異教徒の無数の傷口には自らを断罪する理由が記されている
右から左へと内耳を駆け抜ける人間的なハムノイズ脳下垂体の隙間に詰め込んで昇天の...
骨を抱く
午前零時の開幕のベルは 眠りについた歌声を呼び起こした まっさらで直撃なエコー ...
産まれた理由は還るべきところへ向かう
優しい乖離を抱きしめている空白の午前、見開いた眼の充血はすでに失われたかけがえ...
ぼくがそれをやりたいわけは
確かな思いがあるわけじゃなかった 行きたい場所などとくべつなかった ぼくがそれを...
レム≠ロム
くたくたに疲れているのに、眠りはなかなか君の部屋を訪れてはくれない。一日中凍え...
真夜中、殺意のレコード
おまえの憤りを愛せよ おまえの憤りを愛せよ 路地裏に放置された 何十年も前の三輪車...
とりとめもないものは
とりとめもないものは 落葉に埋れたもう書けなくなった詩人の詩 ズタズタになった絵描...
鴉は生産工程を嗤う
脳髄の軋むリズムが鼓動とリンクするので、心中に欠陥があるのだと気づいた朝早く、曇...
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事