
グランドキャニオン空港に到着です。
アリゾナで2番目に忙しい空港ということでしたが、あたりには何もありません。
空港内も特に何も見当たりませんでした。
それにしても天気が良くてなによりです。
気温は48°Fとアトランタより暖かい程度ですが、数値以上に朗らかな陽気でした。
ここでツアーバスに乗り換えです。
日本人ガイド(グランドキャニオンで勤めて17年という方)でした。
ロサンゼルスとは時差が1時間あるので、現地時間では11時30分となっていたので、到着後まずは昼食に向かいます。
このあたりは乾燥地帯であるので、水が非常に貴重であること、生活している人は100km離れた町まで水を買いに行くとのことでした。
空港からグランドキャニオン・サウスリムまでは6kmで、その間ゲートをくぐり国立公園内に入ります。
ここからは州ではなく、国の管轄下になるとのこと。
公園内では1500人以上のスタッフが勤務していて、公園内にはスタッフのための町が形成されているとのこと。
ガイドによる注意が伝えられ、柵がないところが多いがくれぐれも落ちないように、標高が2000mと空気が薄く乾燥している上に紫外線が強いので、水分補給や日焼け対策をすること、火事になると水による消火活動ができないのでたばこのポイ捨ては厳禁、野生生物には触れたりえさを与えないこと、など。

この壮大な風景を前に、言葉も出ません。
はるか1000m以上も下にあるコロラド川のあたりには、宿泊施設もあるそうです。
上り下りは日焼けや水分補給の観点から別のルートで、それぞれ数時間かかるそうです。
またラバによる移動も行われているそうです。
いずれも2年先まで予約でいっぱいとのことでした。
冬は暖かいものの、夏場は異様に暑くなる場所だそうです。
グランドキャニオン周辺は11月ともなれば雪が降り出すそうです。
南側は多くても数10cmですが、標高の高い北側はm単位だということです。
雪に降られると、もやが出てしまい何にも見えなくなるそうです。
自分の訪れる数日前が今年2回目の降雪で、まったく何も見えなかったそうです。

ツアーでは2か所の展望スポットを回りますが、距離はそれほど離れていないようです。
それぞれの滞在時間はおよそ45分。
グランドキャニオンの滞在時間は2時間足らずといったところでした。
2か所目は観光客でにぎわっているところで、周囲にはお土産物屋が数軒ありました。
どの店も取扱商品は同じだということでした。
グランドキャニオン空港を14時45分ごろ離陸して、ロサンゼルスには現地時間で14時30分、さらにはダウンタウンには15時15分には到着しました。