北辰物産 プレミアムスタッフのひとりごと…

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★ しまったは仕舞え

2015-02-20 17:05:19 | 格言・名言

☆ 今週の格言
『しまったは仕舞え』 (しまったは しまえ)

この格言は「しまった」と思ったら、それは手仕舞い(決済)するに越したことはないということ。
売買をしていれば、間違えてポジションを持ってしまったり、よくよく考えずにポジションを持ってしまったりすることがある。
こういううっかりポジションは、手数料が抜けるかどうかとか利益云々ということよりも気づいたらすぐに手仕舞うことが大事である。
もちろん、いろいろ考えてポジションを持ったが「しまった」と自分の判断ミスを悟るときも同様。
我慢に我慢を重ねて時を消化しても利になるとは限りません。それどころか損失があっという間に拡大して大変な事態に陥ってしまうこともあるのです。
間違った、しまった、と思ったときにいかに保有するポジションを決済してケリをつけられるかどうか。
こういった決断できる勇気があるかないかも大切な投資家の心得なのでしょう。


★ キジも鳴かずばげき撃たれまい

2015-02-13 17:12:59 | 格言・名言

☆ 今週の格言
『キジも鳴かずばげき撃たれまい』 (きじもなかずば うたれまい)

これは、余計なことを言ったばかりに、自ら災いを招いてしまうことのたとえとして使われます。
相場でも注目されている経済指標や会見においてちょっとした発言で相場が大きく動いてしまう、なんてことは結構あります。
その中でも問題となるのは、失言です。
失言の場合は、翌日以降の失言たたきが己の立場を脅かすばかりか、国益問題にまで発展してしまうことも。
失言者だけではなく、投資家のみなさんだって、他人事ではありません。
言うべきタイミングでないときのうっかり発言は、本来順調にいっていた相場の流れをあっという間に変えてしまうこともあります。
そしてそれは、必要のない上昇(下落)を招いてしまい、大きな損失や利益を生むことがあります。
利益なら良いですが、損失ならとんでもないことだと頭にくることもあるでしょう。
特にこういった流れになる直前にポジションを増やしてしまい、「余計なことをしてしまった…」と落ち込むこともありえます。
投資をしている以上、いつ何が起こるかわかりません。
ということを肝に銘じておきましょう。


★ 船頭多くして 船 山に登る

2015-02-06 17:43:39 | 格言・名言

☆ 今週の格言
『船頭多くして 船 山に登る』 (せんどうおおくして ふね やまにのぼる)


これはことわざで意味は、一そうの船に船頭さんが何人もいると、船は山に登ってしまうような とんでもない方向へ進んでしまうことのたとえ。
ことわざですが、相場にも同様のことが言えるのではないかと思い、今週の格言にしました。
いろいろな分析や様々な情報を勉強するのは良いことですが、あまりに多くの情報に方向性を失ってしまう…なんてことのないようにご注意して頂ければと思います。
上がる材料と下がる材料がある場合、相場がどちらを重要視したのかを見極めるには、やはり最終的には相場の些細な変化を見逃さないことですね。


★ 二日新甫は荒れる

2015-01-30 16:46:41 | 格言・名言

☆ 今週の格言
『二日新甫は荒れる』 (ふつかしんぽは あれる)

この言葉は、月初の立会いが1日が土日祝日となってしまうことで、2日からはじまる月は相場が荒れるという相場のジンクスである。
同様に3日からはじまる場合も荒れるとされており、この場合は『三日新甫は荒れる』とも言われるようですね。
実際に本当にあれるかどうかはわかりませんが、今年(2015年)は2月、3月、8月、11月がそれにあたります。
ちなみに、2014年は2月、3月、6月、11月、2013年は6月、9月、12月でした。
できれば、荒れないと良いですね。


