがりの模様はこちら。天地返しと書いてありますが、わたしは昨年から夏場から食べ始めて翌年の味噌ができあがるまで食べ続ける・・・という感じになりました♪

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120730

みなさんは、どんな麹を使っていますか。

生クの会員の方にも使っている方が多いと思うのですが、福井のマルカワ味噌さんの麹最高ですね!

・・・ずっといろいろな麹を買って麦味噌や玄米麹味噌をさまざまに仕込んでいましたが、手間と予算が年々シンプルになってきて、昨年は初めて全部米麹でつくりました。小池麹店さん4㎏、マルカワさん麹2㎏でしたが、今年はもうザックリ小池麹店さんの麹のみ注文予定です。

小池麹店さんの麹は乾燥麹でなく生麹で、上の写真の白い袋で、1kg1000円ちょっとです。※、塩麹のときはマルカワ味噌さんの麹(500gで630~700円くらい)を使いますが・・・ちなみに塩麹のレシピは↓

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120224

大豆は毎年北海道の渡部さんの無農薬大豆900円前後を買います。

なので、大豆と麹6kgずつで(塩が1000円くらいかな)、だいたい12000~13000円程度で味噌をつくっていることになります。

安価なお味噌を買うよりは高いかもしれませんが、一度作ったらこんなに簡単で、とーーーってもおいしいお味噌がどっさりできるので、つくらずにいられなくなる感じ・・・かな。

カメは常滑の久松(キュウマツ)のカメを愛用してます。

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百貨店や自然食品のお店に売られていますが、カーマが一番いいです。最初はネットで送料払って買ってましたが途中でカーマで見つけて以来、カーマで買い足しています!5号(大豆2kg分)3980円とかで、とってもオススメ。

おととしから味噌作りに料理ができない相棒くんも参加してもらうようになりました。味噌仕込みに男手があったほうがいいと、小池麹店の方も言ってみえたので一緒に仕込んでもらったところ・・・なんだか味が良くなった気がします。きっと相棒くんの手から、わたしとは違う菌(?)とか出ているのかもしれません。

みなさんも家族みんなで冬のイベントとしてお味噌つけてみませんか。

昔から≪赤子泣いても味噌仕込め≫と言われたそうです。もちろん、できたお味噌は宝物です♪


黒ゴマ味噌・・・my soul food!!!!

2012年12月28日 | 保存食

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大好物の中の大好物、黒ゴマで作る、『ゴマ味噌』。

父の実家に伝わっていた味噌で、父が結婚後、母に教えて作ってもらっていました。

父は全然料理をしない人なのですが、ゴマ味噌とイワシのすり身汁のイワシすりがとっても上手。

不在がちな父でしたが、たまの休みの日の夕暮、板の間にあぐらをかいて、胡麻やらイワシやらをすり針でゴリゴリすっていた姿を今もよく覚えています。

父にゴマ味噌のレシピを聞きました。父のレシピのようにてんさい糖だけでも十分美味しいですが、わたしは最近みりんを入れて作るようになってきています。

【父のゴマ味噌材料】

・黒ゴマ・・・60g

・てんさい糖・・・60g

・味噌(米麹味噌)・・・100g

【わたしのゴマ味噌材料】

・黒ゴマ・・・50g

・きび糖・・・70g

・味噌(米麹味噌)・・・100g

・みりん・・・大さじ1~2

【つくりかた】

①黒ゴマは軽く炒って、すり鉢でゴマの油が出てきて、しっとりとしてくるまでよくする。

②てんさい糖(またはきび糖)、味噌(みりんを入れる場合はここで)を加えてなめらかになるまで混ぜ合わせる。

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つくりたては、きび糖がザラっとした口当たりなので、2~3日後くらいからが美味しいと思います♪ これ、め・・・・・・・・・・っちゃ美味しいですよ!

ウチはこのような甘味噌のたぐいに火を通さないのですが、お味噌の酵母菌とかも元気な感じなのかな?

このゴマ味噌にほんの少しだし汁などを足して味噌をゆるくしてから、ふろふき大根、お餅、炊き立てご飯、生野菜にも蒸し野菜などにつけると・・・とっても美味しい?

