団鬼六さんが亡くなった、将棋ペンクラブの交流会にも参加されていたし、一昨年のペンクラブ大賞のときは特別賞をお送りし会場にお出で頂いた。将棋世界の編集長だった中野さんを通じて少しは話を聞いていたが、亡くなる程だったとは知らなかった。
古本屋の親父としてはSM作家としての先生と付き合いが深い、まだビニ本も出ていない時代に、「奇譚クラブ」「花と蛇」はすごく売れた雑誌で、市場では取り合いになるほどの「飯の種」だった、客から30冊も手に入れると一月分の稼ぎが出来た、
一方でもっと前の自分がまだ本屋になる前には黒い箱に入ったSMの小説シリーズがあり、店に並んでいたのを思い出す、古本屋としても大変お世話になった方だ。
昨年の名人戦第三局のとき将棋ペンクラブの幹事会があって、何が有っても参加すると意思表示していた中野さんが欠席した、その時野田で行われた名人戦の会場に団先生を送って行っていた、帰りがけ三浦八段が連敗して元気がないのを千葉の温泉に誘って静かに奮起を促したそうだ、あの見た目とは違う優しさの有る方なのだと思った、その幹事会が今日有る、何か不思議な縁を感じている。
今日の幹事会は今年のペンクラブ大賞の第一次選考会で沢山の作品が上がってくる、みんなで新聞棋戦の棋譜を全部当たったり、二次選考にまわす分のコピー取りをしたり夕方まで掛かる予定だ、中野さんは今日はきっと団さんのとこに行かれて欠席になることだろう、われわれ幹事の分も余計に話しかけておいて欲しいと願っている。
古本屋の親父としてはSM作家としての先生と付き合いが深い、まだビニ本も出ていない時代に、「奇譚クラブ」「花と蛇」はすごく売れた雑誌で、市場では取り合いになるほどの「飯の種」だった、客から30冊も手に入れると一月分の稼ぎが出来た、
一方でもっと前の自分がまだ本屋になる前には黒い箱に入ったSMの小説シリーズがあり、店に並んでいたのを思い出す、古本屋としても大変お世話になった方だ。
昨年の名人戦第三局のとき将棋ペンクラブの幹事会があって、何が有っても参加すると意思表示していた中野さんが欠席した、その時野田で行われた名人戦の会場に団先生を送って行っていた、帰りがけ三浦八段が連敗して元気がないのを千葉の温泉に誘って静かに奮起を促したそうだ、あの見た目とは違う優しさの有る方なのだと思った、その幹事会が今日有る、何か不思議な縁を感じている。
今日の幹事会は今年のペンクラブ大賞の第一次選考会で沢山の作品が上がってくる、みんなで新聞棋戦の棋譜を全部当たったり、二次選考にまわす分のコピー取りをしたり夕方まで掛かる予定だ、中野さんは今日はきっと団さんのとこに行かれて欠席になることだろう、われわれ幹事の分も余計に話しかけておいて欲しいと願っている。