北辰物産 プレミアムスタッフのひとりごと…

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★ 海外原油・石油市況

2015-02-25 08:42:37 | 日記

● NY原油、5日続落

24日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)米国産標準油種WTI中心限月4月物は、前日終値比0.17ドル安の1バレル= 49.28ドルと5日続落して取引を終了しました。

立会取引の大半では買いが優勢となりました。最近原油輸送が再開されたばかりのリビア南東部サリル油田が大雨に よる停電で再び送油停止を余儀なくされたとの報を受け、供給懸念から相場は上昇しました。

イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長はこの日の議会証言で、利上げに向けて「忍耐強く」対応するとの指針 (フォワードガイダンス)を変更後は「どの会合でも利上げがあり得ると理解すべきだ」として、経済情勢を踏まえて判断 する姿勢を強調しました。相場は議長の発言中に売り買いが交錯しましたが、その後内容を消化し、強含み水準に戻り ました。 しかしながら、終盤にかけては今夕発表の米石油協会(API)週報、25日午前発表の米エネルギー情報局(EIA)週報が 意識され、じりじりと頭重くなりました。

ロイター通信社の拡大調査によると、20日までの1週間の米原油在庫は前週比400万バレル増と、積み増しが続く見込 み。一方、ガソリンは150万バレル減、ディスティレート(留出油)は310万バレル減と、石油製品は取り崩しが予想されて います。

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