酢やオイルと合わせればドレッシングにもなるし、作り置きしておくと野菜を切ったり蒸したりするだけで一品おかずができますね。

ちなみに、実家の近所にある、わたしたちが子どもの頃、まるで親戚のウチのようにしょっちゅう遊びに行かせてもらっていた父の上司のHさん宅のおばちゃんは、ゴマ味噌を黒ゴマと味噌とみりんだけでつくるそうです。

おばちゃんはとっても料理が上手だったので、おばちゃんのお味噌も美味しいだろうなぁ~。

あと、もしかしてゴマ味噌よりも好きかもしれない『柚子味噌(ゆーみそ)』があるんですが、いい柚子が手に入ったら、「てのしごと」でやりたいです♪

金沢はゴマ味噌も柚子味噌も、やっぱり(米)麹味噌でつくりますね。


一味唐辛子

2012年12月27日 | 保存食

乾燥させたトウガラシ。

このまま保存する分と、挽いて粉末にして保存する分と二通り作っておきます。

粉末は、チリコンカンや、とり野菜の味付けなどにとっても便利。もちろん熱々のお蕎麦やうどんにも♪

【材料】

・乾燥させたトウガラシ・・・あるだけ

【つくりかた】

①トウガラシはヘタを取り、ミルなどで細かく挽く。

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ガガガ・・・ミルにかけて、好きな細かさまで挽きます♪

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うちはこの容器に唐辛子を入れます。

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母の友人(わたしの中学時代の友人のお母さん?)が、唐辛子が好きな方で、祇園の黒七味を母にくれたときに、わたしにも分けてくれました。

なんだかこの容器が好きで、かれこれ長い間使わせてもらっています。

今日は10gのトウガラシを挽きました。この容器にぴったりの量なんです。


干すだけ♪ てづくりとうがらし(鷹の爪)&秋のフィッシュ・カレー

2012年10月26日 | 保存食

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ニンニク、生姜、鷹の爪は、常備しておきたいものなので、生姜以外は自分で作っています。

鷹の爪は作るというほどでもなく、夏野菜として「伏見トウガラシ」を栽培しているので、10月11月に赤くなったものを収穫して干すか、枝ごと赤くなった実がいっぱいになったら枝ごとドライにしてカリカリになったら保存します。

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結構カビやすい気がするので、ヒモで吊るして常に外に出しておくか、カリカリにしっかり乾かしてガラス瓶などに入れて冷蔵庫で保存しています。

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ヒモで吊るす場合、ホコリがつくかなぁと軽く透明の袋を半かぶせみたいにして保存したことがあるのですが、結構カビたんですよね。たまたまかもしれませんが・・・

鷹の爪は、きんぴらや、マーボ豆腐、炒め物、カレー、チリコンカンなど、普段のおかずにちょくちょく使っています。

今夜はこの鷹の爪を使ってフィッシュカレーを作りました。圧力なべで骨までホロホロにしています。

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いつもは魚やカボチャなどは煮込みの仕上げにお玉でくずしてペースト状のカレーにすることが多いのですが、今日は口の中に入れるとホロホロとくずれる感じの秋刀魚&カボチャで仕上げました。

【材料】

・たまねぎ・・・4個

・ピーマン・・・6個

・カボチャ・・・1/4切れ

・秋刀魚・・・大3尾

・トマト水煮・・・1瓶

・すりおろしニンニク・生姜・・・各一片分

・ターメリック・・・小さじ1

・鷹の爪・・・1本

・塩麹・・・大さじ4

・菜種油・・・大さじ4

【つくりかた】

①玉ねぎは薄くスライスして菜種油をひいた圧力なべで20分ほど焦げないように炒める。

②玉ねぎがキツネ色になれば、スライスしたピーマンを加え、全体に油が、回るように炒める。

③ターメリックを入れ、粉っぽさがなくなって、しっとりとするまで炒める(スパイスをよく炒めないと、粉っぽい仕上がりでかなりおいしくないので、ここだけ気をつけています)。

④2cm程度に切った秋刀魚、お味噌汁くらいの大きさに切ったカボチャ、すりおろしニンニク・生姜、鷹の爪(種を出し2、3つに折る)水カップ1を加えてフタをして強火にかけて、ピンがあがってから20分圧力をかけて、火からおろし、自然放置する。

