東京五輪開催について

いよいよ明日開会式を迎える東京オリンピック。開催に向けていろんな想いがあるかもしれないが、僕自身の率直な感想をここで述べておこうかなと思う。

 

本来であれば今日行われるサッカー男子の試合を観戦できるはずだった。対戦カードもブラジル－ドイツと好ゲームが期待できる組み合わせですごく楽しみにしていたのだが、無観客となってしまいすごく残念に思う。

無観客になった経緯はいろいろあるかもしれないが、これまでJリーグ、そしてプロ野球らが作ってきた観戦スタイルに則れば制限付きであっても有観客での開催はできたのかなと感じている。ただ無観客にしたのは決して間違ってないと思っていて、有観客の状態で感染者数が増加傾向にあると根拠が無くてもオリンピックの観客が原因とさせられるであろう。そうなるとオリンピックそのものに限らず、スポーツ界全体のイメージダウンになりかねない。

無観客と決めた以上、感染者が増え続けるのであればオリンピックは関係なく、気の緩みでしかない。最近のSNSでのコメント等を見る限りだと、どうもオリンピックに興味ない層の声が大きいように感じていて、根本的な課題から目を背けている気がしてならない。

 

 

選手にとっては観客のいない中でのプレーは力が発揮できないかもしれない。スポーツをやったことのある人なら、周りの声援がパワーに変えてくれることの意味はわかってくれるはず。本来であれば日本のメダリストが多く出るであろう本大会で、思うように結果が残せないことは十分に考えられるが、選手たちにはベストを尽くせるように頑張ってもらいたい。

せっかくの日本での開催で、どうせやるなら記憶に残る形で終わってほしい。大会に至るまでの惨状を見る限り、今後100年は日本で開催されることは無いと思っているので。

 

 

どれだけ感染者が増えようとも、オリンピックを楽しむ気持ちは変わらないし、どの競技も純粋に応援していきたい。東京での1日の感染者数が10000人になろうとも、対策さえできていれば感染リスクは少ないし、不安なら近場で過ごせばいい。昨年から健康を維持できている方は、気を緩むことなく自分自身がやってきたルールを貫いてもらいたい。

8月8日まで、オリンピックチケットの抽選待ちの時と同じ気持ちで楽しませていただきます。

 

 

じゃこの辺で