本郷山村留学センターの紹介

山口県岩国市の山奥にある、本郷山村留学センターを保護者目線で紹介するブログです。

かんば

2020-06-18 07:17:54 | 参考
本郷山村留学センターには「かんば」という居室があります。
意味がよく分からなかったのですが、

かんば=勘場

で、代官所のことだそうです。

萩藩には18の勘場があり、そのうちの一つが本郷にあったのだそうです。
本郷は、山代地方の拠点だったようです。

勘場があったのは、現在、本郷小中学校がある場所とのこと。

勘場の門は、本郷小中から南へ200mほどのところにある西照寺の山門として、現存しています。

勘場の前を通る道は、山代街道と呼ばれていたようです。

本郷勘場の代官を務めた人に玉木文之進がいます(1862~1864年まで)。吉田松陰の叔父にあたります。
松下村塾を始めたのは、この人で、松陰があとを継いで、人材を育成しました。

明治になってからは、吉田松陰の実兄である杉梅太郎が、山代代官所最後の代官として本郷に赴任しています(明治3~9年)。
本郷小中の近くには、杉民治(梅太郎)翁顕彰碑があります。





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