
今のお仕事は台湾ドラマ。
台湾の中国語は、標準発音に比べて訛っているので、役者さんたちの中にも「這是事実」を「つぇーすーすーすー」と言ったり、「在家」を「じゃいじゃー」と言っている方がおられます。
そんな中、お1人だけ、すばらしい北方発音をされている女優さんが…。
林秀君という50歳くらいの方。
きれいな方で、検索して若かりし頃のお姿を見たら、やはりかなりの美人でいらっしゃる。外省人だとは思いますが、ここまで美しい発音をするということは、ひょっとして京劇の素養があるとか?
「朋友」を「ぽんよう」じゃなく「ぱんよう」とおっしゃるし、何より驚いたのは、軽声を使うこと。
台湾の役者さんできれいな発音をされる方でも、こんなに軽声を使う方は珍しいと思います。だから「えっ?」と思ったのですが、もしやこの方、外省人じゃなくて、ご自身が大陸・東北地方育ち?
いずれにせよ、この方が出てきてしゃべると、場面がぐっと引き締まります。出番が楽しみです。
前にも書きましたが私が20年ほど前、香港中文大で学んだ時は、ほとんど「文法より発音!」というくらい発音に厳しくて。軽声はもちろん、er化を忘れると注意されたものです。そんな訳で私は今も、イチゴ(草莓)や歯ブラシ(牙刷)や映画(電影)など、すべて語尾にerをつけて発音します。そう発音しないと「間違い」として言い直さされてたので、しみついてしまっています。
軽声に関しても、言えないと直されていたので、面倒になって、軽声くさい(?)単語はすべて軽声で読んだりして、逆に「違う、今のは軽声にしてはいけない」と注意されたり。
今思うと、なぜ当時の先生方は、あんなに発音に厳しかったのかな…。

つぁおめぃゃ~?
名古屋弁みたい・・・・・
まじですか・・・・
笑える。
名古屋~
たしかに「つぁみゃー」かもしれません。
他にも門口、劇本、字、など全部「er」つけて発音。あそこまで先生方がこだわった訳は…??
shinさんは私より8年ほどあとに
中文で学ばれたのかな?
そのころはもう、あまり北方発音に厳しくなかったのでしょうか…。
言われりゃそんなにうるさくなかったっすね。
どーしゃおちえん。を
どぉrあぁrちえん。てモロに発音する先生いましたけど・・・
shinは94年くらいからっす。
むふ。
L先生の口癖は、「普通話、以捲舌音和軽声為特色」で、普通に「写字(シエーズー)」って言ったらダメ出し。「字rr」じゃないと。当時は「そうなのか」と思ってその通り発音してましたが、今思うと「何もそこまで」ですよねー。
私の言っている先生は、あだ名は…、
おっとやめておこう