2011.12末 日光湯元から国境平まで

0041様とは今年２回目の山行。
　
　
　
私の都合で、宇都宮出発が８時と遅くなってしまったが
　
　　　　無事合流して一路日光湯元へ向けて出発
　
　
　
表日光連山が真っ白で
　
　　　　今日の雪歩きの期待が大きく膨らみ
　
　　　　逆に雪が多すぎてラッセルかな？
　
　　　　と不安にもなった。
　
　
　
途中、中禅寺湖畔から見える日光白根は　真っ白。
　
　
　
　
日光湯元に無事到着
　
　　　　準備をして出発したのが
　
　　　　9:35
　
　
　

　
登山口
　
　　　　踏み跡があって安心した。
　
　　　　積雪30cmでも踏み跡があるのとないのでは
　
　　　　全く違います！
　
　
　
10分ほどで中ツ曽根の取り付きに到着
　
　　　　湯波見まで標高差300mだが
　
　　　　その湯波見は見上げるような急登・・・。
　
　
　
早々とアイゼンをつけて
　
　　　　0041様と交代しながら登る

　
　

　
湯波見までの雪道は
　
　　　　段差が大きいところもあり四苦八苦・・・。
　
　
　
駐車場から１時間半かかって湯波見（標高1850m）に
　
11:05　到着
　
　　　　標高差350mを１時間半ならば
　
　　　　まあまあ順調。
　
　
　
　

　
湯波見から男体山方面
　
　
　
振り返れば
　

　
これから登る登山道
　
　
　
そして
　

　
目指す五色山　
　
　　　　まだ遠い・・・。
　
　
　
笹は出ているものの
　
　　　　ちょっと踏み跡を外すと腰まで埋まるので
　
　　　　１ｍ弱は積もっている・・・。
　
　
この先は登山道がえぐれているし・・・、
　
　　　　どうなることやら・・・。
　
　
10分位休んで
　
11:15頃でしょうか、出発

　
　
　
踏み跡はある。
　
　　　えぐれているところを巻くように
　
　　　踏み跡があるので助かった。
　
　
　　
　　　それでも
　
　　　雪が深くなりペースはぐ～んと落ちた。
　
　　　（私がバテてほとんど0041様が先頭でした。）
　
　
　
左は、前白根から五色山への稜線が
　
右は、温泉ケ岳がだんだんと目の高さに
　
右前方は、金精山の大岸壁が・・・、
　
振り返れば男体山や湯の湖が・・・。
　
　
　

　
五色山
　
　　　

　
　
　
　
　

　
私は息を切らしながら登ってましたが
　
　　　　0041様は優雅に登ります。
　
　　　　（ジョギングしようとこの時は思いました。）
　
　
　

　
この風景に懐かしさを感じる・・・。
　
　　　　５年前まで
　
　　　　毎年、テント装備で
　
　　　　日光白根に入っていた頃を思い出す・・・。
　
　
　
　

　
　
ここから男体山を見るといつもあれを思い出す。
　
　　　　風の谷のナウシカに出てくる
　
　　　　”オーム”に似てません？
　
　　　　斜め後ろから”逃げていくオーム”のように
　
　　　　見えるのは私だけか・・・。
　
　

　
　

　
湯の湖
　
　　　　下山後の温泉が待ち遠しい。
　
　　　　メチャ寒かった・・・。
　
　
　

　
女峰山
　
　　　　右が女峰山のピーク
　
　　　　左のまあるいのが帝釈
　
　
　

　
ここは踏み跡がかき消されていた・・・。
　
　
埋まりながらのラッセル。
　
　
　
　
　

　
0041様ありがとうございます。
　
　　　　0041様は埋まらないのに私は埋まる・・・。
　
　　　　ダイエットせねば・・・。
　
　
　
　
　

　
途中の立派なダケカンバ
　
　
　
　

　
金精山
　
　
　
　

　
温泉が岳
　
　
　
　

　

