今シーズン戦ってくれたトリニータの選手の個人評価、ベストイレブンを紹介していきたいと思います。
今年も個人評価やベストイレブンの判断材料として、各メディアによるベストイレブンを集計してきました。今年は以下のベストイレブンに加え、怜チャンネルの選出も加えてみました。松本怜CROの選出は結果を残した選手というよりかは、目立たないけど勝利に貢献した選手を選出してくれていて、より公平なデータが取れるのではないかということで急遽集計対象に入れました。ちなみに古澤さんのちょこチャンネルは結果を残した選手やお調子者を選出する傾向にあり、前線の選手に評価が偏りがちになりそうだったので対象から外しました。
<2023年ベストイレブン集計対象>
・FootballLAB攻撃的ベストイレブン
・FootballLAB守備的ベストイレブン
・エルゴラッソWeeklyベストイレブン(@EG_spy)
・Optaベストイレブン(@OptaJiro)
・怜チャンネル選出
集計結果はこちらになります。
1位(12pt)はまんべんなく選出された野村。2番目(9pt)はエルゴラの選出回数が最も多かった高畑と、攻撃的なプレースタイルで多く稼ぎ出した西川。3番目(7pt)は怜チャンネルのみならず他媒体からも評価を得た伊佐と、決勝点を多く奪った藤本。4番目(6pt)はボランチのコンバートでインパクトを残した野嶽となった。
それでは個人評価に参りましょう。(※2種登録、特別指定選手は除く)
星は5段階評価となります。
GK1 高木駿(4試合出場4失点) ☆☆
西川にポジションを奪われる形となったが、それでもチャンスが巡って出場した試合はチームに安心感をもたらしてくれて、守護神としての役割を果たしてくれた。
今シーズン途中から札幌へ移籍となった。出場機会を得たいということで本人の希望を聞く形となったが、ムードメーカーがいなくなったことによりチームは最後まで立て直すことができず、昇格できなかった要因の一つとなってしまった。酷い言い方になるが、試合に出ていなくてもそれだけの影響力があり、長く在籍することの大切さを訴えておきながら結局移籍するじゃねえかという失望は未だに消えることは無いし、片野坂さんが復帰して尚更感じるようになった。
DF2 香川勇気(13試合出場0得点1アシスト) ☆☆
得意ポジションの左サイドは藤本と高畑で争っており、その争いに負けたわけではないが別ポジションを試していたのはトリテン有料版で語られていた。
数少ない出場機会でアピールできた時もあれば、退場してチームに迷惑をかけてしまった時もあった。終盤にはCBで出場機会を得て、他の選手には無い持ち味で存在感を出してくれた。出場時間こそ少ないが、フィジカルは嘘をつかないことは十分に証明できたといえる。
DF3 デルラン(31試合出場0得点1アシスト) ☆☆☆
序盤は守備が軽いなという印象だったが、後半戦に入ってからはそこまで気にならなくなった。まあ、デルランが良くなったというよりかはチーム全体の守備が乱れた影響からだと思うけど。
貢献度は得点で語られるものでもないが、いくつか訪れた決定的なシーンをモノにできていれば気持ちの上げ方も違ってきたのかなと思えてしまう。それが影響してではないと思うが、随所に荒い場面が見られたのでそこは改善してもらいたい。
DF4 坂圭祐(2試合出場0得点0アシスト) ☆☆
怪我の影響でなかなか絡めずにいたが、突如として出場した大宮戦では守備だけではなく多くのタスクをこなし、更にレベルアップして復帰してくれた。
ただ戻ってきたころには昇格争いの真っ只中で、何より結果が必要な状況だったので坂の試合勘を取り戻す時間はそんなに与えられなかった。
MF5 中川寛斗(30試合出場4得点2アシスト) ☆☆☆☆
出場した試合はハードワークも欠かさずやってくれるし、得点も奪ってくれるのですごく頼もしかった。若手がプレーしやすいようにアドバイスするだけでなく、伸び伸びできるようにスペースを空けてあげたりと、見えないところでの貢献も大きかったと思う。
