何遠亭

未だ之を思わざるなり、
夫れ何の遠きことか之有らん
          孔子の論語より

Takamiy ソロライブ2012まとめ。

2012年09月04日 00時49分54秒 | THE ALFEE
毎夏恒例になって来たタカミーのソロ活動。
今年のライブは大阪・静岡・東京のホール3公演。まさに光の速さで終わってしまいました。

初日。新大阪に着いた時は青空だったのに、ホテルに向かおうとした途端にバラバラと降り出した雨が凄い雷を伴って大荒れに。
ビッショリになった服を乾かしつつ、テレビで次から次へと流れる近畿地区の竜巻注意報。
これまで聞いた事のない切り裂くような雷の音と吹き荒れる雨…
ホールにも関わらず、ライブ出来るかな…停電しないかなと心配になりました。
2時間半で何とか雷も止んで、雨も小康状態になったので、無事にオリックス劇場に行けましたが…
後日、棚瀬マネのお話では楽屋が浸水したそうです。

巨大アイスラッガー(ダブル)を上方に掲げて、ウルトラマンセブンをモチーフにしたゲートからタカミーが登場。
『ULTRA STELL』のイントロで、今回フル参加のマーティ・フリードマンがステージ前方に飛び出し奏でるギターに思わず乗り出す。
何かを考える前に、拳を振りまくっていた。
ツアーの初日は力の入れどころが自分でも計れず、この一曲で半分位使ってしまったかのような気がした(笑)
それからようやく段々メタルのノリを思い出し、ヘドバン(自分ではしてるつもりなんだけど)して、拳振って、ヘドバンしながら拳を振って。
ヘドバンしてるとメンバーが見えなくて、ちょっと葛藤(苦笑)

怒涛の数曲の後、ギタリスト達はステージを降り、タカミーは赤いマントを外してステージに戻る。
東京では、その間サポート3人がジャズっぽいインストを奏でた。戻って来たタカミー「『つ・な・ぎ』という曲をお送りしました。」
サブタイトルは『タカミーがマントを外す間に』だったかな(笑)
「4人がいないとちょっと寂しいな。」

今では廃盤になってしまったソロファーストアルバム『主義-Ism:』
「プロデューサーが4人もいたんだよ。バブリーな時代だったんだね」今回のサポートギタリスト4人も凄いと思うけどな~。
3ヶ月位ロンドンで一人…寂しかったみたいです(笑)
続きも作る予定だったそうですが、レコード会社が倒産してしまった。でも14年後にまた始められるってやっぱり凄い。
『2時間だけのハネムーン』タカミー曰く、とっても都合のいい詞だけど、ムーディな感じの雰囲気が好き。
メタルのオンパレードじゃなくて、間にミディアムな曲が入るとちょっとホッしたりして。
『Ism:』の頃から段々激しくなっている。「普通は逆だけどな」って笑う。
『Blood of Eternal』も好きだ。儚くて物悲しくて、せつなくて…。

ギタリスト4人を二人ずつ、Aセット・Bセットとしてステージに呼ぶ。
AセットはKOJI君とルークさん。KOJI君の髪が風になびいているのを見て「どうしてお前だけ風が当たってるんだよ」とタカミーが突っ込む。
東京では「今日は風が吹いてないな」って、そういう事は覚えてる。困ってるKOJI君を面白がってるだけなんだろうけど。
演奏したのは『まほろば』さださんの生誕祭バージョン。「ご本人にまだ許可を得ていないけど、後でメールします」と。
その後、静岡では「まだ返事が来ていません」と云っていましたが、東京では「二日前に返事が来て『保存箱に入ってた』」と。
さださんも忙しいだろうから…。

BセットはANCHANGとマーティ。ANCHINGを「肉の塊」とタカミーが云うので、自分のイメージも「肉」になってしまいました(笑)
マーティとの会話が今回のツアーの中でも楽しかった♪
「日本語でメールすると、ちゃんと日本語で返って来るんだよ。英語でメールすると、ドドドッって英語で返って来る(笑)」
マーティとタカミーの共通点が解ったそうで…二人共ギターの弦が張れない。これにはみんなビックリ。「張った事ないよ」ってマーティ。おいおい~。
その上「ストラップも付けられない」って云ったら、「俺も俺も!」って嬉しそうなタカミー。ギタリストって…(笑)
静岡では好きな日本食の話をしてた。マーティはお寿司が好きで、特に赤身。光物も大丈夫。鰻も好き。
(静岡公演ではタカミーはいつも食べる白焼きが食べられなくて、かば焼きを食べたそう)
笑ったのは、「月に一度はマックを食べないと死んじゃう!」って、アメリカに比べて日本のマックは写真通りだそうで…果てしてそうかな。
卵は苦手のようです。「静岡にも美味しい寿司屋があるんだよ」って云ってたけど、みんなで行ったのかな?
東京では漢字が好きという話。でも「どんな漢字が好き?」って聞かれたら、「ないよ。そんなのある訳ないじゃん!!」って。
ちなみにタカミーは『愛』と云ってましたが…いきなり振られたANCHANGも「ぼ、僕も『愛』です!」ホントは『肉』っぽい。
『新堂本兄弟』のゲストミュージシャンで、松山からわざわざ来てくれたというANCHANG。良い人です。彼のヘドバンは芸術です!
Bセットで演奏したのは『Techno Glamorous』個人的には今回のツアーの中では一番ドキドキした時間でした☆
言葉のない世界で奏でられる音達が、主張しながら交差する楽しさにワクワクしまくりなのです。

