正しい貨幣観を広めよう 経世済民 富国強兵 八紘一宇

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

低所得ほど投票率が低い

2022-02-06 20:27:50 | 世の中の仕組み
資本主義経済の問題点は所得の格差が拡大していくことだ。
これを是正する手段として民主主義・選挙がある。
普通選挙制度では所得の大きさに関係なく一人につき一票が割り当てられる。
選挙によって成立した政権が徴税などを駆使して格差解消に努める。
資本主義経済によって拡大した格差を一人一票が原則の民主主義政治によって是正していくわけだ。
ところが世界中の民主主義国家で格差の拡大がとまらない。
原因は複数あるが最も重要視すべきで、
かつどの国でも共通するのが低所得者層の政治的無関心だ。
貧しい者ほど投票しない(あるいは投票できない)。
対して所得の高い階層ほど積極的に政治に関わろうとする。
なぜ所得が低いほど政治に無関心になるのか?考察していきたい。

なんの為に税金をとるのか?予算を組む為ではない

2022-02-06 16:02:28 | 税金とは
予算を組む(支出をする)為に政府は国民から徴税するのだ、と認識している人がほとんどだろう。
しかしこれは誤りだ。
実は政府は予算を組むにあたって徴税する必要はないのである。
なぜなら政府は通貨を創出(発行)できるからだ。
我々が使っている日本円は全て日本政府及び日本銀行が発行したものだ。
そして政府は(あくまでも理論上は)通貨を無限に発行できる。
となると誰もが思うのが、
そもそも政府は無限に通貨を発行できるのに、
なぜわざわざ国民から税金をとるのか?という疑問である。
答えは通貨の価値を維持するためだ。
ものの価値というのは需要と供給量(流通量)で決まる。
流通量が多いほど価値は下がる。
金(ゴールド)やプラチナが高価なのはその希少性ゆえである。
政府が大量の通貨を発行し続ければ(そして市場に流通すれば)当然通貨の価値が下がる、つまりインフレになる。
そう、政府の徴税というのはインフレ(通貨価値の下落)を抑制するための手段なのだ。
もちろん徴税には他にも目的があるのだが。


少子化の本当の原因は人が死ななくなったから?

2022-02-06 12:31:46 | 少子化の原因
そもそもなぜ人は子を残そうとするのか?それは遺伝子を残すためだ。
人であれ動物であれ、生き物には生存本能がある。
私が考える生存本能とは自らの遺伝子を存続させたいという欲求である。
自分の遺伝子を存続させるためには二つの方法がある。
自分自身が永遠に生きるか、自分の子を残すかだ。
もし永遠に生きることができれば子を残す必要はない。
例えば人生が50年しかないとすれば20歳くらいの時に子をつくらなければならない。
35歳をすぎてから子をつくるのでは遅いのだ。
だから昔の女性は20歳くらいまでに第一子を産むのが普通であった。
現代では人生80年以上が普通である。
20歳になってもまだ人生は60年もあるからあわてて子をつくる必要は無い。
40歳になってもまだ40年もあるのでやはりあわてる必要は無い。
「寿命が延びた(なかなか死ななくなった)」ことが少子化の一因ではないか?
しかし問題は寿命が延びるというのは老後が延長されることであって
若い時間(出産可能な期間)が長くなることではないということだ。


お金はどこからきているのか?

2022-02-05 22:49:25 | お金の正体
「あなたの銀行口座の預金はどこからきたのですか?」
「どこからって私の勤め先から振り込まれた給料だよ」
「ではその給料はどこからきたのですか?」
「そりゃあ勤め先の売り上げ金からだよ」
「ではその売上金はどこからきたのですか?」
「顧客からの支払金だよ」
「ではその顧客の支払金はどこからきたのですか?」
「その顧客が働いて、あるいは事業等をして得たお金だよ」
「ではその顧客が得たお金はどこからきたのですか?」
「その顧客の顧客からの支払金・・」

これを延々と繰り返していくと最後は政府による通貨の創出に辿り着く。
では何時(いつ)、どのようにして通貨が創出されているのか?
簡単にいうと、政府が国債を発行し、
日銀(中央銀行)がその国債を買取り政府の日銀当座預金にお金を入れる、
そのお金で政府は予算を組む(支出する)。
つまり、国債の発行=通貨の創出 なのだ。
「え?国債の発行って国民からお金を借りることじゃないの?」
違います!確かに国民向けに販売される国債があります。
しかし個人向け国債等の民間向けの国債は国家予算の編成に必要ないのです。

分断して支配せよ!

2022-02-05 22:16:27 | 世の中の仕組み
なぜ英国という小さな島国が世界の陸地のおよそ20%を支配する大帝国を築き上げることができたのか?
その理由のひとつが現地の人間同士を対立させて分断したことだ。
英国紳士の「分断支配」の手腕は見事というしかない。
われわれ日本人には真似できない。
さて今の日本は所得格差の拡大、そして共同体(労働組合、町内会、自治体 など)の消滅による仲介機能の消失によって日本人同士で対立してしまっている。
貧困層vs富裕層の対立よりも、問題なのは貧困層vs貧困層の対立だ。
低所得者同士でいがみ合う。
さらに新型コロナ(武漢ウィルス)によって日本人同士の対立はよりいっそう深まった。
日本人同士が対立して争うことでほくそ笑むのは誰か?
外国勢力、とりわけ国際金融資本と中国共産党である。