怪我で離脱は、チームの状況的にも成長面でも痛いものとなった。
MF6 弓場将輝(37試合出場4得点0アシスト) ☆☆☆☆
ほぼフル稼働で、主力と呼べるべき存在を示せたのかなと思う。特に終盤戦での4-3-3のインサイドハーフは最もストロングを出せることができ、数字上での結果も伸ばすことができた。
本来であれは最高評価をつけてあげたいところだが、評価のインフレはなるべく行わないようにしたく、バランスをとって泣く泣く4にした。本人がこれ見たら文句言われるかもしれないけど、もっとシーズンを通しての活躍ができれば評価は勝手に上がってくる。まだまだ伸びしろはあるということで今年は許してもらいたい。
MF7 梅崎司(21試合出場1得点1アシスト) ☆☆☆
結果こそ満足の行くものではないが、キャプテンとして先頭に立ちチームをまとめ上げてくれたことは評価してあげたい。出場してこそキャプテンとしての真価が発揮できるのは本人が一番感じていると思うので、我々はキャプテンがコンディションを上げてくれるのを信じて待つしかない。
ゆくゆくはトリニータで引退してもらいたいと思っているので、まだまだ動けると梅崎が思う限り我々も応援していきたい。
MF8 町田也真人(18試合出場0得点0アシスト) ☆☆
同世代で期待を寄せている選手であるが、ゼロゼロでは評価は難しい。コンディションが上がってこない状況だったと思うけど、結局最後まで本調子でないように見えた。
何気に、2種登録で清武と小手川が登録されて以来、89年世代は毎年2人以上在籍しており、それが僕にとっての励みとなっていた。高木が移籍してしまい、遂に89年世代は町田のみとなってしまった。ただ、来年も89年世代のバトンは受け継がれることが決まったので、唯一の89年世代の希望の星としてまだまだ最前線でやれるところを示していただきたい。
FW9 サムエル(22試合出場1得点1アシスト) ☆☆
来日後の増量が結局最後まで響いた形で、なかなか試合に絡めないシーズンとなった。スタメンもわずか5試合で、結果的に得点が少なかったのはある意味仕方ないと言える部分があるが、それでも助っ人でこれは厳しい。
まだ若いのでいくらでもやり直せると言えるが、待てるかどうかは本人の気持ち次第。まだデブるようなことがあれば流石に厳しい目を向けなければならない。
MF10 野村直輝(39試合出場6得点7アシスト) ☆☆☆☆☆
トリニータに加入してからずっと怪我に悩まされていたが、今季は終盤にガタが来るまでほぼフル稼働でチームに貢献してくれた。チームで唯一、各ベストイレブン+怜チャンネル賞を全て受賞しているのは決して偶然ではなく、実力で勝ち取った結果である。
結果だけ見てもチームの中心と言える活躍を見せてくれたし、メディア対応でも熱いメッセージを何度も聞くことができた。時折見せるおちゃらけ姿も面白く、プロに必要なものは今シーズンだけでもかなり出してくれたと思う。
FW11 渡邉新太(19試合出場2得点1アシスト) ☆☆☆
開幕前に手術して出遅れる形となったが、中川の負傷からスイッチする形で出場機会を増やしていった。試合をこなしながらコンディションを上げる形となったので数字上の結果としては満足のいくものでは無かったが、得点力が不足していた終盤戦において渡邉のシュート意識の高さがより際立っていた。
今季は出場は難しいかなと思っていたが、こうして評価できるくらいのシーズンを送れたことは本人にとっても良かったのかなと思う。
FW13 伊佐耕平(37試合出場4得点2アシスト) ☆☆☆☆
例年になくコンディションが良い年となり、結果もここ数年に比べて大きく飛躍したものとなった。昨年までの伊佐なら引退も近いかなと思ったりしたこともあったが、今季のパフォーマンスを見たらとてもそんなことは言えません。撤回させてください。
欲を言えばイサチューーブを上げてとまではいわないが、イサスタグラムは同じクオリティで毎回送ってほしいなと言うのが本音。ただ、SNSを意識しないことで試合に集中できている側面もあると思うので、現役中は今のままでやってもらうのもありかもしれない。
