本郷山村留学センターの紹介

山口県岩国市の山奥にある、本郷山村留学センターを保護者目線で紹介するブログです。

新規受け入れは小学1~6年

2020-07-21 07:27:17 | 参考
本郷山村留学センターには小学1年から6年までの子どもが入れます。

留学したての女の子が連れ立って、男子部屋に「何してんの?」なんてズカズカと入っていき、お世話係さんから厳重注意を受けたということがありました。
本郷山村留学センターでは、異性の部屋に入ることは、厳禁になっています。

2012年の『小中学生山村留学の運営とセンターの施設形態その1~山口県本郷町の事例~』という論文には、「男女共、寝室は同一階で隣接し合っているが、センターとしては男女別にしたいと考えている」とあります。
実際のところ、別にはできていません。現実問題として、簡単なことではありません。建物を建て替えるくらいのお金が必要だと思います。また、土地をどうするのかなどの問題もいろいろあるでしょう。

男女問題含め問題がおきないよう、指導の先生がたは、子どもたちをしっかりみてくださっています。

中学生の受け入れは、小学生から継続する生徒のみで、男子は山村留学センターに入舎、女子は本郷中学校区内に受け入れ世帯(里親)を見つける必要があります。

形式が大事だという意見もあることと思います。男子中学生を山村留学センターで受け入れるなら、女子中学生も受け入れるべし。女子中学生を受け入れないなら、男子中学生も受け入れるべきではない。
そういう施設環境の整ったところもあります。親御さんの納得できる施設に入れることが大事です。

本郷山村留学センターへの留学に興味がある場合は、公式HPから問い合わせをお願いします。(許可の上、リンクしています。)


本郷周辺

2020-07-20 07:20:42 | 参考
今年度は、コロナの影響で夏休みの時期が違っているところが多いかと思います。
例年であれば、もうすぐ夏休み。本郷周辺のお出かけスポットを紹介します。

山代地域に遊びにいくなら、美川町にあるこちら
砂金採りもできたりします。結構、難しいようです。
ちなみに、美川町は本郷町のとなり町で、やはり人口は減少傾向。保育園がもうなくなったそうです。

岩国市には実は、広島カープの練習場があり、広島ファンの多い土地柄のようです。

道の駅もあったりします。特産品、あります。

岩国市として考えれば、錦帯橋は外せませんね。世界遺産、狙ってるようです。

このブログも、夏休みモードに入っていきたいと思います♪
コロナに気を付けながらの夏休みにしたいと思います。


ふたつの「あ」

2020-07-19 07:14:06 | 子育て
いまの社会に生きていて、つくづく思うのですが。
自然とのつながりがある人、自然とのつながりが切れかけている人、はたまた人工的な存在になる一方の人がいるのではないかと。

現代社会においては、そもそも善悪の判断をすることが難しくなっています。価値観の多様化、価値の相対化、人工的な価値観の広がり。
昔の日本であれば、お天道様が見ているという価値基準がありました。善悪の基準というのは、お天道様という自然にあったわけです。
それは誰か賢い人によって作り出された主義主張によるルールを学習することによってではなく、自然の秩序を尊重する情緒によって知られていたのです。

お天道様につながる心が良心であるといえます。
良心が大事だと思う人、判断がつきかねる人、そんなものはどうでもいい人、いるのではないでしょうか。

人には、自分の生命を自分で作りだすということはできません。
そのうえで、日々を当たり前のように生きていくのか、ありがたさを忘れないように生きていくのか。
どちらの「あ」を選ぶのか、それによって、見える世界が、ものの見方が違ってきます。人間は、生きている限り、どちらでも選べます。
自分という小さな枠からはみ出ることのない視点からものを見るのか、お天道様の視点からものを見るのか。

自分だけ人間になってしまうと、情緒が分からなくなります。人間の言葉以外のものを理解できなくなります。
自然は人間の言葉で話しかけることはないし、目新しさもありません。
でも、人工的なものは、その逆です。もっともらしく聞こえもするし、人目をひこうともします。正しそうにも見えます。