★ 強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観とともに成熟し、幸福のうちに消えて行く

2015-01-23 17:09:12 | 格言・名言

☆ 今週の格言
『強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観とともに成熟し、幸福のうちに消えて行く』 
(つよきそうばは ひかんのなかにうまれ、かいぎのなかにそだち、らっかんとともにせいじゅくし、こうふくのうちにきえていく)

つまり、この格言をもっと簡単に言うと「たくさんの投資家が悲観説(売りだ売りだ)を唱えているときは、上昇相場の始まりに過ぎず、先行きの警戒感が強いうちはまだまだ上昇するが、多くの人が先行きに楽観的(まだまだ上がる)になったら既に天井圏まできている。そして、幸福感を味わっているうちに(買わないと損をするぞ!と大騒ぎとなっているときに)この上昇相場は終わりを告げる。」ということです。

ちなみにこの格言はウォール街の有名な格言の一つです。
このような状態になった群集心理として、バブルのときなどもこの格言に当てはまるのではないでしょうか。
バブルを経験した投資家の方なら思い当たるところがあるのでは?
群集心理に惑わされないよう気をつけて、現在の相場を冷静に観察し、判断することが大切だということですね。


★ 月夜に釜を抜かれることなかれ

2015-01-16 17:03:40 | 格言・名言

☆ 今週の格言
『月夜に釜を抜かれることなかれ』 (つきよにかまをぬかれることなかれ)

明るい月夜だから大丈夫だろうと盗まれる心配をせずにいると、大切な釜をまんまと盗まれてしまうことがある。
つまり、油断してはいけないことの例え。特に相場に油断は禁物。
思惑通り動いているときこそ、慎重になるべきだということを肝に命じておかなければならないということですね。


★ 世の中は九分が十分

2015-01-09 15:58:35 | 格言・名言

☆ 今週の格言

『世の中は九分が十分』 (よのなかはくぶがじゅうぶ)

世の中のことは、完全に自分の思い通りにはいかない。望んだことの九分かなえば満足すべきだということを表した言葉。
投資においても同様で、もっと、もっと、と利益を得ようとすると、せっかくの利食いのチャンスを逃してしまい、思わぬ損につながることも少なくはない。
あまり欲張らずにいくことが大事。利食いは『利が出ている』ということなんですからね。大小はあっても利は利。これに勝るものはないのです。


★ 危ない橋も 一度は渡れ

2014-12-30 11:37:10 | 格言・名言

☆ 今週の格言
『危ない橋も 一度は渡れ』 (あぶないはしも いちどはわたれ)

この格言は、一度は危険を承知の上で行動しないと成功はなかなかつかめないということを意味したものです。
相場においても大きく動く可能性のある相場にかけるか、かけないかは投資家次第。
特に年末のポジションの持ち越しで、年初のご祝儀相場※を狙う投資家の方も多いのではないでしょうか?
もちろん、投資ですので絶対上がるという保障はありませんがね。

※『ご祝儀相場』…年明け最初の立会いである大発会や、年末の最後の立会いである大納会にご祝儀の意味を込めた買いが入り、株価が上がること。

好機が来たと思ったら、思いきって勝負に出てみるのもよいとのたとえの格言ですので、チャンスが来たら逃さないようにしましょう。
もちろん慎重さと冷静さは忘れずに。

本日で株も商品も国内の取引は最終となり、年初の取引は2015年1/5(月)AM9:00からはじまります。

1年間の疲れを癒し、新年からの相場に向けて鋭気を養ってください。
では、良いお年をお迎えください。


★ 下手な難平 怪我のもと

2014-12-26 15:33:03 | 格言・名言

☆ 今週の格言
『下手な難平 怪我のもと』 (へたななんぴん けがのもと)

難平とは、難儀なことを平らにすることで、例えば買っているものが損になっているところで更に買い足して、持っているポジションの価格を平均化するという投資手法のことです。

