正しい貨幣観を広めよう 経世済民 富国強兵 八紘一宇

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お金はどこからきているのか?

2022-02-05 22:49:25 | お金の正体
「あなたの銀行口座の預金はどこからきたのですか?」
「どこからって私の勤め先から振り込まれた給料だよ」
「ではその給料はどこからきたのですか?」
「そりゃあ勤め先の売り上げ金からだよ」
「ではその売上金はどこからきたのですか?」
「顧客からの支払金だよ」
「ではその顧客の支払金はどこからきたのですか?」
「その顧客が働いて、あるいは事業等をして得たお金だよ」
「ではその顧客が得たお金はどこからきたのですか?」
「その顧客の顧客からの支払金・・」

これを延々と繰り返していくと最後は政府による通貨の創出に辿り着く。
では何時(いつ)、どのようにして通貨が創出されているのか?
簡単にいうと、政府が国債を発行し、
日銀(中央銀行)がその国債を買取り政府の日銀当座預金にお金を入れる、
そのお金で政府は予算を組む(支出する)。
つまり、国債の発行=通貨の創出 なのだ。
「え?国債の発行って国民からお金を借りることじゃないの?」
違います!確かに国民向けに販売される国債があります。
しかし個人向け国債等の民間向けの国債は国家予算の編成に必要ないのです。

日本政府は国民からお金を借りているのではない!

2021-10-24 23:10:57 | お金の正体
そもそもお金を借りるとはどういうことか?
多くの人は誰かが所有しているお金(銀行預金等)を貸し出してもらっていると認識している。
以前の私もそうであった。
しかしこれは誤りだ。
銀行からお金を借りると自分の口座に預金が振り込まれるわけだが、この銀行預金はどこからきているのか? 
実は「無」からきているのだ!
つまり銀行預金が「創出」されているのである。
この話を理解するにはお金の本質について正しく理解しなければならない。
お金の起源とは物々交換ではない。
お金の本質とは「物」ではない。
お金とは債務と債権の記録、つまり「情報(データ)」なのだ。
多くの経済学者を含めたほとんどの人がお金について正しく理解していない。

借金を返しちゃだめ?

2021-02-28 20:06:46 | お金の正体
借りた金を返さなくていいよ、いやむしろ返したらだめですよといわれると、「はあ?なんで?」と誰もが思うだろう。
個人であれば借りた金は返さないといけない。
人には寿命があるからだ。
死ぬ前に借りた金を返さなければならない。
しかし自国通貨建てによる政府の債務の場合、話は変わってくる。
①自国通貨建ての政府の債務は返済する必要はない。
 理由 政府は永続するもの、かつ政府は通貨の創出者(発行者)だから。
②自国通貨建ての政府の債務は返済してはならない。
 理由 お金の本質とは「債務と債権の記録」である(すなわち貸借関係の発生でお金が創られる)、
よって通貨の発行(創出)主体である政府が債務(国債)を返済(償還)すると、その金額分、最終的には国民の預金(債権)が消失してしまうから。

①については説明不要だろう。厄介なのは②だ。
ほとんどの人が②について理解できない、あるいは理解しようとしない。

「破綻」とは「債務不履行(デフォルト)」である

2020-12-13 23:19:15 | お金の正体
「消費増税しないと財政破綻する」とメディアなどでいう経済学者や評論家は多い。
しかしそもそも「財政破綻」とは何だ?「破綻」とはどういう状態のことをいうのか?
具体的にいうならデフォルト、つまり定められた期限までに借りたお金を返せません!ということだ。
では日本政府が財政破綻する、すなわち借りたお金返せません!などということが起こりえるのだろうか?
答えは「ノー」である。
なぜなら日本政府の債務のほとんどが円建て(自国通貨建て)だからだ。
自国通貨建ての債務で政府がデフォルト(財政破綻)するなどありえない。
これは財務省も認めている。

貸借関係が発生した瞬間、お金が誕生する

2020-10-13 17:28:48 | お金の正体
あなたが銀行から1000万円を借りるとあなたの銀行口座に1000万円が振り込まれる。
この預金は「無」からきている、つまり預金が創出されているのだ。
お金の誕生である。
ではあなたが借りた1000万円をすべて返済したらどうなるか?1000万円のお金が消えて無くなるのだ。
貸借関係が発生すればお金が生まれ、貸借関係がなくなればお金も消えるのだ。信じられないと思う人もいるかもしれないが、これが「事実」なのだ。
お金の本質とは債務と債権の記録なのだ。
しかしこの概念を理解できない、受け入れられないという人が世の中に多いようだ。