微笑み

マルニホームにて整理収納アドバイザーをしています。

雨の名前

2019年06月28日 | 日記
青葉に降りそそぐ雨を

「翠雨」

日照り続きの後に降る喜びの雨を

「喜雨」

草木を潤す、しとしとした雨を

「甘雨」

穀物の成長を促す雨を

「穀雨」

7月6日、七夕の前日

彦星が織姫に会うときに乗る牛車を洗う雨の名を

「洗車雨」

七夕に降る雨は

彦星と織姫が流す涙で

「催涙雨」と呼ぶそうです

今年の七夕の日は
小学校1年生から中学3年生まで

ピアノを教えて下さった恩師の絵画展で

恩師と一緒に恩師の描いた絵を見る予定です

先生は今年はどんな絵をかいたのだろう



昨年初めて恩師の絵画展に行き

先生と一緒に絵の前に立った時

私は泣いてしまいました

先生の絵は玉ねぎでした

玉ねぎ一つ描くのにどれほど費やしたのかと思うほど

一つ一つに心が込めらていました

玉ねぎは30個ほど。

私が先生のレッスンを離れて33年

私の33年が思い浮かび

先生の33年間も脳裏に描きました

玉ねぎは絵なのに涙がでてしまいました

こんな涙の事を
昔の人はなんて名づけたのかなと思います

今年は七夕に先生とお会いする事が

とても楽しみです

七夕に降る雨の名は「催涙雨」

もしも本当に七夕に雨が降ったなら

先生と一緒に眺める「催涙雨」は

どんな気持ちなのだろう