碁ガール、将棋ガールだ

森内さんが三連敗して羽生名人と勝敗を分け合ってしまった、大事な1番で王様の顔面受けはどうだったろう、もっとも反撃もすばらしかったが羽生玉のしぶとさに負けてしまった、最終局はしっかりと組み合ってからの読み会いを期待したい。名人の返咲きを願っているのだが、今年のＡ級では2位の渡辺竜王が1勝して1位の名人戦敗者を待ち構えている、たぶんその辺が又来年の名人戦に登場するのだろう、ここは羽生さんと竜王の挑戦者争いが面白いと思っているが誰かに怒られそうだ。
　　アイパッドを手に入れたので名人戦を見ようとしたら将棋の盤面が映らないジャバスクリプトやらが対応してないらしい、テキスト版では私の棋力では盤面が頭に浮かばない仕方なくパソコンで見ている、最終局までにジャバを何とかしたいと思ってアイパッドストアーを探したら銀座にあるそうで今日にでも行って来ようと思っている、ツイッターも出来そうで携帯から移そう、しかしいろいろ出来て便利なようだけど設定するには私の頭は固まってしまっていて着いていけない。広い東京にそのストアーは二軒だけでなるだけ電話で済まそうなんてしている、年寄りにはもっと優しい対応を願いたいものだが。
　店の来客数が増えている、碁の客が多いのだが巷で言われている「碁ガール」とやらはまだ来ない、もっとも昔ガールだった女子は大分前からきているのだ、なんと言ってもお年を召した男性が一番多い、ところが仕事を終えた方には羨ましい事に年金暮らしが多く当店の本は売値が高くて変えないそうだ、碁のお客さんでさえこうなので将棋においてはなおさらで、店では客数と売り上げが比例してこない、もう少し「碁ガール」が増えて「将棋ガール」も出てくれればアカシヤ書店も安泰するのだがなーと嘆く毎日だ、しかし先日の将棋ペンクラブの関東交流会には森さんの「将棋ペンクラブログ」やツイッターの影響で若い娘が沢山来て将棋を指していたので、それも夢ではないとせっせと本を整理して棚に詰めている。
　今日は五反田の市場の大市がある、囲碁将棋本は出そうもないがなにか良いものが出てくれれば嬉しいのだが、どうも原稿や版画が多そうで当店には向かない、息子が宗教書や歴史書に力を入れだして、甥っ子は医学者や理工書をやりだした、店は囲碁将棋が中心だがそのうち私が死ねばどうなるか判らない、儲からない商売は若者には理解できないし辛抱も出来ないのだろう、「本を読まない連中相手の本屋」は廃れてみんなアイパットや電子書籍に移っていくのだろう、淋しい・・・・！！！！