本郷山村留学センターの紹介

山口県岩国市の山奥にある、本郷山村留学センターを保護者目線で紹介するブログです。

元・本郷小学校の先生に10の質問

2020-07-05 07:23:17 | 参考
本郷小学校の元教員の先生に10の質問。

Q1:本郷小学校への赴任は、教員歴何年目のときでしたか。
A1:教員4年目です。

Q2:本郷小学校に何年間、在任していましたか。
A2:4年間です。

Q3:当初、山村留学にどのようなイメージを持っていましたか。
A3:出身も大学も山口県ですが、全く存じ上げませんでした。

Q4:実際に、山村留学生を教えてみて、イメージが変わりましたか。変わった場合、どのように変わりましたか。
A4:「山村留学している子が集まっている施設だな」としか感じませんでした。

Q5:留学生がいることで大変だったこと、また、楽しかったことは、どんなことでしたか。
A5:大変だったこと→様々な事情、特性のある子がいましたので、彼らの個別対応ですね。ただ少人数なので、ニーズに応じた指導ができたと思っています。私も教員として勉強になりました。
あと舎監ではぐっすり寝れず大変でした。
夕食も大人からすれば量が少ないので…お腹ペコペコでした。
楽しかったこと→慣れてしまえば舎監も楽しかったです。
児童と先生という固い関係ではなく、ひとつの家族として一緒にご飯を食べ、一緒に寝て、一緒に起きて、一緒に朝食を食べ、一緒に登校し、一緒に教室で過ごす。とても貴重な体験でした。
担任の寝癖やパジャマを見れるなんて児童にとっても貴重だったと思います。

Q6:山村留学をすることで、留学生はどのように成長していたでしょうか。また、山村留学への向き不向きはあると思いますか。
A6:一人ひとりの個性が確かなものとなり、良い面も悪い面もそれらを全て受け入れた上で一人の人間として成長していったと思います。
不向きはないと思います。どんな子でも成長していきました。
留セン指導員の方々のパワーのおかげです。

Q7:留学生と地元生は、お互いにどのような影響を受け合っていたでしょうか。
A7:留学生は勉強やスポーツが得意な子が多かったので固定化された地元の子に良い刺激をたくさん与えていたように思います。
地元の子は真面目で、素朴な子が多かったので留学生にも良い影響を与えていましたね。

Q8:山村留学生のいる学校で教えることで、教員としての意識や価値観の変化などがありましたか。あれば、どのような変化がありましたか。
A8:佐古所長や仲程次長のように綺麗事ではなく、我々も一人の人間として真正面から子供にぶつかることを学びました。
やはり人間味のある指導は子供に響いていましたね。

Q9:山村留学制度には、どのような教育的効果があると思いますか。
A9:すべてのニーズに対して、教育的効果があると思います。

Q10:本郷小学校、本郷山村留学センターに対する思いをお願いします。
A10:留センは永遠に続いて欲しいです。
そのために市が所長の後任、次長以下の待遇を良くして、指導員の確保をされると良いと思います。