【115】(6月15日)で麦畑の記事をアップしましたが、作っている方に、お話を聞くことが出来ました。
7月6日の麦畑
麦の種類は、一つは「風雪」。長野県の農業試験場で作られた品種です。
中力粉で麺類やまんじゅう、蒸しパン、おやき、お菓子などに向いています。
もう一つは、通称「キミ楽小麦」といいます。、薄力粉に近い中力粉。
クッキーやスコーン、ケーキなどお菓子用。つみれ、ホットケーキ、
お好み焼き、天ぷらの衣などにも向きます。
これは、麦秋が見たくて、ニワトリのエサ用の、安曇野産クズ麦を蒔いてみたものだそうです。この麦を粉にしてみると、香りも味も良いと好評でした。
オーガニックの製品を作るため、材料を探している菓子業者からも、この粉を使いたいという話がありますが、採れる量が限られているので無理そうです。
ちなみに、麦の名前が分からないため名付けた、通称「キミ楽」のキミは、ニワトリのエサが元だったところから卵の黄身、作り手の公子さんの「きみ」、食べるあなたの「君」。三つのキミが楽しむ「小麦」です。
標高1,200mを超える板橋地区の麦畑。
農薬を使わず作られているので、野ネズミが住み着き、それを狙ってキツネがやって来る、そんな麦畑です。
7月13日の麦の穂
麦秋! 風に穂が一斉に波打つ…これを見たかったのですね!
7月16日、刈り入れ
バインダーという機械を使って刈り採る
(1600メートル山荘ぐらし通信員)