名鉄600V線区・末端駅

1992年の夏です

当時、高校生だった俺と、そのツレとでフリー切符（2DAYフリーきっぷ）を使って、名鉄600V線区の乗り潰しをしました。


先に向かったのは揖斐線の本揖斐駅です
線路を覆う屋根が印象的でした。　しかもホームの片側が駐輪場になってるし……
モ510は軌道線車両ながら前席転換クロスシートで、非冷房でしたが結構好きな車両でした。

ついでに谷汲も行ったが、まだ廃線の足音も聞かれなかったから撮影忘れてたよ。
今ならデジカメで撮影しまくっても苦にはならないが、フィルムカメラの時代だったからね、フィルム代と現像費を考えたら学生の身分じゃあ――

んで、そっから延々と路面電車に揺られて、やって来たのは反対側の終点


美濃町線・美濃駅です


当時、（確か）新関～美濃間は一時間に一本の電車本数だったから、行くのに苦労したよ。


ホームと駅舎は現存しててモ510とかが展示されてるらしいです。
（廃線になってからは行った事無いよ）


広い構内にポツンと停ってるのは、夕方から使用される電車ですね。

この頃から美濃町線の末端区間は廃線の噂があったから、結構撮影したのだと思う。
案の定、1999年3月31日に先行廃止されたんだけどね――


おまけ


その600V線区乗り潰しついでにやって来た常滑線・太田川駅です


7000系『白帯車』の重連運用を撮影する為に来たのだと思います。　が


別に廃止や何やらの噂も無かった筈なのに、何故、此処まで来たのか忘れました（笑）
まぁ高架化前の風情ある駅舎とのコラボと言う記録が出来たから、良いっか？


更におまけ


1992年秋には本線の一部指定席特急が1000系＋1200系に統一されるって言うんで新岐阜駅で撮った7700系特急（と7000系パノラマカーとの並び）です。
全面展望もトイレも無い7700系でしたが、SR車と組んで本線を駆け抜ける姿は好きでした。
ちなみにSR車の（コイルばねの）5500系や5300系の特急運用は、乗る方としては跳ねるような乗り心地が快感だったり（笑）
更に5500系は「窓が開く」って事で（あまり他の乗客に迷惑の掛からない）車端部に座り、窓を開けて堪能してたのが良き思い出ですわ。