60の戯言

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目立たない花

2017-04-26 10:22:13 | 日記
 万博公園のボランティア団体に入れてもらっているのですが、春の花の観察会を
受けて来ました。


イチョウの雄花、この樹は雌雄異株です

クロマツの雄花


モミジ、下の写真で上から2番目の花もう翼果が見えています


クヌギ

アラカシ

シラカシ

カシワ、左上部と中央上部に花が見えます

上の4枚はドングリが成るブナ科で、花序(花の配列状態)がよく似ています。


アメリカフウの雄花

アメリカフウの雌花、中央の丸くぶら下がっている球果

アメリカフウとタイワンフウは秋になると紅葉が大変綺麗で見ごたえがあります。
USA楓・台湾楓は楓と書くとモミジの仲間(カエデ科)と思うのですが、マン
サク科でモミジの仲間ではないと習いました。

この樹木たちの花は風媒花のため目立たなくても受精出来るので地味な花なの
ではと思います。
一方、虫媒花は虫たちが寄ってこないと受精出来ないので目立つ派手な原色の
花が多いのでは、違うかな?


ハナイカダの雄花

ハナイカダの雌花

葉っぱの中に花が咲く珍しい樹木です、秋に茶褐色の実が成り食べられるそうです
この秋の楽しみが出来ました。

以上、観察会における私なりの復習でした。




造幣局の通り抜け

2017-04-13 11:49:54 | 日記
 先週の奥阿蘇・高森千本桜がまだ早かったので、昨日大阪造幣局・通り抜けの桜を見に
久しぶりに出かけました。

地下鉄天満橋を降りると大勢の人達が通り抜けに向かっています。


大川右岸の桜は満開です、船上より桜を愛でるのもいいかも


警察官も出て通行規制をしていました(天満橋北詰)



超満員です、京都の初詣のような人出です


八重紅大島桜の札が架かっていました

通り抜けの桜は3~4分咲きでしょうか、大阪・春の風物詩の一つ「造幣局の通り抜け」
昨日の入場者は約10万人だそうで、大勢の人達が134種350本の桜を愛でに来ていました。

造幣局は貨幣や勲章等の製造をしていて古風で御堅い職場と思っていましたが、出口
の所で「造弊ゴーフル」なるものをお土産用品として販売していました、これは神戸風月
堂の銘菓ゴーフルを1円等の絵柄に焼き上げた限定販売品でグッドアイデアと思います、
「近年に独立行政法人に移行して職場環境の風通しが良くなった成果」と云えば大げさで
しょうか。 

来週から万博公園のボランティアが始まります、公園に咲いている花も楽しんで子供達
と一緒に楽しく学び遊びたいと思っています。

奥阿蘇・高森千本桜

2017-04-10 12:11:35 | 日記
 先週末(4/7~9)に船中2泊のパックで奥阿蘇の桜を見に出かけて来ました、先月
パッケージツアーに申し込んだ時には桜満開と予想したのですが、今年は全国的に開
花が遅く「高森千本桜」は下の方がチラホラと咲いている状況で、残念至極あと1週間
後だと満開の桜が見れたかも・・・。

大阪南港17時発のフェリーで新門司着が5時半着、バス移動で奥阿蘇・高森町まで3時
間余りかなりきつい行程で、おまけに雨です。


南阿蘇鉄道(三セクの経営?)の高森駅です

ここから10分ほどトロッコ列車に乗ります、京都嵐山のトロッコ列車をイメージしたの
ですが少し違いました。


貨車を改造したトロッコで乗り心地がすこぶる悪い

トロッコを降りバスで高森峠に向かいます、峠8合目位から下りのウォーキング約8・5
km、雨具を着て雨中の行進です。


平年なら道路脇の山桜・千本が満開だったのですが・・・・・

ウォーキングコースの中に[高森湧水トンネル公園]がありました。


トンネルの入り口です

トンネル内部です

トンネル最奥部です

この公園の経緯を要約すると「1973年に当時の国鉄が熊本~延岡間を結ぶトンネル工事を
着工しました、1975年全長約6.5kmの内2kmまで掘り進んだ所で水脈(36t/分)にあた
り工事を中断、その後計画が廃止となり親水公園として整備が行われ1994年に現在のよう
な一般公開して現在に至る」

