波に乗れなかった人生

要領が悪かったからな!

2月1日(日)のつぶやき その4

2015年02月02日 | 日記

京都市内の自宅を朝出て、市長選挙が告示された京都府北部の舞鶴市へ。西舞鶴駅前で、山内健市長候補、大河原としたか参院選挙区候補の合流して街頭演説。舞鶴は海上自衛隊基地があり、福井の原発が至近距離。安倍暴走の影響がストレートにある町。山内勝利で安倍暴走ストップの審判をと訴えました。


後藤さんが殺害されてしまったようだ。イスラム国を許すことができないし、こんなことを絶対に繰り返させてはいけない。その上で、今回の日本政府の対応は失敗続きだったことを指摘したい。まず最初の72時間。非常に貴重な時間中に英国と2+2をした。武器の供与などが議題。なぜ延期しなかった?


シリア国内には何百万人という国内避難民がいる。雪の降る中粗末なテントで震えている。この事件で、人道支援者は国内に入れなくなったし、援助物資は届かなくなった。飢えと寒さで、多くの人々が命を落とすだろう。理不尽な現実を目の当たりにして、米国への怒りからイスラム国のテロ理解者も増える


アフガンがそうだった。この13年間、米国はタリバンを殺害してきたが、普通の人々も巻き添えにするので、その怒りからニュータリバンが生まれ、今やタリバン勢力がアフガン政府よりも強力になった。「テロとの戦い」は破綻している。空爆を止めて、まずは食料と寒さをしのぐ仮設住宅が必要


そうすることで普通のシリア人の命を救う。怒りが和らぐと、イスラム国への参加者も減る。地元の部族を信頼して、彼らに武器を流す。地元に自警団を作る。自由シリア軍の穏健派にも援助を強め、イスラム国支配地域を狭めていく。普通のシリア人は米国の空爆もイスラム国も嫌っている。


テレビでは安倍首相が「痛恨の極み」と述べている。「お前の失態に次ぐ失態でこうなったんや!」と叫びたくなる。仏、スペインなどは取り戻している。①危機管理能力のなさ②相手への無用な刺激③ヨルダンという「無能な」国を信頼し切った。ことだどが殺害につながった。「許しがたい」のはお前や!


イスラム国の正体を暴く というDVDを作った。イスラム国とはいったい何者なのか?その質問に答えるためには2003年のイラク戦争を分析する必要がある。米国はフセインを倒した。政権を倒したのだから、そこで戦争を終えるべきだった。戦争後、米国の占領政策が今の事態を招く


これがイスラム国の火種となる。米国はフセイン時代の官僚もリストラした。官僚たちもスンニ派のふるさとに帰っていく。当然、米軍の虐殺で家族を殺された。この元バース党の官僚たちもアルカイダに吸い寄せられた。イスラム国の組織は、バグダティをトップに、イラク担当、シリア担当の軍人がいる


実際にはこの2人の軍人が戦術を練っていると考えられる。2人とも元イラク軍の幹部。2人の軍人の下に、国会にあたる評議会があって、その下に県知事を配置している。こんな組織を考え、機能させるのは、元バース党の官僚だろう。つまりイスラム国は「テロ組織と国家との中間」のようなものになった


イスラム国はイラク北部のモスルを陥落させ、銀行を強奪。さらに油田を押さえて1日約2億円の原油収入を得た。そして人質を利用した身代金ビジネスで肥え太っていった。この金で戦闘員を雇い、「イスラム国民」に食料や電気などの「アメ」を配って支配していった。「ムチ」は恐怖政治。


つまり米国はフセインを倒した後、イラクをわざと無政府状態にした。なぜか?それが石油の強奪なのだ。戦争後、欧米の石油メジャーがやって来て、イラク原油の75%を奪っていく。イラク政府に入るのはわずか25%だ。それも入札なしの契約で。通常、中東地域では不利な契約でも51%は国家がとる


イラクを無政府状態にすれば、メジャーは「取り放題」なのだ。実際にフセインは1970年代にイラク原油施設を国有化した。イギリスは撤退させられた。米英はフセインが敵だった。「強い政府」ができれば米英は困る。むしろ無政府状態が好ましい。戦争でバグダッドの町は破壊された。ゼネコンも来る


忘れてはならないのがブッシュ、チェイニーは石油&建設資本の番頭。ラムズフェルドもライスもパウエルも。イラク人は一連の事態を目の当たりにして来た。「テロとの戦い」の本質は、軍需、石油、鉄鋼、治安ビジネスの求めるところ。本質はここにある


事態を逆から見ることが大事。「イスラム国が残忍だからテロとの戦いを強化する」これが安倍首相の見方。事実は逆で、「残忍なように見えるイスラム国を作って、テロとの戦いをずっと続けたい」。これが米国の本音。米国はイラク戦争で財政破綻しているので、「日本の金で戦争したい」も本音。


今日告示の京都府北部の舞鶴市長選の応援へ。西舞鶴駅前で、山内健市長候補、大河原としたか参院候補と共に街頭演説。舞鶴は海上自衛隊基地があり、福井の原発が至近距離。安倍暴走の影響がストレートにある町。安倍暴走ストップの審判をと訴えました。 pic.twitter.com/0E5hIw71De


"イスラム国"支配地域のスンニ派女子「私たちは"テロリスト”と一緒くたに扱われ世界にもそう思われ本当に辛いです。私たちもISの犠牲者なのに…。でも、ここでは私たちはどうすることもできません。加えて連日のイラク政府の空爆にもさらされています。どうかこのことを世界に伝えてください」


非常に残念です。湯川さん、後藤さんのご冥福を心よりお祈りいたします。ご家族は激しい衝撃の中にいると思います。これからが大変です。ケアが必要です。時間がかかります。どうか静かに見守ってあげてください。


ファルージヤの状況 Iraq: Falluja City, Anbar Governorate Situation Overview, January 2015 shar.es/1oamnt @reliefwebさんから


理路整然。簡潔明瞭。100万回リツイートしたいRT@inabatsuyoshi 日本のジャーナリズムを殺したのは「平和国家日本」を消滅させた安倍である(坂手洋二)
blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/5…


中東で イスラエルと軍事相談の安倍氏 軍需産業をつれていき、
米国タカ派議員も同席 イスラム国を刺激してしまいました
これ報道しないから、
日本のみんなは安倍政権の責任がわからない。
平和の国日本ブランドは安倍政権が破壊
pic.twitter.com/fqY98IgyLc


ヒゲの隊長は「危険地帯に入ったから、日本人が人質になった」なんて、後出ししじゃんけんの議論をこの期に及んで蒸し返しているけど、そうじゃあないよね。
じゃあ、これがもとで、これから危険地帯以外で、同様の発生の可能性を促したとすれば、その要因は一体なんだったのだ?


イラクのフセイン政権を、ガセネタの大量破壊兵器保有を理由に壊滅させたのは米国。それによる治安崩壊がISISを生み出してしまった。対米追随が、常に平和につながり日本の国策に沿うわけではない、という、冷めた現実感は必要だと思う。


承前3)とはいえ、イスラム国の斬首刑が残虐って大騒ぎしている方は、アブグレイブなどの収容所で米兵がイラクの男女に行った、こんなお遊びは何と言えばいいんだろうか。殺してないだけマシとか? google.dk/search?q=Abu+G…


Breakthrough in treating heart attacks: Stem cells used to activate new tissue growth on.rt.com/m3cmyx #Spain pic.twitter.com/WpK3U93ylK



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。