▼ 副題に「懲りない患者」とついています。糖尿病・高血圧につい
ての多くの著書を持つ田上医師と患者との本音の会話を再現した
本です。
患者との「死を意識」した厳しいやりとりが忠実に文章化されて
います。
「生活習慣病」は自覚症状がないまま病気が進行す
る。だからこそ、病気と密接な関連がある「生活習慣」
を変えようというインセンティブが働かない。なぜイン
センティブが働かないのか、理由は明白である。「生活
習慣」は大部分が「快適習慣」、変えられないのではな
くて変えたくないからである。
▼ 昨年暮れに、尿管結石になったり、人間ドックでひっかかったり
した私は、この部分に同感します。
「変えよう」と口では言っているけど、心の中ではやっぱり「変え
たくない」のです。
「死の四重奏」という言葉をご存知でしょうか?
●肥満 ●糖尿病 ●高血圧 ●高脂血症
の4つのことです。
私は4つとも縁がないと思ってきましたが、どうやら血圧が高そう
です。
他の3つもこれからの食生活で、どうなるかわかりません。
▼ 著者は糖尿病が専門ですので、糖尿病の事例が多く書かれてい
す。
「糖尿病が強く疑われる」有病者は約740万人、「糖
尿病の可能性を否定できない」予備軍が約880万人(
合計1620万人)と推計されている。糖尿病患者の急増
を抑制するためには、専門医によるきめ細かい指導が
必要であるが、糖尿病専門医は3095名(2005年11月)
にすぎない。
そして、糖尿病とガンの関係についても示唆しています。
糖尿病とガンはともに頻度の高い病気であり、両者の
間に何らかの関係が存在するのではないかという報告
は古くから散見された。最近、糖尿病とガンに多くの
共通した要因が存在することが次々と明らかになり、
両者の関係が改めて注目されている。
▼ 著者の病院には「生活習慣病クリニック」が新設されたといいま
す。
「生活習慣」を変えることは難しいです。積み重ねてきたことを
変えることは、かなりの努力が必要です。
実は、私はカイロ整体に通ってもう1年になりますが、この「習
慣」を変えることと闘っています。
姿勢や歩き方・寝方・・・、意識していないと、すぐに今までの姿
に戻ってしまいます。24時間意識するとは言いませんが、常に頭の
片隅に置いておく必要があります。
「生活習慣病」の診療では、変えたくない「生活習
慣」を一歩ずつ改善するためのきめ細かい指導が必
要であり、その積み重ねが合併症の予防につながる
ことは、医療スタッフの誰しもが認めるところであ
る。
これを読んで、改めて自分の生活を見直さざるを得なくなりまし
た。
私のHP「すぐできる読み聞かせ・ゲーム・心の話」もご覧に
なって下さい。
ての多くの著書を持つ田上医師と患者との本音の会話を再現した
本です。
患者との「死を意識」した厳しいやりとりが忠実に文章化されて
います。
「生活習慣病」は自覚症状がないまま病気が進行す
る。だからこそ、病気と密接な関連がある「生活習慣」
を変えようというインセンティブが働かない。なぜイン
センティブが働かないのか、理由は明白である。「生活
習慣」は大部分が「快適習慣」、変えられないのではな
くて変えたくないからである。
▼ 昨年暮れに、尿管結石になったり、人間ドックでひっかかったり
した私は、この部分に同感します。
「変えよう」と口では言っているけど、心の中ではやっぱり「変え
たくない」のです。
「死の四重奏」という言葉をご存知でしょうか?
●肥満 ●糖尿病 ●高血圧 ●高脂血症
の4つのことです。
私は4つとも縁がないと思ってきましたが、どうやら血圧が高そう
です。
他の3つもこれからの食生活で、どうなるかわかりません。
▼ 著者は糖尿病が専門ですので、糖尿病の事例が多く書かれてい
す。
「糖尿病が強く疑われる」有病者は約740万人、「糖
尿病の可能性を否定できない」予備軍が約880万人(
合計1620万人)と推計されている。糖尿病患者の急増
を抑制するためには、専門医によるきめ細かい指導が
必要であるが、糖尿病専門医は3095名(2005年11月)
にすぎない。
そして、糖尿病とガンの関係についても示唆しています。
糖尿病とガンはともに頻度の高い病気であり、両者の
間に何らかの関係が存在するのではないかという報告
は古くから散見された。最近、糖尿病とガンに多くの
共通した要因が存在することが次々と明らかになり、
両者の関係が改めて注目されている。
▼ 著者の病院には「生活習慣病クリニック」が新設されたといいま
す。
「生活習慣」を変えることは難しいです。積み重ねてきたことを
変えることは、かなりの努力が必要です。
実は、私はカイロ整体に通ってもう1年になりますが、この「習
慣」を変えることと闘っています。
姿勢や歩き方・寝方・・・、意識していないと、すぐに今までの姿
に戻ってしまいます。24時間意識するとは言いませんが、常に頭の
片隅に置いておく必要があります。
「生活習慣病」の診療では、変えたくない「生活習
慣」を一歩ずつ改善するためのきめ細かい指導が必
要であり、その積み重ねが合併症の予防につながる
ことは、医療スタッフの誰しもが認めるところであ
る。
これを読んで、改めて自分の生活を見直さざるを得なくなりまし
た。
私のHP「すぐできる読み聞かせ・ゲーム・心の話」もご覧に
なって下さい。