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あとらんた滞在記

アトランタに期間限定でご遊学しにきている日々
世に星の数ほどある、単なる滞在記である

会食

2008-12-02 11:28:27 | 勉強
先にジョージア工科大にいる研究者のことを話題にした。
その先生と、他の二人の先生、およびアトランタにいるポスドクの方を交えてピザ屋で会食した。
その時の内容はアメリカプロフェッサー生活を読めばわかると思う。

結局のところ、意見は変わらない。
3人のプロフェッサーが言うには、将来が見込まれるから現在の位置を確保できているので、同様に採用されるGTのプロフェッサーは大概テニュアも問題がないという。
やっぱり、アグレッシブで、強い人たちだったのだ。
厳しい環境を勝ち抜く苦労話の端々から、力強く道を切り開いているところを見せ付けられた気がした。
この方々は、はるかに高いところを歩き続けている。
極限環境にはいるが、そこにしかないすごいものを見ることも触ることもできる。
翻ってみて、「ご遊学」の自分は....。
高い所にいる人とは、結局のところ同じ空気は吸っていない。
ふもとの登山口にいるだけだから、高みにあるものをただ写真パネルで見せられているだけで、本当にすごいことを分かった気になっているだけ、と感じた。

話の内容は、特に研究に役立ちそうなことは、上記ブログにあるとおり。
本来はこのブログ筆者の立ち位置からの発信内容、当ブログが対象とする内容ではないが、上記ブログには書いていなかったので追加で放出してしまうと、
・Tomorrow's professorという本が役に立つ
・現所属の若手のプロフェッサーに相談、アドバイスをもらうとよい
・小さくともつながりを持つと、何かと役に立つ
・応募してきた中でこれぞと思う人に対しては、学会発表などでもマークされている。
・圧迫面接をされることもあるが、その後面接者が強力な擁護者となることもある
・研究大学なので、まずは研究が第一。教育は二の次。教育にあまり時間をかけない、と上層部に言われたそうだ。
・アトランタ近郊には30名近くの日本人ポスドクの方が居られる


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