ゆるテツ🔲SEASON4（その8）

2021年2月3日です

　　（その7より）


坂となってますが適度な広さの路肩があったので、此処にクルマを停め昼食にします。


「んで路駐して昼食って事は駐車場も無い店舗で喰うのか？」
いやいや、朝食を店舗で喰って無いのに昼食を店舗で摂る訳無い（汗）
「ではコンビニ弁当か？」
ましてや、そんな味気ない食事でも無く


何と『シェフ・イノウエ』による


アウトドアクッキング（爆）
太陽の陽が暖かな外で食べる食事は良いとして時折、『ドーン』と言う音が遠方から聞こえて来ると思ったら、東富士演習場の砲撃音か！？（驚）


此処で幻の伊豆名物と言われる『とんぼろ』を喰わせてくれると言うので期待して待つ事にします。


設営を手伝おうかと思いましたが、流石シェフ。　慣れた手つきでサッサと設営を完了し


調理開始。


――『とんぼろ』。　正式には中国語で『豚包肉（トンポーロー）』と言いまして江戸末期、ハリスと共に下田へ来航した中国人通訳によって伊豆地方に伝来されたと言われる、名前の通り豚肉を（腸で）包んだ食べ物。
何故に幻かと言われると、当時は豚肉を食べると言った習慣が日本に根付かず、よって廃れてしまった故、幻の料理となってしまった次第……

って


「（豚肉の腸詰めって）ソーセージやないかいっ！」
そもそも『とんぼろ」って確かに伊豆にはあるが自然現象だし、『トンポーロー』って料理も実際に中華料理にあるが（東坡肉）豚の角煮に近いモノだし。


うそやで～
……スンマセン、ちょっとネタにしてみたかったから（笑）


「折角静岡に来たから地元のモノ喰いたいじゃん」
と言うシェフの拘りで通販サイトから取り寄せた逸品らしいですわ。


そんな訳で先ずは『【濃】パリジュワチーズウインナー』から頂きます。


確かに皮がパリっとしてて中からチーズが出て来ると共にジューシーな肉が味わえる一品。

「ビール飲みたくならない？」
いや、帰りの事もあるし、ソコまで酒が好きって言う訳じゃ無いから（苦笑）


続いては、お待ちかね


ハンバーグ！！


焼いてる最中、すんごい肉汁が出るので零れてしまった肉汁を拭きながら焼いて行きます。
……その肉汁を集めて冷まし固め『肉汁アロマ』、は作りませんでしたが（爆）


温度計でハンバーグの中身まで火が通ってるかも確認し（本格的）


「ちょっと焼き過ぎた」とはシェフの弁。
ですが「肉を喰ってる感」があって(ﾟдﾟ)ｳﾏｰ！！　付属のタレを付けなくても肉の旨味で充分イケます。
朝のコンビニで『塩むすび』とサラダ（気休め）も買ったのですが


「『キャンプめし』と言ったら『カレー麺』っしょ」
とばかりにフルコース（汗）


食後のコーヒーまで出てきて、満足満足。
これで昼寝が出来たら最高なんでしょうが、残念ながら次のネタがありますので……


って言うか


（飲みはしませんでしたが）こんな水があるとは知らなかった。


　　（その9へ続く）