⑤ピンがおりたらフタを開けて、トマトの水煮と塩麹を加えて再び火にかけて、カボチャや秋刀魚を軽くお玉で押しながら、水分をとばすように煮込む。

⑥水分と具材がいい塩梅になったら火からおろし、炊き立てのご飯にかける。今日は7分づきと玄米を2:1でブレンドしてあるご飯です。

付け合わせは毎日食べたいアボカドドレッシングのわさび菜&ベビーリーフサラダ♪

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20121015

最高。こんな高価なオイル好きになったらやばいと思ったけど、今病みつきです♪ もう2,3割しか残ってないので2本目仕入決定です?


ジンジャー・シロップと、新生姜の砂糖漬け

2012年10月10日 | 保存食

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師匠の甘酢生姜が最高で調子に乗ってあと1500円分を、お願いして自分で掘ってきました~♪

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梅シロップもシソジュースもとっくになくなり、残るは梅酒のみというさみしい感じになってきたので、ジンジャーエールやジンジャーティを飲むためにジンジャーシロップを仕込みました。

【材料】

・新生姜・・・500g

・きび糖・・・500g

※お好みでりんご酢・・・大さじ3

【つくりかた】

①新生姜はきれいに洗ってザルなどで乾かしておく。

②①を薄くスライスし、鍋に入れます。

③新生姜をすべて入れ終えたら、きび糖を加え、手で全体にきび糖がまわるように混ぜ、そのまま30分~1時間置いておきます。

④新生姜からエキスがあがってきたら鍋を中火にかけて、煮立てば弱火にしてそのまま30分から1時間程度煮詰めます。

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⑤火からおろして荒熱を取り(りんご酢を入れる場合はここで♪)、清潔な保存瓶に移して完成です。

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【新生姜の砂糖漬け】

ここからは、出がらしで残った新生姜を仕立て直します。

①出がらしの新生姜をバットなどに広げて、スプーンに4,5杯のきび糖をパラパラと全体に散らし、木しゃもじなどでなじませます。

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②そのまま翌日まで乾かして、表面がパリッとした感じになれば清潔な保存瓶などに移します。

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なんだかなつかしい味。

大さじ1のシロップに200ccの冷水(または炭酸水)で、ジンジャー・ジュース(エール)ができました。美味しくて、なんだか冷たいけどじんわりと、のどや体が温まりました。

これからの季節はお湯割りが美味しそう。ティはもちろん、ミルク割りも美味しいと聞いたことがあります。

10/14追記:結局1.5kgの新生姜をシロップにしてしまいました。500g分はビートグラニュー糖でつくりましたが、すっきりな味やきれいな薄ピンク色を楽しみたい方は、きび糖よりもビートグラニューがいいのかなぁと思いました。


シソの実しごと 塩漬け、梅酢漬け

2012年10月06日 | 保存食

いよいよシソの実の収穫も最盛期です。今日もせっせと青ジソ、赤ジソの実を切って持ち帰りました。

シソの実の収穫に一番いいのは、先端の小さなお花が咲いているか咲き終わるかという、ちょうどこんな頃。

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こないだはざっくりとレシピをのせさせてもらいましたが、今回は「ちょっと丁寧なシソの実しごと版」です♪

【シソの実のアク抜き】

①大きなタライに水を張り、実を茎につけたままタライに入れてシソの実をザブザブ洗い、ザルにあげて水気をとばします。いつも昼過ぎに帰ってすく洗い、子どもたちが帰ってくる夕方から仕込むことが多く、2,3時間乾かせます。

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②シソの実を茎からはずします。茎の先端(花)のほうから下に向けて親指と人差し指でしごきとります。指に黒いアクがつきますが、簡単にとれます。

③ボウルにシソの実を入れてアク抜き用の塩(シソの実100gに対して小さじ2程度)を振り入れて、手で全体に塩が回るように混ぜます。

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④沸騰した湯に③を入れてひと煮立ちすればザルなどにあげ、冷水にとり変色をおさえる。