そして、また4人のギタリストが勢揃いして本篇エンディングへ。

アンコールは『Cherie』『へびめたバケーション』と来たところで、
「これが一番盛り上がるのはちょっと不本意なんだけど」のカバー曲。今年はまさかの?『渚のシンドバッド』
モロリアルタイムで踊っていた世代が多いであろう客席(笑)盛り上がりました☆懐かしい!!覚えてるもんだ。
多分ステージから観てたら、ピンクレディーのライブみたいだったろうな。
静岡ではタカミーも♪セクシ~のフリ(笑)

アンコールの衣装は、ウルトラセブン&ゼロをモチーフにしている。勿論円谷プロ公認。
そして、ギターもウルトラマンセブンバージョン☆ヘッドにはアイスラッガー!しかも取り外し可って投げるんかい~(笑)
静岡と東京では『ウルトラマンセブンの歌』。覚えてるもんだね~。
そしてスペシャルゲスト登場☆ウルトラマンセブン&ゼロ親子。
東京公演には来てくれるって聞いていたのですが、大阪にも来てくれました☆
曲は勿論『ULTRA STELL』ハンドマイクを持ったタカミーとステージ前方で盛り上げる盛り上げる(笑)
拳振ったり、手拍子したり、ヘドバンしたり。時々二人で顔を見合わせて頷いたりして、ドラマも見せつつ…キメポーズ☆
途中からセブンギターを抱えたタカミーもしっかりスペシウム光線。(光線名はウルトラマンによって違うらしい)
東京ではなんと、エレキングも登場してセブン親子とバトルを展開☆ステージはウルトラマンショーに変身。
(エレキングってもっと黄色かったような…って思って、ウィキで調べたら撮影中に変色したとか)
これが結構な迫力で、セブン親子でエレキングにWブレーンバスター!!凄過ぎ!!
しかも最後はタカミーと3人でエレキングにスペシウム光線。凄い画でしたが、ちょっとエレキング可哀想だったかな…。
タカミーは「広島のウルトラマンVSアルフィーのトラウマが今日払拭されました。」って云ってたけど、
皆がセブン達を観ていたのがちょっとショックだったよう…「目の前に自分がいるのに皆横向いてて」って、新しいトラウマになったりして?

『騒音おばさんVS高音おじさん』エンジェルギターの5人囃子は凄く楽しそうでした☆
代わる代わるメインギターを弾き、KOJI君が背中でギターを弾くと、タカミーとマーティが「弾ける?」「ムリムリ」ってやり取りしてる。
ルークさんが弾き、ANCHINGが弾き、「ムリムリ」って云ってたタカミーも、思わず後ろを向いて背中にギターを…やりたくなったんだろうな(笑)

2度目のアンコールはキラキラのスーツ。
新曲『グロリアス』は今のタカミーの思いが沢山込められている。
勝手な解釈だけど、『ROCKDOM』の延長線上にある唄だと思った。
『ROCKDOM』では「俺たちの時代を忘れないで」と唄っていた。
『グロリアス』で「今もここで愛を唄っている」「変わらず夢を叫んでいる」と唄う。等身大のタカミーそのままに。

「ソロではファンタジックなものをテーマにしているけれど、結構リアルな事を唄っている」という話もしていた。
そして「自分の唄がみんなの足元や行く先を照らす一筋の光であって欲しい」と。
「ソロ活動はアルフィーを長く続ける為」そう云い切ってくれるけど、気持ちがソロに向かってるな~って感じるとちょっと複雑にもなる。
でも、幸ちゃんにしても、タカミーにしても、ソロ活動をしてくれる事で、自分も思いがけない出逢いがあったり、
感動する事があったりで、アルフィーに出逢えて良かった!!って想いが何倍にもなる。
まさか、ヘドバンするなんて自分の人生にはあり得なかっただろうし(笑)
来年も楽しみにしています♪


…ベースは勿論大桃さんで(笑)
静岡で遅刻したこと暴露されて、タカミーにいじられてた大桃さん、可愛かった☆
ご本人もブログに書いていたけれど、あれからお茶目な姿も沢山観る事が出来て嬉しかったな~。
タカミーのサポートメンバーになって、ファンになりました。パフォーマンスもベースラインも好きです♪
真摯な言葉で綴られた彼のブログも是非読んで下さい。
ウッドベースを弾く大桃さんも観に行かなくちゃ。

私はやっぱりベーシストが好きみたいです(笑)


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