子どもたちの情緒を大事に育てていきたいものです。情緒こそが人として生きるために、大事な土台となるものです。


学期末大掃除

2020-07-18 19:17:21 | 参考
1学期の終わりには、留学生全員で、本郷山村留学センターの大掃除をしてから、帰省することになっているようです。

担当を決めて、普段は掃除機だけの床も雑巾がけし、ガラスもぴかぴかに拭きます。廊下の雑巾がけは、ヨーイドンで並んで一気に拭いたりするようです。
ガラスもぴかぴかにするのは、案外難しいようです。

子どもたちは、掃除の習慣を身につけて帰省してきます。
夏休みに帰ってきた子どもに「お風呂掃除してないでしょ」と突っ込まれたときは、驚きました。思わず「してるよ!」と言い訳がましく答えてしまいました。

全員ですることで、いやいやでなく、掃除をするのは普通のことと思えるようになるのが、いいところかなと思います。


『八岐大蛇』

2020-07-17 07:21:26 | 参考
今年度も、神楽教室が始まっているようです。練習するのは、昨年度と同じ、八岐大蛇だそうです。

自分がどの役をしたいのか、まずは立候補して、決めていくようです。
大きくわけて、音楽系と役者系があり、音楽系は、太鼓、笛、摺り鉦。役者系は、スサノオ、大蛇、姫、爺と婆。

神楽には笑いの要素も取り入れられていたりします。
昨年度は、スサノオが大蛇をやっつける代わりに姫を嫁にもらいたいと言うと、婆が立ち上がって嫁に行こうとし、笑いをとっていました。
見ている地元の方は「違う、違う」とつっこみ。爺も「いくんかい!」とつっこみ。

そして、なぜかうちの子は、神楽の練習でやったといって、TT兄弟を覚えて帰ってきました。

ただ、今年度の神楽大会が開催されるかは未定のようです。
学校の文化祭が発表の場になるようです。


本郷メッツ

2020-07-16 07:25:24 | 参考
本郷山村留学センターのソフトボールチームの名前は、「本郷メッツ」といいます。

普段はジャージで練習していますが、いざってときは、ユニホームもあるようです。「H」のついたキャップもあります。

練習では、低学年の子は、アウトなしルールもあったりするようです。
やりながら、ルールも覚えていくんでしょうね。

むかし、近所の子たちが集まってやってた草野球な感じですが、それにしては立派なグラウンドで練習しています。正式名は本郷グラウンドというようです。

練習場とは別に、コミュニティーグラウンドもあります。試合は、そちらでするみたいです。


元保護者に5つの質問(4)

2020-07-15 07:18:51 | 参考
Q1:本郷山村留学センターの存在をどのように知りましたか。
A1:留学センターのホームページで知りました。

Q2:当初、山村留学にどのようなイメージを持っていましたか。
A2:私が初めて山村留学の事を知ったのは子どもを他県の山村留学に行かせた知人からでした。
その方が親子ともにとても良い経験をさせてもらったと話されていたので、山村留学に対しては最初からポジティブなイメージを持っていたと思います。

Q3:実際にお子さんを留学させてみてどうでしたか。お子さんに成長は見られましたか。
A3:最初に次男を小6から、翌年小5の長女をそれぞれ3年間と2年間留学センターに御世話になりました。二人とも家にいた時は勉強も習い事も自分から進んでやるようなタイプではありませんでしたが、家に戻ってからはもう勉強や身の回りの事で親が口を出すような場面はほとんど無くなりました。勉強も計画的に取り組んでいますし、家事も良く手伝ってくれます。
また対人面でも成長を感じています。転校や入学早々コロナで学校が休校になり本当は色々不安だったと思いますが、前向きな明るい態度で休校期間中を過ごしてくれました。学校が始まった今も楽しく登校してくれているので、親としても嬉しく思っています。

