アーノルドゲゼル(1880年6月21日 - 1961年5月19日)はアメリカの心理学者で小児科医です
何といっても子供発達研究の分野の先駆けとして有名ですスイスのピアジェ ( 1896-1980)も有名ですが
子供の発達の法則性を科学的に検証しようとした先駆けとしてまずアーノルドゲゼルが道を切り開いたようです
児童の自然な行動を観察する際には当時としてはかなり画期的な手法であるマジックミラーを取り入れたりもしましたが
多くの子供は勿論何とかの有名なオオカミに育てられた少女やサルの子供も同時に研究していたようです
オオカミに育てられた少女。。。一時話題だったような気がします。。。
『狼に育てられた子』家政教育社。。。として書籍も発表しているようです
観察する上でその特徴が育った環境によるものなのかもしくは逆に遺伝なのかも頻繁に議論されていたようです
まあ言われてみればどちらか興味深いですし考えてしまいそうな内容である上わかるとうれしいような気もします
確かオオカミ少女は幼少期周りにオオカミしかいませんでしたから後々影響があったように思いますが。。。
また調べてみてもよさそうです。
そしてゲゼル氏は一時高校の教師として活動後後にウィスコンシン大学に再度進学し実験心理学の研究をスタートさせました
その後、G・スタンレー・ホール学長の強い影響を受けている大学で学業を継続させ
教員や校長も務めながら1906年博士号を取したそうです。本当に変化に富んだ歩みですね。。
そして知的障害児の研究はワインランド訓練学校<知的障害児のための学校>に勤務したあたりから始めたそうです
その後ウィスコンシン大学医学部で研究を始める傍らイェール大学で准教授の職に就いたとされています
1915年には医学博士号を取得し後にイェール児童発達センターを設立し
障害を持つ子供たちがしっかりと学べるよう支援したといわれています
幅広い活動が特徴的で州の教育委員会のために学校心理学者としても協力し
当時は、現在の保育所システムのような施設にも賛成だったようです
周期。。。自己調節の動揺性 (螺旋形の発達過程)。。。 素質的な個性という3つを強調しました
双子による実験で成熟優位説というものも唱えたようです・・・
この辺りはもっと詳しく調べてみないとわかりませんが一応今回は何となく投稿です
代表的な書籍としては
公衆衛生及び教育の観点から見た就学前児童( 1923)就学前児童の知的発達( 1925)幼児の行動マップ( 1934)
<フランシス・イルグと共著>子育ての手引書。今日の文化の中での乳幼児(1943)5歳から10歳までの子ども1946)
などがあります