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⑤冷めたらザルなどにあげ、手でシソの実の水分をギュッギュッと絞り、ザルなどに広げて乾かしておきます。

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⑥シソの実がパラリとしてきたら、それぞれの仕込みをします。

≪シソの実の塩漬け≫

日本人なら大好きなシソの香り。プチプチした食感が最高で、おにぎりやパスタ、チャーハンなどに使うことが多いです。

【材料】

・シソの実・・・100g

・天日塩・・・25g

【つくりかた】

①アク抜きしたシソの実をボウルに入れ、分量の3/4くらいの塩を回し入れます。手で全体に塩がまわるように混ぜ、実と塩をなじませます。

②清潔な保存瓶に①を入れ、最後に残りの塩で表面を覆うようにして、フタをきっちり閉めて保存します。

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≪梅酢漬け≫

ゆかりの味♪

【材料】

・シソの実・・・100g

・梅酢・・・100cc

【つくりかた】

①アク抜きしたシソの実の半量を清潔な保存容器に入れて、梅酢の半量を注ぎ、菜箸などで軽く押さえて実と梅酢をなじませる。

②残りの実を入れ、さらに残りの梅酢を注ぎ、菜箸などで押さえ梅酢に実をすべて漬けるようにして、フタをきっちり閉めて保存します。

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いつも夕方は長女は友だちと遊びに行ってしまうけど、長男と次女はわたしのそばで手伝いたがります。

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アク抜きの熱湯のお鍋を動かしたり、塩や実がボロボロ落ちたりふたりの子どもがウロチョロしたり、なんだかせわしい台所です。やきもきする場面しょっちゅうですw

今日はさんざんふたりでヤイヤイやった挙句に、ザルにあげておいたシソの実をダン!!と流しに落としバラバラにする始末・・・逃げ足の速いふたりは、ササササ・・・と2階へww

春にはガラガラになった保存瓶塚。6月ラッキョウや梅干し梅みりんなどが、追加になりましたがまだまださみしい感じでした。・・・実りの秋になり、シソの実の塩漬け、梅酢漬け、栗の渋皮煮も加わりちょっとずつにぎやかになってきました。

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これからは、秋の果物や穀物、芋などが実りますね。


師匠の葉生姜(新生姜)で甘酢生姜仕込み

2012年10月04日 | 保存食

ずっとたのしみにしていた師匠の葉生姜が市場に並び始めました。

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ホント、惚れ惚れします~? 

いつもあげるよ!と言ってくださる師匠ですが、長い間大事に育てているのを目にしてきて、そんなホイホイともらうわけには・・・こっそり市場で買ってきました。

とりあえず、1袋180円です。写真のようにさばいてから計量すると、新生姜の部分だけで180g弱ありました・・・破格な気がします。

師匠は農薬を使わず、有機肥料だけで育てている方で、すごく味がいい野菜を多種生産されています。

とりあえず当座の甘酢生姜(ガリ)を仕込んで、味をみようとサササと仕込みましたが・・・すごく美味しいwww

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師匠に1000円分(新生姜の部分が1kg分)お願いしました。結構な量あるけど大丈夫?と言われましたが、ガリとジンジャーシロップ(自家製ジンジャーエールを飲みたい!)を仕込むので足りないくらいですと勇んでお願いしてきました。

もっと丁寧な作り方もあるのですが、このやり方が食事の支度しつつやりやすいので雑なレシピですが、載せさせていただきます♪

いつも新生姜を見かけて、よさそうだったらガサーーと買っていくので、たいてい500gから1kg分くらい仕込みますが、レシピは生姜100gの分量で行きますね~

【材料】

・新生姜・・・100g

・塩・・・小さじ1

・きび糖・・・15g(大さじ1強)

・リンゴ酢(米酢もOK)・・・45cc(大さじ3程度)

【つくりかた】

①新生姜は洗って茶色い部分をこそげ落とし、薄くスライスする。ボウルに入れ、塩を加えざっと手で混ぜて置いておく。

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本当は紙のように薄くスライスしたほうがいいかもしれないのですが、わたしはそんなに細かくスライスしてません。。)