買い増しをしているため平均の買いコストを下げ、次の上昇時に利食いしやすくする行為のことを言います。ただし、難平をするということはトレンドに逆らってポジションを増やす行為でもあるため、そのタイミングを間違えると損失が拡大することもありますのでご注意ください。
年末となるこの時期にポジションを増やして難平を考える場合は特にご注意が必要です。
と、いうのも、日本の年内最終取引は12/30(火)ですので、残りわずか。
ポジションを持ち越すのか、持ち越さないのか、よく考えて調整を行ってください。
国内市場がお正月休場している12/31~1/2間、米国市場の休場日は1/1のみでしかも12/30夜の海外市場は普通に取引が行われる。
つまり、3日間分の海外の動向が年初の取引日1/5(月)9:00~の市場に反映するわけです。そのため、大きく値が動くこともあります。
投資家のみなさま、十分ご注意ください。


★ 未辛抱

2014-12-19 17:10:09 | 格言・名言

☆ 今週の格言
『未辛抱』 (ひつじ しんぼう)

この相場格言は、十二支にちなんだ相場の格言の一部分で、相場を干支で見たときの高安のリズムを表したもの。

全文は

『辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ。戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる』

(たつみ てんじょう、うま しりさがり、ひつじ しんぼう、さるとり さわぐ。いぬはわらい、い かたまる、ねははんじょう、うしはつまずき、とら せんりをはしる、うは はねる)

となる。

2014年の午年も、もう残りわずか。来年2015年は未年。どんな相場になるのか、気になるところ。今年は『午尻下がり』という相場格言としては、10月末の日銀の追加緩和等で年初来高値を更新する勢いをもった日経平均株価。

12/8には、一時1万8000円の大台を乗せる場面もあったが、その後は1週間で約1350円下落し、ここ最近の3日間の上昇で950円程安値から切返すという乱高下相場となっている今日この頃。最終的に下げて終わるのか、上げて終わるのかによって、『午尻下がり』の格言が実現となるかならないか決まる・・・そんな年の瀬です。

日本における年内の取引最終日は、株も商品も12/30(火)。
株は15:00まで、商品は15:15までの取引となり、年始は両市場共に1/5(月)9:00からスタートとなる。
気をつけたいのは、米国市場の休場日と日本の休場日のズレ。
日本は、12/31・1/1・1/2と休みになるが、米国市場の休みは1/1のみである。このズレによって、年明けの相場が大きく上昇することもあれば、その逆もあるわけです。ポジションを年始に持ち越す投資家の方は、十分ご注意ください。

来年は未年で相場格言的には『未辛抱』となりますが、言葉をイメージすると、なんだかパッとした相場というよりはむしろ我慢や忍耐を試されるようなマイナスイメージの印象・・・なんとか危機的下落によって耐えねばならないという事態たけは避けたいですね。


★ 一夜成金 一夜乞食

2014-12-12 17:11:32 | 格言・名言

☆ 今週の格言
『一夜成金 一夜乞食』 (いちやなりきん いちやこじき)

これは、相場の世界に厳しさを表した格言で、一夜にして成功をおさめる場合もあれば、一夜にして全財産を失うこともあるということ。
相場が思惑通りにいっているからといって、大量のポジションを増やしてしまい、一気に相場が真逆に動いたことで大変なことになる…なんてことのないようにしたいものです。常に、明日は相場が大きく反転するかもしれない、ということを念頭において取引を行うことが大事だということ。
特に、年末となる12月は、早めのお正月休み、海外ならクリスマス休暇などでポジション調整に入ることもあるので、急激な方向転換や乱高下には注意しましょう。

※日本の大納会2014年12/30(火)株:~PM15:00、商品:~PM15:15。大発会2015年1/5(月)株・商品:AM9:00~。


★ 売れば二上がり、買いや三下がり、切ってしまえば本調子

2014-12-05 17:14:09 | 格言・名言

☆ 今週の格言

『売れば二上がり、買いや三下がり、切ってしまえば本調子』 
(うればにあがり、かいやさんさがり、きってしまえば ほんちょうし)

