亀と鴎の挑戦

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【勝利と笑顔が】第12節 熊本-大分【健康の秘訣】

2024-04-29 10:52:17 | トリニータ2024

えがお健康スタジアムに行ってきました。前日は当日移動で横浜で同僚の結婚式があり、翌日早朝に熊本に到着して休む間もなくスタジアム入りとなかなかのハードスケジュールでした。詳しい内容についてはイベントレポートにて語りたいと思います。

 

ようやく手ごたえを感じれるような勝利を見せてくれたかなと思います。まだ余韻は残っていますが振り返っていきたいと思います。

 

 

ほぼ全員分に行き渡るように青旗が用意されていました。

 

「大分トリニータ貸出用」ということで、おそらくサポーター団体さんがお金を出し合って製作したのかなと思われます。これだけの本数があればアウェイ戦のみならず、ホームゲームでも圧倒的なホームの雰囲気を作れると思います。大切に取り扱い、長く使用していけるようにしたいですね。

 

 

 

 

もはや夏といえるくらいの暑い中でキックオフ。前節は肌寒い中での試合だったので、ここまで急激に気温の変化があると選手たちもコンディションを合わせるのが大変なのかなと思いました。

その影響もあったのか、香川が前半のうちに負傷交代となりました。アップダウンの激しいポジションでありながら、ここまで全試合スタメン出場で頑張ってくれていた香川。サイドバックのポジションはやや手薄感のある印象を受けるため、どんなにパフォーマンスが上がって来なくても頑張ってもらうしかない状態でおそらくやっていただろうから、このタイミングで負傷してしまったのは仕方のない部分もあったかもしれない。そこで不幸中の幸いというべきか、茂がちょうど良いタイミングで復帰してくれたので、そのままサイドバックの穴を埋めることができた。茂が右サイドバックに入り、左は野嶽がスライドした。

 

 

待望の先制点はトリニータに生まれた。藤原からのロングボールを渡邉がワンタッチで宇津元に出し、そのまま宇津元が推進力を見せて相手のマークを引き付ける。そしておそらく野村の位置は見えてなかったと思われるが、きっとそこに野村がいてくれるだろうという確信があるかのような見事な逆サイドのクロスを送り、そこにちゃんといてくれた野村がフリーで受けてそのままゴールに流し込む。

ようやく縦に素早い理想形のゴールを見ることができた。トリニータが前を向いて攻撃のスイッチを入れることにより、熊本は後ろを向いて対応するしかない状態になる。当たり前のことを言ってるように見えるが、これまでのトリニータは相手に後ろを向かせることすらなかなかやれていなかったので、これを機に手ごたえを感じて高めていければと願っている。

 

失点シーンは相手を褒めるしか無く、やはりPA内でワンタッチでうまく繋がれたらゴールへの道筋も見えてくる。藤井のシュートモーションに入った瞬間、やられたと思いました。こういったのは対策するのも難しいので、やはり勝つためには複数得点を狙いに行くしかないです。

 

 

後半は我慢しながら交代カードを見極めているように見えました。その中で後半最初の交代が伊佐と松尾と前線でハードワークできる選手だったのが流れを変える要因となりました。裏のスペースを狙うことで熊本にアップダウンさせることになり、後半になると体力的にきつくなるので伊佐と松尾がより活かされる展開となりました。この流れで得点が生まれればなお良しでしたが、期待感はこれまでの試合よりも確実に感じていました。

 

 

そして後半の終了間際のコーナーキック。トリニータのサポーターからは多くの声援と拍手が送られていたので、熊本の選手にとってはプレッシャーに感じていたに違いない。そのおかげもあってか、コーナーキックからのこぼれ球を素早く松尾が拾い、クロスを上げたボールはクリアされたがクリアの時にハンドしたとのことでPKを得た。普段であればあの場面で大崎はハンドすることなくクリアできると思われるが、きっとトリサポのプレッシャーが焦りを生みハンドしてしまったと見ている。なのでハンドしてしまったことはトリサポが凄かっただけなので気にしないでいただきたい。

 

PKのキッカーは梅崎。多くのキャリアを積んできた百戦錬磨の梅崎なら、この場面はまだまだ修羅場でもない。さらにキャプテンの重圧は渡邉新太に預けたから、俺は俺の仕事に集中できる。そう言わんばかりにキーパーの田代の逆を突く見事なゴールで勝ち越しに成功する。

 

 

 

この瞬間をずっと見たかった選手の喜ぶ姿。まだ試合は終わってないが、絶対に勝てると確信した瞬間であった。

 

 

最後はキーパーも上がってパワープレイを受ける機会もあったが、濱田を中心に守り切りうまく時間を使うことができた。ここにきて成長を感じることも出来て頼もしく感じる。

 

 

 

そして待ちに待った歓喜の瞬間。選手とサポーターの頑張りがあって掴み取った勝ち点3。

 

 

ピッチサイドシートにいるサポーターに一礼していたのもよかったです。誰よりも近い位置で声援を送っていたサポーターがいたからここまで選手たちが頑張れたかもしれません。つまりトリサポ用の席を用意してくれた熊本側の自滅です。

 

 

 

選手やスタッフ、サポーターが笑顔になれたえがお健康スタジアム。これだけ笑顔でいれることが健康の秘訣なのかなと感じさせられました。熊本のサポーターは笑顔になれなかったかもしれませんが、次の鹿児島との九州ダービーで笑顔になっていただければと思います。(というか、早くも熊本はバトルオブ九州のホーム開催のボーナスステージを全て消化することになるのか...)

 

 

片野坂監督のアラレちゃん走りはチャッターチャンスを逃したので、公式Xからご覧ください。

 

 

 

 

熊本戦に勝ったことで、ひとまず下の順位を気にする必要は一旦無くなりました。ここから見なければいけないのは上の世界。甲府、長崎と手強い相手との連戦が続くが、ここで成果を上げられれば諦めかけていた勝ち点60の夢はまだまだ目指せる段階まで来る。体力的にもしんどいだろうけど、おそらく天皇杯を除けば今シーズン最後の連戦になるので、ここが踏ん張り時のつもりで頑張ってもらいたい。

 

 

じゃこの辺で


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