見学した最奥部は入口から550mです、その奥1500mのトンネルや反対側(宮崎県・
延岡側)のトンネルの状況も見てみたいものです。

このトンネルを見て思うのですが、当時の鉄道計画担当者・土木技術者・地元関係者等々の
方々は計画の廃止決定通知を聞いた時には残念で残念で涙を流したのではと想像します、計
画は明治時代とあり地元としては延々と計画を要望し続けた夢の事業が夢・幻に終わったの
ですから、明治時代の施工技術ならいざ知らず昭和40年代後半の技術と建設機械があるにも
関わらず貫通出来なかった無念さに思いをはせます。
水脈の出水量36t/分とは物凄い量です、ちなみに我家では2カ月に1回水道料金を納めま
すが一か月の使用量は10~15t程です、それがこの水脈は1分間に36tもの水が出てくる
のですから想像を絶します止水出来たならば掘進出来ただけに、悔しかったやろな~
国鉄民営化が1987年(昭和62年)です、民営化される10年以上前の工事です潤沢とはいえな
いまでも、予算も人員もあったと思うに返す返す残念です。

ここが今回の旅行で一番楽しめ興味を持った所でした。



ゴール地点の高森観光交流センターです



奥阿蘇ひょっとこ会の人々とゆるキャラの「風まる」くんが歓迎のお出迎えです

雨中のウォーキングを終えて新門司港に戻り19:50分発のフェリーに乗り込みます。



フェリーの寝台です、狭いうえにエンジンの振動でなかなか寝付けません

寝入った所で船内放送です「本船は濃霧のため愛媛沖で停泊しています、大阪南港着岸時間
は未定です」とのアナウンス、折角寝入ったのに起こされてしまいました。

朝食後デッキに出ました。



何時見ても壮観です

久しぶりに「さんふらわー」も見ました

南港8時30分着岸予定が大きく遅れたため、しまなみ海道の「来島海峡大橋」を見れたのは
良かったのですが、ラッキーと喜んでいいのか複雑な心境です。

 結果7時間の遅れで南港着岸です。


証明書が出ました

大型フェリーにも遅延証明書が出るのを初めて知りました、どの様な時に使用するのかな。
7時間09分の遅延証明、思うに10分刻みの証明でいいと思うのですが、日本人の几帳面な一
面が垣間見れます。

想定外の開花していない千本桜やら雨中のウォーキングやらフェリーの遅延やら、色々ありま
したが楽しい時間を過ごせました、熊本県に誘ってくれた妻に感謝です。


 最後に昨年の4月に発生した熊本地震の爪痕、バスの車窓より仮設住宅や法面・屋根のブル
ーシートを見ました、一日も早い復旧と復興を願っています。

ささやかながら熊本産の食品の購入や観光旅行で、復旧と復興のお手伝いをしたいと思って
います。
            「 ガンバロー・熊本 」







古市古墳群の散策

2017-04-05 11:50:25 | 日記
 昨日(4/4)はシニア自然大学の同窓会で藤井寺・羽曳野両市にまたがる
古市古墳群を散策して来ました。
今、大阪府を主として古市古墳群と堺市の百舌鳥古墳群合わせて世界文化
遺産登録の運動が行われており、脚光を浴びつつある所です。

今回は10名の参加者で幹事です。
藤井寺駅でボランティアガイドさん(3名)と落合い出発です、ガイドさんの説明
を聞きながらカメラで古墳群を撮っていましたが、何故かカメラの調子が悪く「へ
んだな~」と思っていました、帰宅してカメラを開けるとメモリーカードが入って
ないのが原因でカメラの調子が悪かったのです、「 ガックリ 」です。

先日の淡路島釣行日誌を書いた時にメモリーカードをそのままにしていました。
歳を取ると物忘れが多くなり注意散漫になります、気を引き締めます。


本日のコースです、ボランティアガイドさんが作製してくれていました


パンフレットの表紙です

ガイドさんの丁寧な説明で、5~6世紀に築造された古墳群を10時から2時間半
楽しく散策出来ました、藤井寺市観光ボランティアの会の皆さんありがとうござい
ました。
宮内庁ではなく「宮内省」の表示の説明やら大規模古墳群が衰退する時期と仏教
伝来後の関係等いい勉強になりました。

改めてお礼申し上げます「 ありがとうございました。」

このシニア自然大学の仲間(男女13名)は、退職してからの仲間で年齢が近く気
持よく過ごせます、利害関係も無くいい仲間たちです。

次回の幹事が京都・鞍馬を計画しているようで「流し素麺」を楽しみにしています。

 次回は必ずカメラの点検を忘れないようします。