二上がり、三下がり、本調子は三味線で使われる用語。これを相場についての格言にしたもの。
この格言は、格言というよりも皮肉と言われており、相場というのは、自分が思うようにはなかなかならないものだということ。
買いを決済すれば上がるし、買いポジションを持てば下がる。商品相場などでは、売りから入ることができるので、その逆もしかり。
つまり、自分の思った方向に相場が動くものではないが、自分が動くと逆に行くことが多いと思っている、まさに投資家心理を例えたもの。
そして最後の『切ってしまえば本調子』は、しばらく休んでいると、相場らしい相場展開になるということをいっています。
ポジションがあれば冷静さを失い、なければ冷静に相場をよめる・・・なんとも皮肉なものですね。
しかし!そうと言っていられないのが、投資家の皆さんです。ここは、冷静さを保ちつつ、そして後悔のない売買を心がけていきましょう!


★ 一葉落ちて天下の秋を知る

2014-11-28 19:13:59 | 格言・名言

☆ 今週の格言
『一葉落ちて天下の秋を知る』 
(いちようおちててんかのあきをしる)

これは、落葉が早い青桐(あおぎり)の葉が一枚落ちるのを見て秋の訪れを察するように、ほんのわずかな前兆を見て、後々起こることを読み取っていくことのたとえとして使われる言葉です。
相場においても、本当にささいな材料からその材料が大きな動きにつながるのかどうか、その見極めを行うことは投資家にとって重要なことです。
特にそれが自分のポジションにとって大事に至るものであればあるほど、その危機察知能力がリスクを最小限にとどめることに役立ちます。
常に相場の流れとその材料に注意しながら、相場動向を見極めていきたいものです。


★ 泣いて馬謖を斬る

2014-11-21 16:39:09 | 格言・名言

『泣いて馬謖を斬る』 

(ないてばしょくをきる)

これは、中国の三国時代、蜀(しょく)の武将、諸葛孔明(しょかつこうめい)が、日頃から信頼をおいていた臣下の馬謖(ばしょく)が、孔明の命に従わず魏(ぎ)に大敗したため、泣いて斬罪に処したという話に由来している。
転じて、規律を保つためには、たとえ愛する者であっても、違反者は厳しく処分することを意味する言葉である。
投資家のみなさんであれば、こういった経験があるのではないでしょうか?
例えば、上手くいっていたポジションを長期間放置してしまったために、急激に相場の流れが180度変わってしまい、値洗いが悪化してしまったために泣く泣くポジションを処分することになった・・・なんて感じで。

じっくり構えて投資をすることは大事なことですが、相場の流れが180度変わってしまったときに余裕の資金がないと、そのポジションを維持することが叶わないうえ、時期を選べず処分せざるを得ないということがあります。順調にいっているときに、どんどん積み増ししてしまうと余裕資金がひっ迫してしまうこともあるので、ご注意ください。


★ 利食い金には休養を

2014-11-14 16:17:16 | 格言・名言

☆ 今週の格言

『利食い金には休養を』 

(りぐいきんには きゅうようを)

これは、順調なトレードで利食いをしたときは、どうしても気が大きくなってしまいます。
特に大きく利益を得たときほど、自信も資金も大きくなってしまいがちです。
その調子で、次の売買をしたときほど注意しないと、逆に大きな損につながることがあることを忠告した格言です。
利食いをして興奮していることが多いので、そんなときは一度冷静さを取り戻してから相場に参加することで大きな損失を防げるというもの。
現在、株価の上昇が目に付くようになり、今後の上昇にも期待が集まっているというニュースを耳にするようになりました。
きっと、株をやっている投資家のみなさんは利食い金がでていることでしょう。
こういうときこそ、この格言を胸に慎重に相場に参加してください。