MF14 池田廉(11試合出場0得点0アシスト) ☆☆
開幕前に怪我をして出遅れてしまい、ようやく6月になって試合に絡めるようになってスタメンで出る試合も多かったが、チームが調子を落とすと同時に池田の出場機会も減っていく形となった。池田に責任は無いにしても、結局適正ポジションがボランチだったのか見極めるまでのインパクトは残せなかった。巧い選手ではあったけど、下平監督が描いているボランチ像では無かったかもしれない。
FW15 屋敷優成(6試合出場0得点0アシスト) ☆☆
U-20ワールドカップのメンバーに選出され、これから経験をトリニータに還元したいと思った矢先に長期離脱となり、日本代表も含めて悔しいシーズンとなってしまった。
まずは完治させて、リベンジを来年にぶつけてくれればこの上なく嬉しい。
MF16 茂平(18試合出場1得点0アシスト) ☆☆☆
前半戦はレギュラーとして出場し、チームの躍進に大きく貢献してくれた。天皇杯で負傷してしまい、以降はリハビリに費やすことになった。
茂がいなくなってからチームが下降したように見えるのは、案外関係ないとも言い切れないかもしれない。見えないところでのムードメーカー的な役割とか、実はチームに重要な役割を担っていたと考えると、今シーズン一番の補強は茂で満場一致になるはずだ。
MF17 高畑奎汰(38試合出場4得点5アシスト) ☆☆☆☆☆
当初は藤本とのポジション争いを行っていて、やや藤本のほうが優勢かなと思っていたが、それでも何としても高畑を使いたいと思ったのか、次第に高畑が活躍しやすい戦術へと移行していった。4バックになったのは高畑を最大限に活かしたいという想いはあっただろうし、チームの戦術を変えさせるくらいのアピールを行えたと考えると評価は上げるべきかなと。
得点、アシストともに結果を残し、チームの中心として成長できた一年になった。得点+アシストの合計が最もわかりやすい評価となるが、合計9は野村に次いでチーム2番目の数字である。
FW18 藤本一輝(39試合出場6得点2アシスト) ☆☆☆☆
本来は最前線で勝負をしたいという想いはあるだろうが、左SHで結果を残し続けたことは流石と言うべきである。
後半戦はなかなか結果がついてこなかったが、持ち味のドリブルは相手に脅威を与え続け、藤本へのマークは厳しくなるばかりとなった。そのぶん高畑が輝く形となり、高畑のほうに評価を上げる形となってしまったが、来年はきっと藤本が一番輝く年となるはずだ。
DF19 上夷克典(32試合出場1得点4アシスト) ☆☆☆☆☆
安藤の負傷に始まり、ペレイラの不在、茂の怪我のピンチを全て上夷が救ってくれた。監督の都合が良いように複数のポジションを任されてきたが、どのポジションも安定してこなすことができ、数字上の結果も大きく伸ばすことができた。
終盤戦に出場できなかった理由は存じ上げてないが、出場した試合での貢献度を考えると最高評価で間違いないでしょう。
FW20 長沢駿(22試合出場3得点1アシスト) ☆☆☆
なかなか本調子になるまで時間がかかった一年だったが、それでも得意な形で3得点できたのは流石ベテランと言うべきか。頼れるパパは要求もしっかりと行い、ちゃんと結果を残すことができる。
まだまだチームの成長のためにピッチ内外で頼りにしたいところであったが、残念ながら契約満了となった。残したいし願わくば残りたいと思っている選手を残せないのが今のトリニータである。辛い。
FW21 鮎川峻(14試合出場3得点1アシスト) ☆☆☆☆
チーム状況が悪くなってから加入してくれて、いろいろと難しい部分もあったと思うが着実に得点を重ねていき、ストロングポイントをチームメイトにアピールできてからはプレーの幅も広げられたかなと思っている。
アジア大会に選ばれたことも成長になったと思うし、やはり出場しなくては成長は見込めない。ということで来年もトリニータでどうですかね、広島さん?
