● NY原油、 続伸
3日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)米国産標準油種WTI中心限月3月物は、ドル安による割安感や供 給ひっ迫観測から買われ、続伸し、前日終値比3.48ドル高の1バレル=53.05ドルで終了しました。 この日も上昇が続きました。米国内の石油掘削リグの稼動数が大幅減少したとの先週末発表の調査内容 が引き続き材料視されたほか、BPなど国際石油大手がこれまでの原油安を受けて投資計画を縮小したこと も、供給調整の観測につながりました。また、全米鉄鋼労組(USW)に加入している製油所の労働者がストラ イキを行っていることも、石油製品の供給ひっ迫懸念を招きました。テソロ社はこれを受けて、一部がすでに 定期点検時期に入っていたこともあり、操業を全面中断とすることを発表しました。 また、外国為替市場でドル安・ユーロ高が進行し、ドル建てで取引される原油に割安感が生じたことも買いを 促しました。
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