Q4:本郷山村留学センターのよかったところ、また、改善を望むところは。
A4:留学センターの良かった所は沢山あります。
でもあえて1つに絞れば、
留学センターと学校、地元(本郷)との連携が取れている点を挙げます。
授業参観や神楽の様子で最初とても驚いたのは子ども達が本当に活き活きとしている事でした。
授業でも人を押しのける勢いで手を挙げますし、神楽でも一人一人が真剣で凄い迫力です。
親元では全く想像できない子ども達の姿です。
子ども達は留学センター、学校でそれぞれの先生方やお友達と過ごし、神楽やお祭りでは地元の方達に見守られて留学生活を送ります。
その密接な繋がりの中で子ども達はここでは良い所、悪い所全部引っくるめて自分という存在を受けとめて貰えると信じられるようになるのでしょう。
本郷では留学センター、学校、地域の方達が互いに協力し合って子ども達を応援して下さっているのを感じます。
フェスタや運動会など行事では親である私達にもとても良くしていただきました。
しかしながらこのご時世に幼い子どもを預かるというのは大変な事です。
施設の管理や保護者の多様な要望等、先生方や地元の方のご負担も年々増しているようにお見受けします。
また地元の子ども達が少なくなっているのに他所から来た子どもばかりになってしまった時、それでも地元の理解が得られるのだろうか?いづれ山村留学自体を取り止める事になったりはしないかと心配になります。
その一方で、世の中が不安定になればなるほど保護者は子どものために落ち着いた環境を与えてやりたいと思いますから
留学センターを必要とする子ども達は増えこそすれ減りはしないと思うのです。
留学センターは1987年に設立された当初の目的はおそらく本郷村の地域振興に近かったのではないかと思いますが、
30年以上経った現在は全国から入所者が集まる状況です。兄弟姉妹で入所するケースや親子二代でお世話になったという方もいます。
もし留学センターが無くなってしまったらせっかくこれまで繋げてきた外(留学生)と地域の絆も失われてしまいます。
本郷での山村留学を継続するためにはやはり行政の支援が必要だと思います。
留学センター、学校、地域、そして行政が連携して今後の留学センターの事を前向きに検討していただけたらと思います。
山村留学の取り組みをそれを必要としている子ども達の為に、これからも続けていただける事を切に願っております。

Q5:本郷山村留学センターに対する思いをお願いします。
A5:わが家の子ども達は周囲の事に関心が薄いのかな?と思っていました。
実際に保育園時代や留学センターに来る前の小学校の事を尋ねてもほとんど覚えていないようです。
でも留学センターや本郷の話になるともの凄く良く覚えていて驚きます。
お友達はもちろん、先生方や寮母さん、お世話になった地元の方、
給食や留センのメニュー、床屋で読んだマンガ、ぶとに刺されてかゆかったとか、本当に細かい所まで!
聞いていると味や匂いや皮膚の感覚が分るような気がするほどです。
すごく濃密な時間を過ごしたんだな、と思います。
ここまでくっきりした記憶なら多分一生忘れないでしょう。
次男の卒業式の時、校長先生が式辞で言われました。
「本郷はこころの故郷です」
その通りだと思います。


宇都可(うづか)神社

2020-07-14 07:15:37 | 参考
本郷町宇塚にある宇都可神社、10月にお祭りがあるようで、本郷山村留学センターの留学生たちも参加させてもらうようです。
おかしなどの食べ物がもらえたり、くじびきがあったり、もち投げもあるようで、子ども達には楽しみなお祭りのようです。
今年度もお祭りがあるといいですね。

現在、宇都可神社は成君寺山麓にあります。
由緒書きによると、1565年に伊賀国阿山郡敢国神社より勧請されたそうです。
それより以前、山頂には、大内氏の成君寺城があり、1556年に毛利氏によって落城。
成君寺城の戦いの際、山代の地侍は大内方と毛利方に別れて戦ったということです。

2学期は、留学センターでも学校でも地域でもイベントが多く、1学期よりも忙しく過ごすようです。


むかしの本郷

2020-07-13 07:16:43 | 参考
令和の現在、本郷の通りを歩いていても、誰にも出会わないこともあります。
でも、昭和のはじめ頃は、やはり人が多かったんですね。
子どもも多い!