GK22 新井栄聡(0試合出場0失点) ☆
西川の不在、テイシェイラの負傷があったにも関わらず、出場機会に恵まれなかったのが新井。失点が重なっていた時に1度はチャンスが訪れるかなと思っていたが、結局そのチャンスが来ることは無かった。
出場しないことで評価は勝手に上がるという側面もあるが、当然ながら本人もそんな形で評価が上がることは望んでないだろう。新井にとって良い移籍だとは思ってくれなかったかもしれないが、どうか大分の事は嫌いにならないでいただきたい。
GK23 テイシェイラ(5試合出場6失点) ☆☆
出場するまでに時間がかかった印象だが、出場した試合でのパフォーマンスはそこまで悪くないように見えた。ちょっとビルドアップの部分で課題は残ると思うが、セービングの部分は高木や西川に無い部分を出してくれたように見えた。失点シーンはノーチャンスかなと思う部分も多かった。
レギュラーを奪うには十分な実力があったが、コンディション調整も実力のうち。
GK24 西川幸之介(34試合出場46失点) ☆☆☆
高木からレギュラーの座を奪い、若き守護神としてチームを引っ張ってきた。仕込まれたビルドアップ能力はJ2においても十分通用するレベルであったが、キーパーに必要なセービングや、ハイボールの強さについて等、試合に出続けてわかる課題も多かったように思う。
西川のおかげで勝ち点を拾った試合はいくつかあるが、今後はもっと増やしていかないと真の守護神になれない。西川周作を超えることを目標としていたが、来年はプロ4年目となるが同じころの周作はリーグ4位、ナビスコ杯優勝の結果を残している。より高い目標を持つことが守護神への近道となる。
DF25 安藤智哉(27試合出場2得点1アシスト) ☆☆☆☆
ほぼレギュラーとして出場し、持ち味のセットプレーで得点を奪うことはできたが、失点に直結するプレーも多かったように思う。DFリーダー的ポジションだから多少のミスはつきものだが、ちょっと繰り返している部分があったのが終盤に出番を失った部分かなと分析している。
とはいえ初のJ2の舞台でいろいろと経験あるのみなので、この糧は来年に発揮してくれることであろう。
MF26 保田堅心(29試合出場2得点0アシスト) ☆☆☆☆☆
プロ1年目ということを忘れるくらい、多くの経験を積む1年になった。ゲームをコントロールするだけでなく、2ゴールを奪い結果もついてきた。
今のままの成長を続ければより上のカテゴリーへと挑戦させたくなるが、やはり本音を言うならずっと先もトリニータを引っ張る存在であってほしい。トリニータからでも世界に通用するくらい成長できるということを示せれば、保田にとってもトリニータにとっても未来は明るいものとなる。森保さんよ、ちゃんとJ2の試合にも目を通してくれよ。
DF27 松尾勇佑(16試合出場4得点0アシスト) ☆☆☆
どちらかといえばラッキーな面で出番が回ってきた感じだが、それでも奪った4ゴールは実力そのもの。攻撃的ポジションを任されることが多かったが、これが守備的ポジションでも通用することになればもっとプレーの幅が広げられると思う。
ストロングポイントを磨くか、あるいはどのタスクも行えるようになれるか。どっちの世界線でも松尾の未来は明るいものとなるだろう。
MF28 野嶽惇也(32試合出場1得点7アシスト) ☆☆☆☆
今シーズン最大のサプライズは何と言っても野嶽の活躍でしょう。ボランチにコンバートされるや否や、試合をこなすうちに持ち味を発揮し、次第にアシストやゴールで結果を残すようになった。
しばらく外れる期間があり、復帰してからはサイドが主戦場となったので個人的にはがっかりしたが、それでもサイドでもアシストを記録したりと文句なしのパフォーマンスを見せた。ボランチで通年やれていたらどこまで成長できるか、そしてどこまでチームを押し上げられたのか非常に気になる部分である。
FW29 宇津元伸弥(17試合出場2得点0アシスト) ☆☆☆
開幕戦での決勝ゴールで幸先の良いスタートが切れたが、以降は思うような結果が残せず。チャンスを多く作るには出場時間を長くし、スタメンで出場する機会を増やすしかない。今季はスタメンで出場した試合は2試合しか無かったため、スタメンで使いたいと思わせるなら、やはり練習でのアピールとなる。開幕前のキャンプからアピールし、是非とも開幕スタメンを掴みとってもらいたい。
DF30 高橋祐翔(0試合出場0得点0アシスト) ☆
出場してないことには評価はできない。せめて天皇杯だけでも出してあげようよという思いはあるが、まだまだプロの世界に立つには厳しいのでしょうかね?
