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【新たな試みの】第16節 山形-大分【引き立て役】

2023-05-17 22:42:17 | トリニータ2023

 

平日昼間キックオフの試合に行ってきました。平日昼間だからこそ有給を1日消化だけで済むことができたし、個人的には有難いスケジュールだったと思っています。

この山形の新たな試みについては成功に終わったように感じましたが、詳しいことはスタジアムイベントレポートでたっぷりと語りたいと思います。今回は山形の試みの引き立て役となってしまった試合について振り返っていきます。

 

 

 

先制されたシーンは山形のショートカウンターから。あまり人数をかけて攻めてこないなと思っていたが、チャンスと見ると素早く人数をかけてきて、分厚い攻撃でフィニッシュまでいかれてしまった。オフサイドがとれればラッキーであったが、間一髪でライン上と判断されてしまった。

 

 

納得できる形での失点であればすぐに切り替えられるのかなと思っていたが、気温30度もありまだ身体が慣れてないのもあってか、迫力のあるプレスはかけられずにいた。それでも伊佐、中川、野村は自分の役割を全うしてくれたと思うが、チャンスはほとんど作れずにいた。

 

前半をこのまま1点差で終われれば後半に期待ができると思っていたが、終了間際にコーナーキックから失点。安藤のキックもミスであったが、それでも西川はセービングしてもらいたかった。

 

 

猛暑の中での2点差は精神的にもダメージは大きかったが、後半開始から3枚交代しシステムも変更して反撃の姿勢を見せようとする。

実際に見せられればポジティブな評価ができたのだが、逆にピンチになるシーンが多くなった印象があった。カウンターを恐れて前へのパスが送れない上に、わずかなミスで簡単にフィニッシュまでいかれてしまうことも多かった。

3点目で勝負あり。攻撃を遅らせることなくペレイラはあっさりとかわされ、西川も半身になって守る体制では無かった。防げた失点であっただけに非常に悔いが残る。

4失点目、5失点目は選手の気持ちも切れていただろうから分析する価値なし。

 

 

 

 

試合は0-5で敗戦。さすがにこの点差をつけられれば誰が良かった悪かったという話は不毛でしかない。誰もが責任を感じてもらいたい。

 

 

試合後はサポーターの叱咤を黙って聞いていたのみで、その後のチャントは無かった。個人的にはこれで正解だと思っている。大宮戦の敗戦のときは惨敗ながらも気持ちは見えていたし、方向性を見失わないように前向きに送り出すという判断でよかったと思っていたが、今回は前への姿勢が見えなかったし、せめて1点を奪うという気持ちもチームとして感じなかったので厳しく接するのは当然であってほしい。

あえて名指しで言わないが、大量にリードされている状況でも横パスやバックパスする選手は外してもいいんじゃないかなと思っている。そうでもしないと大分に残って悔しい想いをしている選手たちに申し訳ない。

 

 

長崎戦に期待することは、とりあえず高木の状態がわからない以上、次は新井にチャンスが回ってくる可能性は十分に考えられる。新井がこの試合を自分の人生をかけて戦ってくれるのであれば、山形戦の敗戦は少しだけポジティブな評価に変わることができる。逆に西川のままであれば、今日の試合で失った信頼を次で取り戻すくらいの気持ちでないと、このまま順位を下げ続けることになりかねない。

あとは伊佐、野村、中川を少しでも休ませられたことは数少ないポジティブ要素であるが、長崎戦で走り負けてしまうようであればせっかく休ませた意味がなくなってしまう。

今回は暑かった、山形まで遠かった、子供たちの声援がプレッシャーになった、と言い訳を考えればそれなりに出てくるし、ピッチにいた選手にしかわからないので一理あると見てとれるが、次のホーム長崎戦ではそういった言い訳は一切通用しない。

全力を出せば絶対に勝てる相手ではないが、結果を残せない中でも攻める気持ちは最後まで忘れずにいてもらいたい。気持ちは言葉でなくプレーで示すものだ。

 

 

じゃこの辺で


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