KRY山口放送『ちかくにいわくに』 “山代の里 空から訪ねてみよう” より
放送日時:2020年6月7日(日)10:55~11:10
再放送:2020年6月14日(日)10:55~11:10


いろんな親

2020-07-12 07:18:24 | 子育て
昔(江戸時代)は実の親以外にも、いろんな親がいたそうです。

帯親
取上親
乳親
拾い親
名付親
烏帽子親
鉄漿親

などの仮親です。血縁関係によらない親子関係で、そのとき限りのものもあれば、一生涯にわたって継続するものもあったということです。

家族以外にも、子どもの成長を関心をもって見つめてくれる他者の存在があるというのは、とても有難いものに思えます。
(参考『子どもたちの近代』)
子どもの成長においても、大人の価値観もいろいろあると知りながら育つことって必要なことだと思います。

いま、岩国市内の学校でも、SOSの出し方教育というのが行われているようです。
子どもたちに、悩み事があるときは、信頼できる大人に相談することを勧めています、少なくとも3人に。

昔のように仮親のような大人が何人もいれば、相談相手もみつけやすいかもしれません。
身近に見つけられない場合は、公的な相談窓口もあります。

わが子にとっても、信頼できる大人が周りにいてほしいと思いますし、そういう出会いがあることを願います。
また、わたし自身も、わが子にも、そしていわば仮の子にも信頼される大人でありたいと思います。


元奇兵隊員

2020-07-11 07:14:35 | 参考
以前、萩に旅行したときに、吉田松陰は神社までつくってもらって尊敬されているんだなと感じましたが、人気があるのは高杉晋作だと思いました。高杉晋作の生家は若い人がたくさん訪れていて、何だか楽しそうな雰囲気がありました。

本郷出身で、高杉晋作がつくった奇兵隊に入って活躍した人がいます。野村三千三(1836~1872)で、明治維新後の山城屋和助という名前のほうが有名なようです。

8、9歳のときに両親を相次いで亡くし、お寺に預けられ、その後、出家。25歳のときに、諸国遍歴に出たそうです。

1863年に還俗して、奇兵隊に入隊。

奇兵隊解散後は、山代から「山城屋」、貿易で日本を助けると「和助」に改名。
商人として大儲けもし、大損もし、最後は汚職事件で自刃したということになっています。



成君寺

2020-07-10 07:16:37 | 参考
例年であれば、ゴールデンウィークに、本郷山村留学センターの留学生たちは、本郷町宇塚にある成君寺に遠足に行きます。

成君寺山は標高673m、その八合目付近に成君寺があるそうです。
成君寺に着いたら、寮母さんの作ってくれたお弁当です。
山登りのあとのお弁当、いつもに増して、おいしいでしょうね!

成君寺には、山代一揆で死罪(1609年)となった山代各村庄屋11人の記念碑もあるとのこと。
本郷小中の近くにも、記念碑があります(下の写真です)。

今、自分が暮らしている土地の先人や歴史を知ることも、その土地とのつながりの一助になると思います。

今の世では、いろんなつながりが弱くなっていますが、つながりってやっぱり大事だと思います。
人として育つのであれば、自分が本質的につながりの存在であるということを知ってほしいと思っています。
名は遺らずとも、誰にでも先祖という存在がいて、遺伝子で確かにつながっています。
自分のなかのつながりを大事にできる人は、自分さえよければ、という行動はとれないものだと思います。
自分という存在がつながりであると知ることにおいてこそ、思いやりや感謝の心があります。
遺伝子のつながりや土地とのつながり、さまざまなつながりを大切なものとして意識できる人が、自分の人生や社会をよりよく変えていくでしょう。