トリニータの守備なんて誰しもミスを重ねてるようなもんだし、偶然でも出場してアピールできればそこから急成長が見込めそうなんだけどな。まあ、そんなことを言ってしまえばどの選手にも当てはまるけど。
DF31 ペレイラ(32試合出場2得点0アシスト) ☆☆☆☆
まさに怪我で離脱していた期間はチームがほとんど勝ててない時期で、復帰戦となった藤枝戦できっちりと完封勝利できたのはペレイラ様様なのではないだろうか。
今季は良い意味でパフォーマンスで気になる部分は無く、指揮官にとって最も計算しやすい選手になったのではないだろうか。人柄も良く、ピッチ内外でトリニータに無くてはならない選手になりつつある。
MF35 佐藤丈晟(1試合出場0得点0アシスト) ☆☆
ひとまずドームデビューは果たすことができた。より長い出場機会を得られればアピールするチャンスも訪れると思うが、まずは練習での競争に勝つことからかな。
攻撃的ポジションは競争相手が多くなるけど、ユース出身ということでサポーターによる応援は多いはずだ。
DF41 刀根亮輔(0試合出場0得点0アシスト) ☆
出場機会は天皇杯のみ。いくつかベンチ入りした試合もあったが、怪我も重なってリーグ戦出場はゼロとなった。不運にも、下平体制でリーグ戦の出場は無かった。
貴重なホームグロウン選手として大切にしたいが、チーム事情的にもそうは言ってられないのも事実。まだまだやれるところを見せてもらいたいが、果たして。・・・と下書きに書いていたが契約満了が発表された。残念。
DF49 羽田健人(24試合出場1得点0アシスト) ☆☆☆
出場機会を得られるまでに時間がかかった印象だが、夏場以降はチームに欠かせない戦力としてスタメン出場が続いた。甲府戦でゴールを奪ったがまたしてもヒーローはお預け。早く羽田のヒーローインタビューが見たいものだ。
なんとなくだが羽田の特色はトリニータにしかわからず、他クラブからマークされるほどではないかなと思う。決してネガティブな見方ではなく、ずっとトリニータにいてくれそうな安心感がある。
そして今シーズンのベストイレブンはこちら。
MVPは迷った挙句、結局今年は良くも悪くも野村中心となったシーズンとなったので、野村にせざるを得ないでしょう。野村が好調だった時はチームの成績も同時についてきて、野村がマークされ出してからはチームの成績も足踏み状態となった。決して野村が悪いということにはならないが、野村に頼ってばかりなのは監督だけでなく選手も同じだったのではないだろうか。
来年は明確なチームの中心選手を作ることなく、出場した選手誰もが中心選手の意識を持って戦ってもらいたい。
ちなみに、今シーズンのMVPをトリニータに関わる全ての人を対象に決めるなら、俺は松本怜CROを挙げたい。トリニータ史上初のCROという役職を、期待していた以上の働きを見せてくれていた。僕自身は今シーズンはホームゲームに5試合しか行けていないが、その中でも松本怜CROの活動については確認することができたし、ファンサービスのみならずスポンサー対応や地域訪問もSNSで紹介してくれたりと、トリニータとファンを繋ぐ役割を完璧に対応できていた。
成績が付いてこない中でもトリニータの熱を維持できたのは間違いなく松本怜CROのおかげであるし、これからも長くトリニータを支えてもらいたい。そしてやはり1人で複数のタスクをこなすのは体力的にもきついと思うので、伊佐や町田らがユニフォームを脱ぐ時が来れば2枚看板で盛り上げてくれるはずだ。選手OBがトリニータに関わってくれることがファンを増やすきっかけになれるので、トリニータで現役生活を終えられる選手をもっと増やしていきたい。きっとトリニータ愛があれば、限界が来れば自らユニフォームを脱ぐ決断をしてくれるはずだから、それまで選手の希望通りにプレーさせてあげたいし応援したい。
じゃこの辺で
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