こんにちは 本園のギャオスです。
寒さも本番! 12月も残りわずかですね。 皆様!冬の準備をしていますか?
動物園の動物たちも冬支度が始まっています。
ポニーの毛も大分、毛足が長くなり、フサフサとしてきました。
今回はポニーの毛の色について、少しご紹介します。
動物園に来園、乗馬(引き馬)体験される子ども達にこんなの質問をします。
「今日のポニーは何色?」
すると
「茶色」と「白」と「黒」が混じっている。 とか、
顔と身体は「黒」足は「白」 などなど
よくポニーの事を観察した答えが返ってきます。
果たして、馬の毛の色は、どんな色? と表現するのでしょうか?
そこで、馬の毛の色について、まずは調べてみました。
馬の毛色(うまのもうしょく)とは、馬の個体識別要素(こたいしきべつようそ)の一つで、
体毛や肌の色、模様のことを指します。
主な毛色に、鹿毛(かげ)、黒鹿毛(くろかげ)、青鹿毛(あおかげ)、青毛(あおげ)、
栗毛(くりげ)、栃栗毛(とちくりげ)、芦毛(あしげ)、佐目毛(さめげ)、
河原毛(かわらげ)、月毛(つきげ)、白毛(はくげ)、粕毛(かすげ)、
駁毛(ぶちげ)との複合型や、未定義の毛色などを細かく分類すると
100種類以上になります。
☆引用(一部抜粋) : ウィキペディア
そうなんだ!!
「茶色」や「黒」や「白」という表現とは違う、聞きなれない用語がたくさんでてきましたね。
それでは、動物園にいるポニーたちは、どんな毛色か? ご紹介します。
ウォルキー : 栗毛(くりげ)
栗毛 : くりげ ≪英: chestnut/sorrel、羅:badius/spadix、中: 棗≫
一般に黄褐色(栗色)の毛を持つ馬のこと。
はな : 鹿毛(かげ)
一般に茶褐色の毛を持つ馬のこと。
さくら : 鹿毛駁(かげぶち)
茶褐色の毛をもつ馬で、馬体の体幹部に白斑のあるもの。
あるいはそういった特徴を備える馬のこと。
日本では、原毛色が勝るものを鹿駁毛、栗駁毛、
白斑が勝るものを駁鹿毛、駁栗毛 などと表現することもあります。
あい : 鹿毛駁(かげぶち)
上記の 「さくら」 と 同じ。 あいは白斑がかなり大きい。
すみれ : 月毛(つきげ)
月毛 : つきげ ≪英: palomino、羅: gilvus/gilvus spadix≫
クリーム色から淡い黄白色の被毛を持つ馬のこと。
だいぶ専門的なことばが出てきましたが、
動物園にお越しの際は、フサフサとなりつつある
ポニー達の毛の色をじっくり観察して見ましょう!