☆ 今週の格言
『強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観とともに成熟し、幸福のうちに消えて行く』
(つよきそうばは ひかんのなかにうまれ、かいぎのなかにそだち、らっかんとともにせいじゅくし、こうふくのうちにきえていく)
つまり、この格言をもっと簡単に言うと「たくさんの投資家が悲観説(売りだ売りだ)を唱えているときは、上昇相場の始まりに過ぎず、先行きの警戒感が強いうちはまだまだ上昇するが、多くの人が先行きに楽観的(まだまだ上がる)になったら既に天井圏まできている。そして、幸福感を味わっているうちに(買わないと損をするぞ!と大騒ぎとなっているときに)この上昇相場は終わりを告げる。」ということです。
ちなみにこの格言はウォール街の有名な格言の一つです。
このような状態になった群集心理として、バブルのときなどもこの格言に当てはまるのではないでしょうか。
バブルを経験した投資家の方なら思い当たるところがあるのでは?
群集心理に惑わされないよう気をつけて、現在の相場を冷静に観察し、判断することが大切だということですね。
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