ちなみに、山代一揆で死罪となった人に新原神兵衛(生見村庄屋)がおり、この人の子孫の中には芥川龍之介がいるそうです。



宿泊学習

2020-07-09 07:20:07 | 参考
本郷小の学校行事として、1泊2日の宿泊学習があります。3年生から5年生までが参加するようです。

例年であれば5月に行われますが、今年度は時期が変更になっているようです。

昨年度だと、山口県スポーツ交流村に行って、マリン学習ということで、
セイルクルーザー
ディンギー
サップ
バナナボート
アクアグライド
などに乗ったりしたようです。
他には、貝殻を拾って写真立てを作ったりも。

瀬戸内海だし、波も穏やかなんでしょうね。


元保護者に5つの質問(3)

2020-07-08 07:11:32 | 参考
本郷山村留学センターの元保護者に5つの質問。

Q1:本郷山村留学センターの存在をどのように知りましたか。
A1:息子が小学4年、5年と不登校でした。主治医の紹介で、本郷山村留学センターに話を聞きに行きました。

Q2:当初、山村留学にどのようなイメージを持っていましたか。
A2:集団生活なので 大丈夫かとても不安でした。
所長先生が、うちには色んな子達がいますが、必ず学校には行けます!って言ってくれたので決めました。
最初は渋っていた息子ですが 本人が決めて入所してからは みるみる変わっていきました。

Q3:実際にお子さんを留学させてみてどうでしたか。お子さんに成長は見られましたか。
A3:最初は叱られてばかりでしたが 本人は1日が忙しくて楽しかったらしいです。何より ご飯が美味しいと喜んでいました。
学力は2年ブランクがあったけど 一生懸命頑張って1年でそこそこ追いついていました。学校と留センの指導員さんのおかげです。
1年目で、とても成長し自信をつけ、たくましく感じました。
4年間で、かなりたくましく成長しました。地元の方々、学校の先生、センターの先生にも、見違えるくらい成長したと言われ誇らしかったです。

Q4:本郷山村留学センターのよかったところ、また、改善を望むところは。
A4:田舎で自然に囲まれて、地元の方々とも交流があり、ゲームもスマホもない生活で、皆で工夫して遊んだり、仲間意識もあり本人も満足していました。
改善点は特にないですが、強いて言うなら、石鹸シャンプーですかね…匂いもないし、フケが目立っていました。

Q5:本郷山村留学センターに対する思いをお願いします。
A5:厳しい中にも愛情のある指導で、感謝しかないです。
悩んでおられる方がいらっしゃいましたら、是非、お薦めいたします。


598名もいた!

2020-07-07 07:10:11 | 参考
ある論文に「本郷村の小学校児童の推移」の表がありました。
1960年の人数は、以下のとおりです。
本郷小 322名
西黒沢小 33名
本谷小 93名
波野小 150名
本郷村全体で、598名もいたんですね。60年後のいまとなっては、本郷小しかなく、小学生は全員で30名もいないと思います。
さみしくなった気がしますね。

小規模校は、一人一人が先生によく見てもらえるという利点があると思います。

本郷小中は、山村留学生を受け入れていますが、岩国市の小規模特認校にもなって、市内の小学生を広く受け入れたらどうかなぁと考えます。
鹿児島県には山村留学と小規模特認校、両方取り入れている学校もあるようです。
小規模特認校制度は1977年に札幌市が導入したのが最初らしいです(参考)。
今は、山口県内の宇部市周南市平生町でも行われているようです。

いろんな経験を求める子や、少人数の環境での学びを求める子、何らかの理由で地元校には通いたくない子などに、選択肢を用意してあげるっていうのは、大人の仕事じゃないでしょうか。
本郷小中独自の教育の特色を打ち出すとか、岩国駅からスクールバスを走らせるとか、あるいは、本郷山村留学センターに入所も可とか。

わたしの地元にも特認校はあり、結構な人気です。特に英語教育やフィールドワークなどを打ち出している小中一貫校は、倍率が高くなり、どうしても入れたい人は校区内に移住するまでになっています。

それも、本郷の地元小学生がいてこそだとは思います。