　
五色山の山肌は生クリームを塗ったようだ。
　
　
　
　
いよいよ、シラビソの樹林帯に突入
　
　　　　雪のシラビソの樹林帯に入ると
　
　　　　北八っぽい雰囲気になる。
　
　
　
　
　
日光にも有人の山小舎あればいいのに・・・。
　
　　　　　
　

　
　　　　
　
　

　
　

　
　
　
そして、標高2200m付近　国境平はもうすぐ

　
　

　
先を行く0041様もここで埋まってもがいてましたが
　
　　　　私も同じく、ここで埋まってもがいてました。
　
　　　　腰以上埋まると、本当に脱出が出来ないんですよね・・・。
　
　　
　　　　でも、それも楽し・・・雪山。
　
　
　
　
　

　
13:05　国境平
　
　　　　ここから左に折れて
　
　　　　五色山を目指すのだが
　
　　　　雪が多いので
　
　　　　今日はここまでとしました。
　
　
　　　　ここから先はかなりの積雪です。
　
　　　　だいたい国境平は
　
　　　　初夏まで雪渓が残るところなので
　
　　　　この時期でも相当の積雪でしょう。
　
　

　
　

　
空気がピーンと張り詰めたように冷たいからこその美しさである。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（mikko様より）
　
　　　　自然の中にいることを実感する瞬間・・・。
　
　　
　
　
　
　
　
　
さて、カップ麺
　
そして、キリンfreeで乾杯。
　
　　　　早く飲まないと
　
　　　　あっという間に凍ってしまいます。
　　
　
　
　

　　　　しかし、めちゃくちゃパウダースノーでっせ。
　
　　　　軽いのなんの・・・。
　
　
　
　　　　この新雪をスキーで滑ったらサイコーだなぁ。
　

　　　　
でも、　
　

　
足の指先が、手の指先が、身体が・・・、
　
　　　　メチャ寒いので
　
　　　　片付けて下山開始。
　
　　　　もう後は温泉しか頭にありません。
　
　
　

　
さらば　国境平　また来るよ！
　
　
13:50 頃かな　下山開始
　
　
　
　
　
　
　

　
湯元めがけてまっしぐら。
　　
　
　
　
　
湯波見の手前で
　
　　　　太陽が前白根の稜線に沈む・・・。
　
　

　
一気に寒くなる。
　
　
　
　
　
14:30　頃かな　湯波見着
　
　　　　一本とって
　
　
14:40　湯波見を出発
　　
　
　

15:20　頃　駐車場に着く手前で
　
　　　　たった１ｍの段差の登りで、
　
　　　　私、脚　痙った・・・。
　
　
　
　　　　楽しく登れたので今日は大丈夫かなと
　
　　　　思っていたが、
　
　　　　最後の最後に落とし穴。
　
　
　
何とか治ったけど、
　
　　　　0041様に助けられて
　
　　　　駐車場まで千鳥足・・・。
　

　
　
　
　　　　後は温泉ですが
　
　　　　今日は訳ありで
　
　　　　いろは坂を下りて
　
　　　　やしおの湯　にしました。
　
　
　
　
今年最後の山行を
　
　　　　0041様とご一緒させていただき
　
　　　　とても楽しい締めとなりました。
　
　　　　ありがとうございました。
　
　　　　また来年もよろしくお願いします。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
それからこのレポを参考に登る方がいましたら
　
　　　　この日は、クリスマス寒波が去り
　
　　　　移動性の高気圧が日本列島を
　
　　　　覆い始まったところであり、
　
　　　　また、連休中に入山した方の踏み後があったので
　
　　　　快晴無風の雪山を楽しめただけです。
　
　
　　　　雪山はその時々の気象条件で
　
　　　　日々変化します。
　
　　　　冬型の気圧配置の時や南岸低気圧の接近時では
　
　　　　このレポはまったく参考にはなりません。