先週は中学生になった孫息子君のお部屋の大掃除に行って来ました。
大掃除の名目ですが、中学生生活を送る為に物の位置を整えて、生活に則した有りようを提案するのが目的でした。
おおよそ2年前に、孫息子君の自室が汚い問題が持ち上がった時に、応援に行って「散らからない部屋」を作って来たのですが、2年の時間経過と途中のメンテナンス不足でお掃除が行き届かない部屋になっていました。
中学生になって初の中間テストというイベントを迎え、友達と自室でテスト勉強をするというイベントをしたい孫息子君の依頼でお手伝いに行って来ました。
手順は簡単で、「全部出し」からの「拭き掃除」をして「使う順に配置」。これをするだけなんですが、その為には自分が持っている物を全量把握して、それらをどう使うのか使わないのか想定して、使用頻度と使用場所を特定して設置して行く。
これを中学生になったばかりで、まだまだ小学生気分が抜けきらない男子に全てを自分で決めて、やり切って貰うんです。
私が一番最初にするのは、荷物の全部出しをしながら、孫息子君に毎日のスケジュールを話して貰って、この部屋で寝ている以外の時間に何をしているのか、もしくは、どうゆうスケジュールにすればベストなのか話し合いながら、全部出しを進めます。
彼の部屋から出た場所が広めの廊下があるので、勉強 遊び 身の回り物 の種類で分けながら置いていって、置きながら「毎日使うと決まっている物」「毎週使うと決まっている物」「それ以外」を戻す事を考えながらメンテナンスしつつ出して行きます。
彼はこの作業が人生2度目なので、これをやっていると、中学生男子なりに物との向きあい方に彼なりに取り組んで、色々な事を感じるので、とても大切な作業だと思っています。
たぶん、私にご指名が来るのは、前回やって、実際に散らからない部屋が出来ていたので、私のやり方が効果的だと感じていてくれたからと、この作業に黙って寄り添ってくれて、決して怒らないと思ってくれていて、それでいて、手を止めずに一緒に向き合い続けてくれた経験を一度させたからだと思います。
全部出しをして、家具も動かして、床や壁も棚も桟も全て雑巾掛けして、すっきりしたところに、明日からの生活を考えながら、物を納めていきます。
結果として、彼はおもちゃ類やコレクション類漫画本などは一部の飾りたい物を除いて、全部キチンとケースに入れて、全て押し入れにしまっていました。
野球部に入った彼は、朝の6:45に家を出て、夕方6:30に帰って来るので、お風呂とご飯の時間を引いたら、2時間半しか時間が無い事にようやく気づいて、その中でどうやりくりするのか考えた末に、学校と勉強道具と「Switch」以外は全部しまう。という結論に至った様です。
私は基本的には捨てさせません。
管理するという概念を教えると、子供でもとって置く物と手放す物を自分で決める事が出来る様になります。そして欲しがらなくなります。
約6畳に2畳分のクローゼット型の押し入れがついた部屋で、朝9:00から夕方4:00迄かかりました。途中お昼休憩を挟んで約6時間の作業でした。
何も出ていない部屋は気分が良いと孫息子君の感想でした。
後日、お友達が2人来てくれて、人生初のテスト勉強というイベントが自室で出来たそうです。
次は小学2年生になった孫娘ちゃんのリビングにあるスペースの改修作業です。
彼女はまだ自室を持たせて無いので、リビングの一画にスペースを作って有りますが、お兄ちゃんのリビングで管理していた物が無くなったのと、お勉強道具が増えたり学校のものが乱雑になりがちだという悩みがあると訴えて来たので、娘と孫娘ちゃんの2人で取り組むのかと思っていたら、「私もばぁばちゃんとやりたい。」との事なので、今日の作業は3人でやろうと思います。
基本は孫娘ちゃんが主体で、それをサポートする娘を私がフォローする感じで出来たら良いかなぁ〜と思っています。