孫娘ちゃんのスペースのお片付けが難しいなぁ〜と感じたのは、物への思いが2人分だからでした。名目上は孫娘ちゃん物なのだけれど、母である娘の気持ちの整理が難しいようでした。
ほとんど使って無いのに、簡単に「手放す」と決めた物が以外な程多かったのですが、捨ててさっぱりする事が良い事なのでは無いと思っていて、欲しくて買って貰った物を、中途半端に投げ出すのも違うので、充分に使い切られていて手放すと決めた物以外は、あえて取って置くようにしました。
一回、仕分け済みだと娘から聞いていましたが、取っておきたかったのは娘で、それらの孫娘ちゃんにとって不要な物が、使いやすい場所を塞いでしまっていました。
結果として、物を探さないといけない状態になり、仕舞い辛いので、出しっぱなしになる。という悪循環が起こっていました。
孫息子ちゃんの時には発動させなかった、「いつか使う物入れ」をザックリカゴの形で使いました。
私の物を配置するルールは「ほぼ毎日使うと決まっている物」「おおよそ週一回は使うと決まっている物」「必ず年一回は使っている物」この3種類で配置場所を決めて行きます。
それ以外の物を、「思い出」「コレクション」に分類出来るのが理想ですが、この5種類に入らない物が必ず出て来ます。それで「いつか使う物」というカテゴリーを設ける事で、必要量の絞り込みが出来ます。それを本来は「思い出」「コレクション」「年一回」の物と一緒に遠くの収納場所で良いのですが、ここであえて、先に使い切りたい物を手の届きやすい場所を定位置にして、それらが無くなるまで、買わないと決めるという荒療治を今回は導入しました。
30cm立方のカゴにザックリと、シールやお手紙セット、可愛い手帳類。一般的なファンシー雑貨と言われる物で半分位埋まりました。
「こんなに沢山あったね〜、みんな、使ってあげようね〜」と言葉がけをして、お出かけバッグを入れたカゴの隣、しまっては無いけど、常に目に入る。少し遠くの位置におきました。
自分の子育ての時期は、引越し回数も多かったですし、3人兄弟で2部屋だったので、定期的に部屋のシャッフルをさせていました。常に半年づつで荷物の全部移動をしていたので、整理収納作業にも慣れていましたし、ふんだんにおもちゃを買い与える事など出来ませんでしたので、移動も簡単でした。
孫達は物心ついた時には、自室が有り、自分専用スペースを持ち、物もそこそこ所有していて、親達も忙しくしていて、じっくりスペースと向き合う事無く生活は出来ていましたが、快適な空間では無かったので、快適さを維持しやすい仕組みを提案させもらいました。
又2週間後に子守に行くので、それまでにどんなふうに進化してるか楽しみです。