日台友好歌謡祭

【芸能】日台友好歌謡祭：王力宏、張恵妹ら豪華歌手が集結


日本と台湾を代表する歌手が集結する「同一首歌2005日中友好歌謡祭」が29日、東京国際フォーラムで開催された。台湾でも大人気の日本人女優、酒井法子や歌手の夏川りみ、台湾の人気歌手、王力宏（ワン・リーホン）や張恵妹（アーメイ）らが登場し、会場を盛り上げた。
　

　日本にも多くのファンを持つワン・リーホンは、「龍的傳人」や「唯一」などヒットソングを熱唱。日本側の司会者である北川えりが北京語で「我想問一下、好〓？（ちょっと質問してもいいですか？）」と質問すると、「好！」と甘い声で返事。（〓は口偏に馬）

　「日本語はどうですか？」と聞かれると、会場から「很好（とっても上手）」という声も。「とっても難しいけど、もっと頑張りたいです」と意気込みをみせた。ワン・リーホンの姿を一目でも見たいというファンが前方の席に殺到したり、花束をステージに投げるファンもいた。

　アーメイは、「姐妹」や「聴海」などを熱唱。「日本の盆踊りが好き」という彼女は、「おどり、おどるな～ら～」と得意？の「東京音頭」も披露し、軽やかな歌声とダンスで会場を沸かせた。

　酒井法子は、台湾人にもお馴染みの「碧いうさぎ」を熱唱。「ドラマや映画でも、中国のみなさんとご一緒させて頂きたいです！」とコメントし、司会者の中国人蔡国慶（ツァイ・グオチン）の「3回目の友好歌謡祭では、『同一首歌』を一緒に歌ってください」というラブコールにも笑顔で応えていた。

　なお、「同一首歌」は中国で毎週末のゴールデンタイムに放送される大型歌謡番組。今回の東京公演のもようは、同番組内で放送される予定だ。（編集担当：田村まどか・恩田有紀）