2015 ・ オバマのキス

　５月の大型連休が明けると八十八夜も過ぎます、昨日（５/18）はオバマ［小浜市］のキスを
狙いに釣行してきました。
ちなみに八十八夜は立春から数えて八十八日目で今年は５月２日でした、若い頃八十八夜
を過ぎるとキスが釣れ出すと教えられ今もその教えを守っています。


手前から２つめの岩場がマイポイントです


キス用の愛竿です

この写真の湾口左側の山の向うに大飯原発があります、現在止まっていますが稼働に向け
て関西電力では準備中とか、私は卒原発に賛同していますので何とか停止状態ままでの終
焉を願っています。



釣果です、久しぶりに２６cmのキスをゲット！

数に少々不満がありますが、型は満足出来ます。
夕食に二人で塩焼きにして美味しくいただきました。

同行のＫ先輩は数も多く型も充分と喜んでくれました。

　　　これからはキスがメーンターゲットで半夜釣りを計画します。

京都国立博物館

　５月の連休中日の４日京都国立博物館へ狩野派の絵師達の障屏画を鑑賞して来ました。
館内は撮影禁止のため写真はありませんが、金箔を施した鮮やかで大きな作品を展示し
ています。


博物館本館（明治古都館）です


本館前にロダン作の「考える人」がありました、（このレプリカ世界中に何体ぐらいあるのかな～）

博物館で絵師たちの作品を鑑賞するのに少し違和感を感じていました、絵画の鑑賞は美
術館ではないかと思っていたのですが、
　「博物館」を辞書で引くと
　　［考古学資料・美術品・歴史的遺物等々・・・ひろく蒐集・保管し、これを組織的に陳列し
　　　　て公衆に展覧する施設・・・・・］
　　　　　　とありなんとなく納得して鑑賞していました。

狩野派の絵師では狩野探幽しか思い浮かばなかったのですが、狩野永徳の後継者たち一
門の作品が展示されています。

　で、鑑賞後の感想

・描かれている草木や鳥の名前は何だろう、松や柳・孔雀や雀は解りますが判別できな
い草木や鳥たちがありました、ここ２年ほど自然大学で学んだ「動植物の種名」の同定を
おこなう目線で作品を鑑賞していることに気付きました。

・作品の中で何点か馬が画かれています、南蛮絵図では馬の蹄鉄が画かれていましたし、
馬が黒毛・芦毛・白毛・栗毛等で配置配色されています、プロの絵師の観察眼と構成に
凄さを感じました。
ちなみに昨日の天皇賞（５／４）は芦毛のゴールドシップが優勝しました、作品を見ながら
馬券の負けを思い出した次第です。

・狩野派一門が花開いたのは桃山時代後期からだそうで、豊臣・徳川・朝廷と三者に仕
えたとありました、関ヶ原の戦い・大阪夏の陣では豊臣と徳川が戦います、一門の生き
残りをかけて三者の御用絵師としてどれほどの心づかい気づかいをしたのだろうか・・・・
現代のサラリーマンの悲哀と喜びに共通する気配を感じます。

　この博物館では今秋に琳派の作品が開催されます、また来てみよう。