春日市白水大池公園 星の館

街中にある天文台で星空にとけ込もう

「星座の切手 2011 夏 2012 秋」。

2012年07月11日 | 星☆の雫

7/8の日曜日は久しぶりの晴天でしたね。
いつの間にか夜空は夏の星座に模様替えされ、さそり座が南の空を飾っていました。
そんな梅雨の中休みですが、今日は星座にまつわる切手をご紹介いたします。
この切手、昨年の7月7日の七夕にリリースされているものなのですが、とにかくキレイ
で出来が良いのです。使うのがもったいないくらい。(笑)
 
これは通常の切手とは異なる特殊切手と呼ばれるもので、80円切手10枚が1つのシート
になっています。テーマは「星座」。
「手紙文化と自然科学の両分野の振興」を目的として制作されたとのことです。
いかがですか?キレイでしょ。
  
Img_4877
  
この写真は第1集で9種の夏の星座がデザインされています。
濃紺のグラデーション、金の星座線、星の明るさに応じた星の表現、やさしいタッチの
星座絵、そしてホログラムによるキラメキなど色彩デザインがすばらしいです。
デザイナーは日本郵政公社の女性切手デザイナー 星山理佳さん。
  
てんびん座/さそり座/いて座/こと座/わし座/はくちょう座/ヘルクレス座/へびつかい座
・へび座/いるか座 がデザインされています。(いるか座ファンのにょろとしてはうれしい限り。)
夏の大三角を成している、こと座/わし座/はくちょう座が中央に配置されています。
  
Img_4878
  
そしてもうひとつ、この切手のポイントですが、10種類めに日本古来の星結びが紹介され
ていることです。(写真1枚目左下の切手です。)
第1集では「うおつりぼし」。これは、「さそり座のS字型に並ぶ星々のカーブを魚釣りに使う
「釣り針」に見立てたもので、古くから瀬戸内海の漁村を中心に言い伝えられてきた名前です」
と紹介されていました。
さそり座の形を知ることは共通語として必要ですが、日本古来の文化にも星座が生活の
一部であったことを認識させてもらえるところもいいですね。
  
そして、今年の7月6日。先週ですが昨年に続き第2集が発売されました。
第2集では、秋の星座がデザインされています。
  
Img_4875
  
やぎ座/みずがめ座/うお座/カシオペア座/ペガスス座/アンドロメダ座/ペルセウス座/ケフェ
ウス座/くじら座 です。日本古来の星座は「いかりぼし」=カシオペア座となっています。
(写真3枚目左下の切手です。)
  
Img_4879
  
秋の星座はアンドロメダストーリーです。しっかり登場人物が網羅されていますね。
特にペガススの翼はホログラムが大きくデザインされて目を惹きます。
 
このシリーズ、流れから行くと後、冬、春の2集、合計4集で完結でしょうか。
年1回リリースののんびり企画ですが楽しみです。 
尚、この切手シートは観賞用として「星の館」へ展示しますので、現物をご覧になられたい方は、
お気軽にご来館ください。(7月15日以降)

(第1集は現在完売で、入手しにくいですが、第2集は最寄の郵便局で販売されています。
200万シート限定です。お早めに。)
にょろにょろ。

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