②余分な水分が出たら軽く絞って、煮立った湯に入れ、菜箸などでさっさと軽く混ぜてから、ザルなどにあげて水気をとる。

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③②の水分が取れたらきび糖をパラパラとまわしかけて、手で軽くなじませる。

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④清潔でよく乾いた保存用の容器に③の半量を入れてリンゴ酢を半量注いで、菜箸などで押さえて酢に生姜が漬かるようにしてから、

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残りの生姜を加えてさらに酢をすべて注ぎ入れ、菜箸などで軽く押さえて酢に生姜が浸るようにする。

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あ・・・すでにちょっとピンク色・・・。180円で400cc弱の瓶にこのくらいの甘酢生姜ができました。

⑤フタをして令暗所に保存します。数時間後にはうっすらきれいなピンク色に染まってきて、翌日から十分おいしく食べられます。1年は保存できて、おいしく食べられますが、香りと味が断然よいのは、やっぱり2,3カ月くらいでしょうか。

常温でもほぼカビがきませんが、一度だけ半年以上放置した甘酢生姜の表面にうっすらカビがきたことがあり、なんとなく冷蔵庫に入れるようになりました。

わたしはおやつに海苔に玄米ご飯を薄くしきつめ、ガリをのせてクルクル巻いて食べるのが好きなんです・・・♪

甘酢生姜1kg分、シロップ500g分にすればよかったかなぁ・・・

あ、葉生姜は外皮をはずして切り目を入れて、梅酢につけておいています。おつまみや魚の添え物になって、旬を味わえますね。


シソの実の塩漬け

2012年09月18日 | 保存食

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そろそろシソが実をつけ始めました。シソの実の保存食づくりも、百姓の大事な仕事のひとつです♪

茎からしごいて実だけ取り、塩漬けにしておくと、おにぎりなどに使えてとっても重宝します。プチプチした食感と、日本人ならたまらないシソの香りいっぱいで最高です。

塩漬けバジルと同じく、1年は保存できるので、翌年のシソの時期が来るまで食べられます。

塩漬けバジル↓

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120821

【材料】

・シソの実・・・100g

・天日塩・・・20~25g

・アク抜き用の塩・・・小さじ1

【つくりかた】

※もっと丁寧なシソの実仕事ページはコチラhttp://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20121006

①茎に実をつけたまま軽く水洗いして、茎から実をしごき取る。この時、茎の先端から下に向けてしごくときれいに取れます。

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②シソの実にアク抜き用の塩を振り、手で全体に塩が回るように混ぜる。

③沸騰した湯に②を入れ、ひと煮立ちすればザルなどにあげ、さらに冷水にとり変色をおさえます。

④③の水気をよく絞り、ザルなどにのせて、水気がとぶまで置いておく。

⑤シソの実がパラリとした感じになってきたらボウルなどに移して、塩の3/4くらいの分量をシソの実に振り、手で全体に塩が回るように混ぜる。なじんだら清潔な容器にシソの実を入れ、最後に残った塩(1/4量ほど)で表面を覆うようにし、フタをして保存する。

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塩漬けにせず、収穫したシソの実を茎に付けたまま天ぷらにして、茎を手で持って実をしごき取りながら食べるのも、美味しいですね~~。


ジェノベーゼ・ソース(バジル・ソース)

2012年08月27日 | 保存食

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ドライ・バジル、塩バジルに続いて、バジル仕事三つ巴のラストは「ジェノベーゼ(バジル)・ソース」。

お向かいの畑のるーあんりちゃんが、昨年のバジルでバジルソースをたくさん作って、冷凍保存していることや、ジャガイモなどに和えたりしているのを教えてもらって、わたしもいつもはドライと塩漬けでバジル仕事はおわりなのですが、今年はソースも作ってみました。

チーズをたっぷり入れると美味しいということで、是非それを!と思ったのですが、チーズが見つけられず、ひとまずチーズなしで作りました。

保存性を高めるため、塩はちょっと多めに、わたしはニンニクが好きなので、ニンニクも多めにしてみました。あと、松の実は高かったので経済的なカシューナッツにしたので、たくさん入っていたのでカシューナッツも多めになりました。

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旬楽膳で90gで380円でした。クルミも同じくらいの分量で同じくらいの値段で販売をしていて、手ごろでした。

