この道

最近、車を運転しながらよく聞いている曲は

北原白秋作詞の「この道」


北原白秋作詞の歌で小さい頃から好きだった曲は

「雨ふり」「ゆりかご」に「ペチカ」


北原白秋と山田耕筰が作り上げる曲はどれも

言葉では表せない心地よいリズムで

どこか懐かしく、そしてあたたかい。


この不思議などこにもないリズムはなんだろう

生きている心臓の鼓動のような。


高村光太郎は北原白秋の作品を

「色が匂う」といった

さすがに詩人の言葉だなと思った


悲しみや絶望に打ち勝つすべがある事を

童謡の世界に描いてくれた白秋に

私は今、とても救われている


「この道」

この道は　いつか来た道
ああそうだよ
あかしやの花が咲いてる

この丘は　いつか来た丘
ああそうだよ
ほら　白い時計台だよ

この道は　いつか来た道
ああそうだよ
お母様と　馬車で行ったよ

あの雲も　いつか見た雲
ああそうだよ
山査子の枝も　たれてる