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スーパーコンピュータを考える

2009-11-28 04:15:29 | blogに一言
たどった道筋は違ったけれど行き着く先は同じだったという事例である。技術史の中では有名な事例として歴史に残る事件なのではないだろうか。

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マーケティングで5つの力というものがあるがその中の「代替品」の話である。

パーソナルコンピュータの主要部品の一つである、CPUが進化していくことで、スーパーコンピュータが作れるようになってしまったということが根本にある。

スーパーコンピュータが1ジャンルとして確立していた訳でそれに対する対抗馬はしばらくは存在していなかった。

しかし、インテル社のXeon 5500シリーズという画期的なCPUは、それをつなげていくことで同時並列に処理ができるという仕組みを獲得した。それは、スーパーコンピュータの仕組みに他ならなかったのである。

一方、このCPUの周辺では、複数のハードディスクをまとめる二次記憶、そしてそれらをつなぐための通信として、10GE、すなわち10 Gbpsのネットワークを利用できる。これも、10 Mbpsという比較的低速のネットワークが進化した結果、装置間の高速通信というスーパーコンピュータならではだった技術の代替になってしまったということである。

とはいえ、私としては、尖ったことに「お金」を費やすことは必要であると考える。

しかしながら、技術者としてみると「いけてない」研究開発に出会うことも少なくない。「評価が難しい」「いつ化けるか分かしらない」などという理由で思考停止している場合もある。

大切なことは、「お金」を使うということなのだから、その効果や評価について要求元は責任を持つべきである。それには、「お金」を出す側ももっと研究開発に関心を持ち、ビジョンを設定し、そのビジョンに合うか/合わないかなどで評価すべきである。

結果として外れるものもあるだろう。とはいえ、最初から間違った目標に向かって進んでいるものからは「お金」を引き上げる仕組みを持たねば、「もったいない」としか言いようがない。
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