【材料】(わたしは下記分量の倍量でつくりました)

・バジル・・・50g

・菜種油・・・60g

・カシューナッツ・・・20g

・天日塩・・・小さじ1

・ニンニク・・・1片

【つくりかた】

①バジルはざっと洗ってザルに上げ、水気をよく切り、さらに布巾などで水気をふき取る。

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②ミルミキサーやフードプロセッサーなどに材料をすべて入れて、なめらかになるまで撹拌する。

③清潔な保存瓶などに②を入れて、保存性を高めるために、さらに菜種油(分量外)をかけて表面を覆う。

さっそくパスタや蒸したジャガイモに和えてみましたが、バジルの香りとナッツの香ばしくしっとりした味わいにニンニク風味が加わり、好みの味でした♪

料理の写真を取り忘れたし、チーズがないジェノベーゼ・ソースなので、「てのしごと」にのせるのをやめようかと思いましたが、今日家に遊びに来てくれたみっちょんに食べてもらったら美味しい!と言ってくれたので、ノリでのせてしまいます~~。みっちょんはマリネなどにつけて食べてくれました。

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今日もみっちょんがとっても美味しいパンを焼いて持ってきてくれました!ナッツやドライフルーツたっぷりのパン。子どもたちと一緒に楽しい昼食のひとときを過ごせました♪ ありがとう、みっちょん。


塩バジル~バジルの塩漬け~

2012年08月21日 | 保存食

今朝もバジルを摘み摘み、1枚1枚葉っぱをちぎり、持ち帰って塩漬けにしてました。

全然つくりかたというほどのものでもなく、ただ容器に塩とバジルを交互に重ねていくだけですが、こんな簡単に塩漬けしたものが、翌年のバジルの季節まで重宝するので、てのしごとで紹介させていただきます♪

我が家は和食が多いので、たまにやくパン粉焼きなどのオーブン料理か、極々たまに焼くピッツァにのせて食べることが多いですが、冬場、バジルの香りたっぷりのオーブン料理を食べる時は、塩漬けにしておいてホントによかったぁ~♪♪と、かなりしあわせを感じます。

よくパンを焼かれる方や、洋風のお料理をされる方にはとってもオススメです。

漬けた塩は、ハーブソルトになりさまざまに使えます。パスタやソテー、煮込み料理などの味付けに使うといい香りです。

【材料】

・バジル(今回は葉っぱだけにした状態で50g)

・天日塩・(今回は500gくらい使ったみたいです)

※琺瑯の容器・・・野田琺瑯のホワイトシリーズスクウェアM(いつもこれを使います)

http://www.nodahoro.com/products/9/pp/012.html

【つくりかた】

①バジルは葉っぱだけの状態にする。

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②①をざっと洗い、ザルにあげて水気を切り、さらに布巾で軽く拭く。(またはぬれ布巾で汚れをふき取っておく)

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③容器の底に塩を敷いて、バジルを並べる。

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④パラパラと塩を重ね、同じ要領で塩、バジル、塩、バジル・・・と重ねていく。

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⑤最後に多めの塩でふたをするようにして、軽くスプーンなどで表面を押して、空気を抜いておく。冷蔵庫で1年間保管できます。

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・・・以上です!水気がちょっとだけ出るのですが、今までトラブルはありません。ただ、時々様子を見ていました(水気がひどい場合は容器に詰めなおすなり対策を取った方がいいかもしれません)。

バジルの葉の大きさですが、大きめの葉を入れておくと、出す時に塩も多量にひっぱりだされるし、ピッツァやパン粉焼きにのせるのもちょっと大きすぎたので、塩漬けは中くらいか小さめの葉でつくるのがよさそうでした。

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大きめの葉はよけておいて、ドライ・バジルに使うことにしました。、ドライの場合は、大きめの葉の方が扱いやすく、向いているかなぁと思いました。

さて!作った塩バジルは明日からでも食べ始めることができますが、まだフレッシュな生バジルが手に入るので、しばらくねかしておくとします。

◆塩バジルを使った料理の一例はコチラ↓

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120726

◆ドライ・バジルのつくりかたはコチラ↓

http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120820