こんにちは~!
高島平分園のクロールです。
連日、日中は初夏を思わせる暑さですね~~
さて、去る5月5日に本園で、12日に分園で無事に「ヒツジの毛刈りイベント」が終わりました!
このもこもこヒツジが・・・
じゃ~~ん
(ちょっと、じろじろ見ないでよ・・・・・ Byヒツジのリンちゃん)
ごらんのように、きれいさっぱり
よく「こんなにきれいに刈ってしまって、寒くないのですか?」と質問を受けますが、
大丈夫なんです!!
不思議なことに、刈った後、「皮下脂肪」が増えることによって「寒い!」ということには
ならない体の仕組みになっているんですよ
毛刈りイベント、今年も両園ともに
た~くさんの方にご来園いただき、ありがとうございました
「あ!今年は見逃しちゃった!」って方は、ぜひまた来年お待ちしています
さてさて、毛刈りが終わり、次に待っているのは、
「ヒツジの毛を洗う」
でございます。(これがとっても大変!)
動物園のヒツジの毛は、イベントや、動物クラブのお楽しみプログラムの工作などで
大切に活用しています
1頭から3~4キロの毛がでるので、分園には2頭×3キロとして、6キロ~~~
大きなゴミ袋4袋分くらいあります。(本園は3頭いるのでもっとだ・・・)
↑こんな感じで、いい感じに汚れております。一番よごれているのは、
みなさんが普段ヒツジをなでなでする「外側」です。
皮膚に近くなるにつれて、真っ白できれいなのですが、
とにかく「べっとべと」なのです。
ヒツジの毛には「ラノリン」という成分が含まれていて、ベトベトしています。
(このラノリンはお化粧品の中に入っていることもあります!)
このベトベトのおかげで、水をはじいたりして、年中もこもこしているヒツジの毛の中に
水などが入らないようにはっているんですよ!
そして、このベトベトした毛を専用の洗剤できれいにあらいます。
洗った毛を干すのに活躍するのが、
「干物干し」です
魚の干物をつくったりするときに、干すための物ですが、
ふわふわの羊毛は干しているとすぐに、風よって飛ばされてしまうので、
これはとっても便利です!オススメですよ!(笑)
そして、乾いた羊の毛はこちら
こんなにきれいに
ふわっふわになるのです。
この毛でどんなものを作っているのかは、また後日紹介しますね
きれいさっぱりした羊にぜひ会いにきてくださいね~~!
おまけ
今日も頑張る動物クラブの様子を少しだけご紹介!
キャベツを豪快に切る!!