TDA2822アンプのつづきです
動作確認の前に、変更点二つあります
1つ目は、電源トランスを
豊澄 HT-1208 12v0.8Aから
豊澄 HT-61 6.3v1Aに変更しました
取付寸法は同じ
このTDA2822アンプ基板は
出力に、コンデンサが入るタイプで
このタイプは、電源12VまでOKと
勘違いしてました
改めて、基板のページ確認したら
動作電源 3~9Vなので
1A流せるTH-61へ変更しました
トランスのプラ板カットは、必要なかった
二つ目は、電源ノイズ(ハム)が少しあったので
電解コンデンサを倍の8000μFにしました
動作確認
アンプ基板の電源外して、9.69V
HT-1208の6V端子より1V位高めに出る
アンプ基板に電気を通す
9.37Vで6.24mAと無信号時の
電流が少ない
9V少しオーバーしているが
信号入ると下がるので
ギリギリOKだろう
出力にコンデンサが入るので
当然だが、左右とも
負荷抵抗の直流電圧は、0.0mV
負荷を、8Ω抵抗から
壊れても惜しくないスピーカーに
変えて、音楽信号入力
少し煩く鳴らして
電源電圧 8.32Vまで低下して
150mA流れています
大丈夫そうなので
アンプ基板の電源線を半田付け
因みに、アンプ基板の出力表示が
緑 RO+ 黄色 RO-
ですが、黄色が+です
青・黒・緑は、基板内で
アースへ配線されています
表示どうり配線すると
右側の位相が逆になります
よく見かけるので
中華製品では、標準仕様かも
LEDの明るさは、寝室で使用するので
暗めにしています
22KΩで、0.36mAです
完成
パソコンに接続
同じ感じの音で、少し小ぶり
コンポに接続
左側のTDA2822 BTLアンプ
音は、BTLアンプの方が良いが
今回作ったアンプも、スッキリしてて
中域シッカリしているので
これはこれで、いいアンプです
小出力ですが、TDA2822は
消費電流少ないわりに音が良く、
良いICだと思います
ただし、中華ブランド以外で
裏面
右側が、今回のTDA2822アンプ
左側は、TDA2822 BTL アンプ
今回のアンプの方が、接続しやすい
おまけ
動作確認したら
次の二つをチェックすると良い
1) RCAプラグの右(赤)を外し
右のスピーカーから無音で
左から音が出ること
ここで、意外とミスる
2) 右chのスピーカーの配線だけを
意図的に逆して音を聞く
今度は、正常に配線して音を聞く
音源は、FMの放送の無い周波数で出る
サーと云う、離調ノイズが分かりやすい
ミーティングOFFでないと、出ないのもある
中央から音が出れば、正常
左右離れて聞こえれば、逆相です
スピーカーの配線が正常で
逆相の時は、アンプの内部配線が
間違っています
最後にこのアンプは、BTLアンプでないので
3端子のヘッドホンが接続出来ます
右と左のマイナスが、共通のアースです
BTLアンプは、マイナスも左右別々に
アンプの出力ですので、注意が必要です
Canon Power Shot A650IS (1200万画素)で撮影